anveil ミッション「うつくしいお店を、助け残すこと。」 店舗支援にかける想いとは?代表インタビュー | 株式会社anveil
こんにちは。anveil PRです。今回は、anveilの代表である音田康一郎へのインタビュー。家具D2Cブランドkanademonoを起業後、anveilを立ち上げた音田康一郎。anveilが...
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こんにちは。anveil PRです。
今回は、anveilの代表であり、PIECE OF SIGN のブランド責任者でもある音田康一郎に、「店舗の誕生から成熟まで──PIECE OF SIGNの多角展開戦略」についてお話を伺いました。
PIECE OF SIGN は、創業当初より「うつくしいお店を助け、残す」というビジョンを掲げ、看板・表札といった“店舗の顔”となるプロダクトを展開してきました。
現在ではグローバル市場にも積極的に展開し、ブランド売上の3割超を海外が占めるまでに成長しています。今後は、国内外で店舗什器やパッケージなど店舗運営を支えるあらゆるプロダクトを展開していく予定です。
では、なぜPIECE OF SIGNはここまで幅広いフェーズと領域に展開できるのか?
なぜ多くのブランドがプロダクト単体で終わる中、PIECE OF SIGNは“ゆりかごから成熟まで”を総合的に支えるブランドになれるのか?
店舗運営に寄り添い続けるPIECE OF SIGNのブランドの戦略と思考を、ぜひご覧ください。
PIECE OF SIGNはこれまで、主に「看板・サイン」や「表札」といったプロダクトを通して、店舗の開業時に必要な“顔”づくりを支援してきました。
ただ、私たちが見据えているのは、単発のプロダクトの提供ではありません。
ブランドとして、店舗の「ゆりかご」から「成熟」まで、すべてのフェーズに寄り添える存在になること──これが、次のチャプターに進む指標です。
一般的に「ブランドの成長戦略」というと、新しいカテゴリへの進出や価格帯の拡張などが想起されますが、PIECE OF SIGNの戦略は少し異なります。
私たちは、「店舗」にもライフステージがあると捉えています。
法人設立前の“誕生前”からスタートし、開業、運営、そして成長・成熟と進む中で、店舗にはそれぞれのフェーズに応じた課題やニーズが存在しています。
それは例えば、以下のようなものです。
【 創業時 】
・ハンコや表札の購入
・資金調達(借入・補助金)
・物件契約などの初期手続き
・開店準備
・内装設計や什器・家具の導入
・卓上小什器や備品類、看板・サインの整備
・パッケージや副資材の調達
【 成熟期 】・備品の追加購入や資材の繰り返し仕入れ
このように、各フェーズで必ず必要なプロダクトが発生するにもかかわらず、多くの商品は「単発」で終わり、せっかく得た顧客接点が活かしきれないままになっているのが現状です。
PIECE OF SIGNは、この「フェーズごとの”プロダクト需要」に着目し、プロダクトの守備範囲を広げる方針をとっています。
たとえば、「表札」や「ハンコ」は、創業フェーズにおける“最初の接点”として非常に重要です。
これらはいわばフック商材であり、ここでPIECE OF SIGNを知ってもらえれば、その後の看板や什器、備品、資材などのプロダクトもスムーズに購入してもらえます。
また卓上什器や備品類は、開業後の運営に伴い追加購入が見込めるプロダクトなので、定期的に発生する“繰り返し購買”のタッチポイントになります。
こうした商材群は、CRM戦略の中核として、LTVを支える存在にもなり得ます。
私たちはすべてのアイテムを「売上目的」で設計してはいるわけではありません。それぞれのプロダクトに明確な“役割”があります。
主な役割は以下の表にある通りです。
つまり、それぞれのアイテムがPIECE OF SIGNのビジネスモデルの中で戦略的なポジションを担っているのです。
PIECE OF SIGNのプロダクトは、単に“デザイン性が高い”というだけではありません。
SNSやGoogleマップといったビジュアル中心のメディア露出を前提に、店舗の世界観やブランド力を伝える”アイデンティティの一部”として機能するよう設計されています。特に「名入れ」に力を入れているのはそのためです。
写真や動画で切り取られた時、その1枚が店舗のブランディングを助ける──そんな設計思想が、すべてのプロダクトに通底しています。
PIECE OF SIGNの目指す姿は、単に看板や表札をつくるブランドではありません。
各領域にプロダクト責任者を置き、店舗運営の全フェーズに寄り添うブランドへと進化します。
さらに、そこでのお客さんとの出会いと信頼をもとに、次は「ITサービスも含めたスモールビジネス支援」を展開していく予定です。
並行して、2025年中には北米を中心としたグローバル拠点の設置も予定しており、現段階で既に全体売上の30%を超える海外事業も、同じ「ゆりかごから成熟まで」の戦略で拡大していきます。
” うつくしいお店を助け、残す。 ”
PIECE OF SIGNは この理念のもと、単なるプロダクトブランドでは終わらない、店舗の成長に“ずっと寄り添えるブランド”であり続けます。