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次はチーム全員で壇上に立ちたい。新卒2年目、北信越支社長の挑戦

こんにちは、タイミーの採用広報を担当しているサイトウです。今回はタイミーの23年度表彰で審査員特別賞を受賞された川本健太さんにインタビューを実施しました!
川本さんは、22年の新卒入社後、北信越支社の立ち上げに参加。支社長として長野・新潟を中心に企業課題を解決するために邁進しています。今回は、審査員特別賞を獲得した背景や仕事において大切にされているポイントをご紹介します。

※この記事は2023年11月21日時点のものです。
※noteからの転載です。
※川本さんの記事はこちらもご覧ください。


「タイミーを全国に広げたい」支社立ち上げにこだわった根底の想い

— この度は、審査員特別賞おめでとうございます!率直に今のお気持ちをお聞かせください。

ありがとうございます。まさかノミネートされるとは思っていなかったので口から心臓が飛び出るほどドキドキしましたし、名前を呼んでいただけたときは本当に嬉しかったです。ただ、喜びの反面、来期へのプレッシャーが大きくて恐怖もありますね(笑)。



— まずは、川本さんがタイミーに入社した理由について教えてください。

僕は、当時立ち上がったばかりの九州支社に学生インターンとしてジョインしたのがスタートです。
当時の九州支社長が、「求める人材は、ガッツがあってやる気がある泥臭い人!」と言っていて、この会社は何かが違うと胸に響いたんです。

もともと大学を半年間休学し、ベトナムでのインターンシップに参加していたこともあり、自分の手で市場を作っていく面白さを体感していましたし、もっとそのスキルを高めていきたいと思っていました。タイミーでなら、学生でありながら裁量を持って働くことができるかなと思いました。

— その後、そのまま新卒として入社されたのですね。就職活動はされたんですか?

はい。タイミーは大好きだったのですが、自分の視野を広げようと人材系ベンチャー企業を中心に就職活動を行っていました。会社選びの軸は2つあって、1つは「若手でも裁量大きく仕事ができること」。もう1つは「同じぐらい熱量をもった仲間たちがいること」でした。

内定をいただいた企業もあったのですが、タイミーでは早い段階からフィールドセールスとして重要な商談を任せてもらえていましたし、何よりも「タイミーを全国に広げていこう!」と本気で信じて熱く働いている人たちばかりだったんです。いろいろな会社を見たからこそ、やっぱりタイミーが好きだし、この会社で自分はもっと挑戦していきたい——。そう思って引き続き、タイミーで働くことを決意しました。

— 九州支社で活躍されていたわけですが、北信越支社の立ち上げに携わることになったのはなぜなのでしょうか。

やっぱり、「全国の人たちにタイミーのことを知ってほしい」という気持ちからです。主要都市でのタイミー導入率は右肩上がりですが、エリアにおいてはまだまだ道半ばです。
常々、「タイミーを活用いただくことで、事業者様の売り上げに貢献できるだけでなく、地域の活性化にもつながるはず」と信じていたので、このサービスを自らの手で全国に広げていきたいという想いがあったんです。

あとは、立ち上げ当初の九州支社が成長していく様子を肌で感じていたことも大きかったと思います。

最初は九州エリアでのタイミー認知度は低かったのですが、チーム一丸となってタイミーを導入いただく事業者様を開拓し、働けるワーカーさんを広げていくことに熱くなっていたし、支社長の戦略や考えに触れてる中で、「いつかは自分も支社の立ち上げに携わってみたい」という気持ちが強くなっていたんです。



実は、一度東北支社を立ち上げることになった際に、「やってみたい」と手を上げたんです。でも、当時の副社長から「健太、全然準備できてないだろ」と言われて(笑)。

その時は、ただ気持ちだけが先行してしまって、自分のスキルや実績は追いついてなかった。自分の不足部分を指摘されて、恥ずかしかったのと同時に、「絶対にいつか立ち上げをやってやろう!」という闘志が湧きましたね。

— 常に立ち上げに携わりたいと意識されていたんですね!ちなみに、その実現に向けて意識して取り組まれていたことってあったんですか?

そうですね、これはインターン生時代から意識していたことでしたが、「上の役職の方の仕事を巻き取る」ことは積極的にやっていました。

例えば、部長や支社長の仕事を手伝うことで、経営や戦略を担う人たちはどのような視点で仕事をしているのか、少なからず見えることがあります。もちろん、自分自身の実績をきちんと出してプレイヤーとして信頼してもらうことは必須ですが、「こういうことをやりたいんです」「やらせてください」と自ら仕事を取りに行くことは重要だと思っていますね。



新人支社長として挫折の日々。たどり着いたのは「仲間に頼る」こと

— そこから、北信越の立ち上げメンバーとなり、支社長になったのですね。現在はどのようなお仕事をされているのですか?

