企業の顔としての役割を担う“広報”という仕事。ブランドの魅力を社会に届けるこのポジションには、社内外との密な連携、柔軟な発想力、そして何より“人の想いを言葉にする力”が求められます。今回は、やる気スイッチグループで広報として活躍する𠮷野 恵子さんに、入社の経緯や業務のリアル、仕事のやりがいについてお話を聞きました。
■ 異業種から広報へ。原点は「好きなことに挑戦する気持ち」
大学卒業後、数年間は役者として活動し、その後、金融系企業に経営企画として入社。2年目に広報部門の立ち上げに関わったことをきっかけに、企業広報のキャリアを歩み始めました。製薬会社での経験を経て、2024年3月にやる気スイッチグループに入社しました。
やる気スイッチグループを選んだ理由は、企業理念に深く共感したからです。学力だけでなく、その子の「好き」や「得意」を見つけて輝かせるという考え方に、自分自身の経験が重なりました。「好きなことがあるから頑張れる」「挑戦できる」——その原体験を多くの子どもたちに届けられる会社の一員になりたいと思ったのです。
■ リリース執筆から社内調整まで、多ブランドを横断する広報の醍醐味
現在は、やる気スイッチグループ全体の企業広報を担当しています。担当領域は広く、プレスリリースの作成、メディア対応、社内会議への参加、各ブランドの広報企画の推進など、多岐にわたります。
朝はTODOリストを確認してからリリースの執筆や確認作業へ。日中はブランド別の会議に出席したり、部署をまたいだプロジェクトの調整をしたりと、社内外の多くの人と関わる日々です。ときにはイベントやウェビナーの司会を担当することもあります。
▼ 広報の難しさとおもしろさ
特に難しいのは、会社が「伝えたいこと」と相手が「知りたいこと」のギャップを埋めること。自社の想いばかりを語りすぎず、届けたい相手にとって“意味のある情報”になっているかどうかを常に意識して言葉を選びます。
また、広報というと取材やリリース対応が中心のように思われがちですが、実は朝礼の司会進行や、FCオーナー向けのニュースレター制作など、“縁の下の力持ち”的な業務も多いんです。だからこそ、「会社のすべてに関わっている」という実感があります。
■ 言葉が届いた瞬間に、広報の価値を実感する
これまでで最も印象に残っているのは、フランチャイジー向けウェビナーの司会を担当したとき。情報発信の意図や流れを考え、言葉を選び、画面越しに気持ちを届ける——そんな体験に多くの反響をいただき、広報としてのやりがいを強く感じました。
また、取材対応後、実際に番組を見た方が「入会のきっかけになった」と報告を受けたときは、自分の仕事がブランドと社会をつなぐ接点になれたと感じました。
■ 少数精鋭の広報チームだからこそ、挑戦できる環境
広報課は少人数で運営されており、年齢やキャリアに関係なくフラットに意見を出し合えるチームです。朝礼やミーティングで日々の業務を確認しながら、困ったことはすぐに相談できる環境があります。
やる気スイッチグループの広報の面白さは、複数のブランドを担当するからこその幅広さにあります。保護者向けの情報発信、教育業界の社会課題に関する取材、こども向けブランドのプロモーションなど、毎日違う視点で言葉を考える必要がある。それが本当に楽しいです。
■ やる気スイッチグループの“想い”を社会に届けたい
今後は、もっと多くの方にやる気スイッチグループの存在を知っていただき、ファンを増やす広報を目指していきたいです。まだまだ広報体制を強化していくフェーズなので、自らアイデアを出し、チャレンジできる仲間を求めています。
■ 「広報って何?」からでも大丈夫。伝える力で未来を変えよう
私自身も最初は「広報ってなんだろう?」という状態からのスタートでした。それでも、日々トライアンドエラーを重ねながら、伝える力や考え方が身についてきたと感じています。
いろんな人と関わるのが好きな方、やったことのないことにも前向きに挑戦したい方、そんな方にぜひ来てほしいです。
一緒に、やる気スイッチグループの想いを社会に届けていきませんか?