「今やっているビジネスは、本当に20年後も続いているのだろうか?」――。そんな問いを胸に抱きながら、前職のSIerで営業として活躍していた砂崎健司さん。安定した環境にいながらも、自身の市場価値を高め、もっと顧客と直接向き合える場所を求めていました。お子さんが生まれたばかりの時期に、あえて安定を手放し、スリーシェイクという新しい舞台を選んだ彼の決断とは?ベタなSIer営業が、なぜスタートアップで「最速の意思決定」と「真の顧客貢献」を手に入れられたのか、その挑戦の軌跡を紐解きます。
プロフィール
・砂﨑 健司
・2022年7月入社
・Reckoner事業部 ビジネスチーム フィールドセールス
現在の業務
「Reckoner(レコナー)」というプロダクトを、新規顧客に提案するのがメインの仕事です。企業の規模は特に決まっておらず、従業員50人程の会社から、何万人もいるような大企業まで、幅広い企業とお話ししています。部署も様々です。一日の過ごし方としては、商談が3〜4件くらいあり、新規の顧客との商談もあれば、継続して提案している顧客との打ち合わせもあります。また、売上を増やすためにマーケティングチームと連携したりもしてます。
前職では何をされていましたか?
前職はSIer営業!大規模案件と「泥臭い社内調整」の日々
スリーシェイクは、私にとって2社目の会社になります。前職ではSIerの営業として、約6年間勤めていました 。 主に大企業のお客さん向けに、システムの開発や運用・保守、あとは自治体向けの入札案件なんかも担当していましたね 。 特に製造業に強みがあって、生産管理システムや基幹システム(インフラも含めて)の提案もやってました。
仕事のやりがいとしては、やはり大規模な案件が形になった時に、すごく大きな達成感を感じました。 でも、一番大変だったのは社内での調整でした 。 人月ビジネスなので、顧客から要望が上がってきて、それを持ち帰って、適切な人材をアサインするまでが、もう一苦労なんです 。 開発部門と運用部門みたいに部署が分かれていると、そこをどう繋いで、協力してもらうかが課題で。よくある話ですけど、部署間の仲が悪かったりするんですよね(笑) 。 大規模案件だと、みんな慎重になるし、技術的に自社でできるのかどうかの判断とか、石橋を叩くような感じなので、いろんな部署と調整して、お客さんに提案していくのが大変でした。 ただ、学びとなったことも多くてこの経験を通じ、『自分がどうしたいのか』っていう強い意志を持つことの重要性を学びました 。 それが、社内調整を円滑に進めたり、顧客に響く提案に繋がるんだなって 。この学びは、今の営業活動にもすごく活きています 。
転職を考えたきっかけはなんですか?
「20年後」への疑問と、安定を手放す覚悟
転職を考えた主なきっかけは、シンプルに『今やってるビジネスが20年後も続くのかな?』っていう疑問と、あとは個人としての市場価値をもっと高めたい!っていう強い思いでした 。 漠然とビジネスパーソンとして、もっと自立できるような環境を求めて、スタートアップへの転職を考えるようになっていました 。
もちろん悩みも大きくて、やはり安定した前職から、未知数のスタートアップへ転職するっていうことに対して、すごく悩みました 。 ちょうど子供が生まれたばかりの時期だったので、給料面での不安もありましたし、『これで本当にやっていけるのかな?』って 。 あと、前職での『内向きの調整ばかりで、なかなか外に価値提供できない』っていう悩みも、転職を決めた理由の裏側にはありましたね 。 でも、そういった悩みを乗り越えたからこそ、強い覚悟を持って転職に臨むことができたんだと思ってます 。
なぜスリーシェイクを選ばれましたか?
多彩な事業展開と、まさかの「直感」が決め手
「スリーシェイクを知ったのは、エージェントからの紹介でした 。 スタートアップ企業の中で、SaaSプロダクトを持っている会社を中心に探していたんです。 その中で、スリーシェイクがSecurifyとかReckoner、あとはSREとか、いろんな事業を展開していることに魅力を感じましたね 。 この会社なら、本当に飽きずに自分のやりたいことができるだろうなっていう予感がありました 。
最終的な決め手は、複数内定をもらったんですけど、もう最後は『直感的にスリーシェイクで一番気持ちよく働けそうだな』って感じたことでしたね 。 面接では、ずっと穏やかな雰囲気で、僕を見定めるっていう感じじゃなくって、お互いにしっかりコミュニケーションが取れるなって思いました 。
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入社後に感じたギャップと今のやりがいについて教えてください!
「カオス」だからこそ面白い!ルールを創るやりがいと、圧倒的なスピード感
入社した2022年7月は、ちょうどビジネス本部が立ち上がったばかりの頃で、想像以上に社内体制が整ってなくて、正直『カオス』な状態だったことにギャップを感じました 。 でも、それを逆に面白さとして捉えられたし、自分たちでルールを作っていくことにすごく大きなやりがいを感じましたね 。
業務上では、顧客から『砂崎さんが提案してくれたから、これに決めたよ!』って言われた瞬間に、もう最高のやりがいを感じます 。 特に印象的だったのは、ツルハホールディングス様からの相談ですね。
かなり抽象的な内容だったんですけど、Reckonerで何ができるかを一緒に見つけて、伴走して、結果的に『買います!』って言っていただけたんです。具体的には、店舗情報とアプリの更新同期に関する課題解決を一緒に行いました 。
前職との大きな違いは、『意思決定の速さが圧倒的に違う』ってことですね 。 スリーシェイクでは『これやろう!』って決まったら、営業だけじゃなくマーケティングも含めて、全員がすぐにそれに向かって動き出すスピード感があります 。 経営層の意思決定も速いので、ビジネスのスピードが日々変化しているのを実感していますね 。
社内の雰囲気については、全体的に建設的な議論ができて、お互いに尊敬の念を持って接する、コミュニケーション能力の高い人が多いなって感じています。
休日の過ごし方と趣味
休日はお子様と!草むしりも趣味!?
「休日は、もうもっぱら息子と遊んでることが多いですね 。 最近家を建てたんですけど、嬉しいことに近所にも子供の年齢が近い子がたくさんいて、一緒に遊んだりしてます 。 あと、今は庭の草むしりが大変で、それが止まらなくてしんどいですね(笑)
趣味で言うと、ずっと野球が好きなので、この時期は高校野球をちらっと見たり、プロ野球もよく見てますね 。 あとはYouTubeでお笑い芸人さんの動画を見たりとかとか。
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庭の草むしり中に容赦無く水をかけてくる息子
最後に、応募者へのメッセージをお願いします!
新しい挑戦へ踏み出すあなたへ
転職を迷っている人には、『迷っているなら、まずは一歩踏み出してみる勇気を持ってほしい』って伝えたいですね 。 特に初めて転職する人には、僕自身の経験から言わせてもらうと、覚悟を持って一歩踏み出せば、道は開けるって自信を持って言えます 。
もしスリーシェイクに興味を持ってくれたら、合う人物像としては、ポジティブに議論ができて、相手の意見を自分ごととして捉えられる人がぴったりだと思います 。
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