現在は、新潟県・長野県を中心とした北信越エリアのタイミー導入拡大がミッションです。

支社長として、中長期の戦略を立て、それを遂行するためのスケジュールを計画したり、企業課題を抽出してアプローチするための戦術を考えたりしていますね。また、自ら事業者の新規開拓から商談といったCSM(カスタマーサクセス/営業)としての顧客対応も行っています。

組織づくりの観点では、各メンバーの評価やフィードバック、ビジョン浸透なども大切な仕事です。北信越支社は、長野と新潟に拠点を構えていますので数週間ごとに拠点を行き来し、メンバーをサポートするようにしています。

— その中で、特に重点を置いていたことはありますか。

広い北信越エリアに対して営業の人数はまだまだ足りません。さらに支社では自分たちでマーケティングを行うこともあります。

そこで、社外とのコネクションを増やす活動を重要視していました。



例えば、テレビ局の方を紹介してもらったり、そこから農家や市議会議員、地場企業の代表……など、営業活動と同時にネットワークを広げることに注力していました。まずはそのエリアのことを深く知ること。そうすれば、新たな事業者をご紹介いただけますし、さらに次につながります。とにかく、現場に赴いて、人と出会い、地域と関わることに重きを置いていました。

僕はこれまでメンバーとしてガツガツ営業をしていたので、マネジメントはまったくの未経験。今はまだまだ指導者として完璧ではありません。だからこそ、自分ができることは何かを考え、誰よりも多く現場に出て「背中で組織を引っ張る」ことを意識して動いていました。今年頑張っていたのは主にその部分ですね。

— そのような努力が、審査員特別賞の獲得につながったと聞いています。反対に辛かった時期や挫折体験などはなかったのでしょうか。

毎日が刺激的で楽しいのですが、唯一しんどかったのがちょうど下半期がスタートした今年の5月頃でした。エリアが一堂に会する総会が開催されたのですが、そこで発表する組織戦略が作れない。支社長としてのスキルが足りない。でも、商談にも行かないといけない……。短期の売り上げに追われて、長期的な視点が欠けている歯痒さもあり、自分のスキルが追いついていない状態に陥ってしまいました。

それに加え、組織が拡大してリーダーに一部を任せるようになると、一人の作業時間が増える一方、メンバーとのコミュニケーションが減り、悶々とするようになったんです。

僕は、事業に、メンバーに向き合えているのか、そして顧客に向き合っているのか——。支社長として何ができているんだろう?と、しんどい時期を過ごしていました。

— それをどのように乗り越えていったのでしょう。

エリア統括部長など、多くの先輩たちに「自分は何ができるんでしょうか?」と相談にのっていただきました。話を聞いてもらううちに、自分の仕事のスタンスが明確になったんです。



僕は何事に対しても、「自分でやりたい」と思うタイプ。決してメンバーを信頼してないわけではないのですが、自分が伸びないと組織は伸びない。自分のできることが増えれば組織としてもできることが増えると信じていました。

しかし、それは強みでもあるが、どれも中途半端になってしまうのだと教えていただいたのです。

それに気がついてから、役割を明確にして、メンバー個々の得意とするものを任せられるようになりました。支社として目指すべき方向性を示して、リーダーと密にコミュニケーションをとることで組織の目線があっていく感覚を味わうことができて。背負っていた緊張から解放されてからは、支社長として仕事がさらに楽しくなっていきました。

— 順調に成長してきた北信越エリアですが、縁もゆかりもなかったエリアで仕事をするのは大変だったと思いますが……。

もちろん、立ち上げ時は2名でのスタートでしたし、誰も知らない土地で孤独でいっぱいでしたよ。でも、一緒に働く仲間はもちろんのこと、地場の経営者の方たちには本当によくしていただきました。

一緒にお酒を飲んでいる時に、「北信越をもっと盛り上げていきたいんですよ」と熱弁すると、みなさんうんうんと聞いてくれて「やっていこうよ」「協力するぞ」って賛同してくれるんです。僕が描くありたい姿に対して共感・応援してくださるんですね。

そして同時に、みなさんも地元への熱い想いを語ってくださるんです。こんな若造にですよ?

みなさんの話を聞いているとその土地の素晴らしい部分が見えてくるし、みなさんの想いに応えたいという気持ちがますます醸成されていくのを感じて。そんな瞬間がすごく好きですね。

今度は北信越支社として、チームで壇上に立ちたい

— 現状、北信越支社が対峙している課題はどのようなところにありますか。

今は、やっとタイミーの認知が広がってきたタイミング。事業者との接点も取れているものの、まだまだ稼働につながっていません。しかし、人材不足で現場は疲弊している状態で、そのギャップは大きいんです。

タイミーはまさにそのような負を解決することができるプロダクト。

僕たちCSMが本当に届けるべき顧客に対して、課題を見つけ、解決できる提案力をもっと高めていかなければならないと思っています。

一方、働き手側の視点を考えてみると、彼ら彼女らにとっては仕事がないエリアなんですね。以前、この地域のワーカーさんにお話を伺う機会があったのですが、みなさん「選択肢がない」って言っていたんです。求人がなかなかなくて働くことができない。すると、仕事を求めて主要都市に出てしまう。Uターンで戻ってきたものの結局仕事が見つからずにまた戻ってしまう。とてももったいない状態ですよね。

人手が足りないのに、仕事がない——。

この負を僕たちの手で解決していきたいんです。タイミーで働いてもらうきっかけを作り、そこから採用される世界をつくる。その地域の方々の働き口を作ることで「そのエリアに残る」選択肢を作ることができると思っています。24年度は、ワーカーさんに対してもしっかりと舵を振っていきたいです。

— 最後に、川本さんの目標について教えてください。

僕が圧倒的に足りていないのは、育成力です。自分でやりたい人間なので、人に任せるよりもつい自分でやってしまいがちなんですよね。これって支社を担う立場としては改善したい部分だと思っています。支社の全員がハイプレイヤーとして自走できるような育成の仕組みを考えていくことに挑戦したいですね。

今回審査員特別賞をいただいたことで、北信越支社の存在をアピールできたと思っています。今度はチームとしてメンバーと一緒に壇上に立てるように、圧倒的な成果を残したい。他の支社や事業部に負けないように24年度も切磋琢磨し続けていきたいですね。

今集まってくれているメンバーと一緒であれば、絶対に叶えられると自信をもって言えますよ。



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