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■案件獲得からデリバリーまで管轄するITコンサルタント
― 現在の主なお仕事について教えてください
RPA導入コンサルティング、海外との共同プロジェクトの推進、ECサイトのリニューアル案件のPMO、顧客向けの各種提案活動など、部門の垣根を超え、さまざまな案件に関与しています。IoT、RPA、WEBなど、個々のソリューションは異なるのですが、企業のデジタル化を支援するという点は共通しています。
― その中でITコンサルタントの役割はどういうことをするのでしょうか?
大まかにいうと、お客様のぼんやりした構想や課題をヒアリングしながら、「こういうソリューションに落としていきましょう」、「このようにプロジェクトを進めましょう」など、具体化の支援を行うイメージです。企画設計から実装まで責任を持ってカバーしていく立場ですね。セールスとも一部役割が重なりますが、案件獲得だけではなく、その後のプロジェクト進行にずっと関わっていくのが役割となりますね。
― アジアクエストにとってITコンサルタントの採用は、始まったばかりなんですよね?
はい。これまでもコンサルタント的な役割でお客様に接することはありましたが、ITコンサルタントという職種が新設され、会社としてコンサルティング領域を強化していくフェーズに突入しています。
― コンサルティングはどういう場面で関わることが多いのでしょうか?
以前はお客様が『やりたいこと』を具体的に持っていて、その要望に合わせ、システム構築を行う形の支援が求められていました。ただ最近は環境変化が早く、お客様も『やりたいこと』がよく見えていない状況が多くなりつつあると感じています。そのため、ITの専門家として、「これを使うといいです」、「こう考えていった方がいいですよ」というような企画段階からの提案力やプロジェクトを推進する力などがITコンサルタントには求められてきています。
― 以前からコンサルティングをなされていたのですか?
はい。前職では大手企業の基幹システム導入、新規事業立ち上げに伴うシステム基盤の設計・構築、業務改革プロジェクトなど、ITを基軸としたコンサルティング経験を重ねていました。また、自社の方法論をもとにした外部研修の企画〜講師を務めていたこともあります。エンジニアとしての開発経験はないのですが、エンジニアの人が何を思っているか、何を伝えようとしているのかは理解できるように勉強はしました。全体のプロジェクトマネジメントを行う際に、技術面の進捗把握ができるレベルは必要でしたからね。
■事業の最前線でコンサルティング経験を発揮できる環境に惹かれて転職
― そういう経験を重ねられた中で、なぜアジアクエストに転職されたのでしょうか?
企画力 × 実装力を兼ね備えた会社だと感じたからです。前職はコンサル会社だったので要件定義などのいわゆる上流フェーズの経験はしやすかったのですが、システムの開発自体は他の会社にお任せせざるを得ず、プロジェクトの最初から最後までお客様に価値を届け続けることが難しいというジレンマを感じていました。その頃に知人の紹介でアジアクエストのことを知り、転職を考えるようになりました。
― そこから面接に進まれたのですね
はい。面接で社長と話したのも、入社の決め手の一つになりました。「従来のSIではなくてDI、デジタルインテグレーターとしてのNo1を目指します」という明確なメッセージが自分の心には響きましたね。ここまで明確に言い切る会社は他に聞いたことがなかったんです。だから、この領域で一番を取りにいくところに自分も参画し、ぜひそれを実現させたいと思いました。さらに「事業推進のチームづくりをお願いしたい。これまでやってきた経験の中で、きっと貢献してもらえるから」と具体的に言ってもらえたのも、決断の後押しになりました。
― 成長フェーズのベンチャーだからこそ、やれる領域がいくらでもある環境というのは魅力的ですね
そうですね。自分の得意領域のプロジェクトだけではなく、他部門の支援、事業立ち上げも経験できています。また、入社する先は、スピード感を持って動ける会社がいいと思っていたのもありました。アジアクエストはまさにそういう環境です。実際に入社してもそれは体感しています。スピードに対する意識は高いし、経営陣のメッセージも明確で、それが浸透しているのを入社当初から感じています。
― これまでのコンサルティング経験がまさに活かせる場になっていますか?
そうですね。お客様との関係構築、プロジェクトの進捗・課題管理、要件の取り纏めなどはこれまでの経験をそのまま活かせています。また、これまでに経験したことがない技術を取り扱うことも多いのですが、エンジニアメンバーの専門性や個性を把握して、プロジェクト全体としてうまく進めることも共通していますね。
■エンジニアの価値を高め、アジアクエストの未来に貢献していきたい
― 実際今、プロジェクトに入って動いていらっしゃるのですね?
はい。RPA導入プロジェクト、海外との共同プロジェクト(IoT、ビッグデータ)に参画し、プロジェクトマネジメントを中心に担当しています。あともう一点、社内のコンサルティングチームを立ち上げるところも手掛けています。デジタルトランスフォーメーション(DX)を再定義し、お客様やパートナーに明確に打ち出していけるようなメッセージをちょうど今、議論しています。
― アジアクエストにとって、コンサルティング経歴の人はあまりいなかったと思うのですが、これからの変化が楽しみですね
コンサルティングという形でプロジェクトの上流に入るほど、エンジニアの価値を高めることにも貢献できると思っています。ですので、私の経験と他のメンバーの経験を重ねて、成果に繋げていきたいですね。さらに全社的に力を入れているデジタルトランスフォーメーション(DX)の先駆的な事例をつくりだし、「デジタルインテグレーターといったらアジアクエスト、その中核メンバーに奈良がいる」というように、業界や社会にインパクトを出していけたらと考えています。
― コンサルティング領域が拡大していくなか、アジアクエストに興味を持った方にメッセージをお願いします
新しいことが好きな人は、何でも挑戦できるおもしろい環境だと思います。情報を得たら即実践に移すことができるスピード感もありますからね。コンサルティングを行うにあたり、対人能力的な部分は必要だと思うので、そこに長けた人が来てくれたら心強いです。