「保育士の仕事は、子どもたちの可能性を広げることができる仕事」~INTERVIEW vol.4 Kids Duo International 服部さん~
皆さんこんにちは!株式会社やる気スイッチグループ採用担当の山口です。
やる気スイッチグループが運営するバイリンガル幼児園「Kids Duo International」(KDI)をご存知でしょうか?
KDIでは「自分力を育てるバイリンガル幼児園」というコンセプトのもと、バイリンガル教育・知能教育・運動指導の3つのカリキュラムとライフスキル教育を柱とした、今までにないまったく新しい教育カリキュラムを提供しています。
★Kids Duo International公式HP:http://www.kdi.ac/
KDIで働く保育士さんにスポットライトを当てて、インタビューをしました。
今回インタビューに応じてくださったのは、KDI三鷹(東京都三鷹市)で勤務されている服部麻衣さんです!
ー服部さんは、今年で入社して何年目ですか?
今年で7年目です。KDI三鷹がオープンするタイミングで、バイリンガル保育士として入社しました。
ー確か、学生時代は海外に長く住んでいらっしゃったんですよね。
3歳から12歳までをアメリカで過ごして、その後日本に帰国してからは帰国子女受け入れの私立中学校に通っていました。そこでは国際学級に属していて、ネイティブティーチャーのもと、欧米のカリキュラムで英語を学んでいました。高校時代はイギリスで過ごしまして、大学からはずっと日本に住んでいます。
ーそんなご経歴の中で、保育の道を目指そうと思ったきっかけは何でしたか?
大学時代、外国語学部英語学科に通っていたこともあって英語の勉強を集中してやっていたのですが、当時からずっと英語を教える職業に興味がありました。教員免許を取ることも考えたのですが、中高生に英語を教えるというよりかはもっと小さい年齢の子たちに会話を通して英語を教えていくほうが教え甲斐があるのではないか、と思ったんです。あくまでも生活の中で英語を教えていきたいと思い、小学校入学前の子どもたちへの英語教育に興味を持ったのがきっかけでしたね。KDIのことは知人から紹介してもらって知りました。ちょうど三鷹にKDIがオープンするよ!と聞いて、オープン間近のタイミングで入社しました。
ーそうだったんですね!実際に入社してみて、当時何かギャップを感じたことはありましたか?
ギャップとまでは言わないですが、バイリンガル幼児園なのに想像していた以上に日本の文化を大切にしていて、日本人としてのしつけやライフスキルについてもここまできちんと指導するんだな、という驚きはありましたね。
ー現在入社して丸6年が経ちましたが、麻衣さんが最近KDIについて感じたことを何かひとつ教えてください。
最近になって特に感じたのは、子どもたちの英語力の高さですかね。年少々クラス・年少クラスから通っている子たちは特に英語を聞き取る力や英語で会話する力が高いので、積極的に英語を使って楽しくコミュニケーションを取っているなというのを日々感じることが多いです。
ー英語力の高さというのは、保育士さんたちにも共通して言えることでしょうか?
そうですね。もちろん各自が努力を重ねて習得した結果だとは思いますが、入社当時に比べて英語がすごく上手になったなぁと感じる先生がたくさんいます。全員ではありませんが、最初は保育士として入社したけれど今ではバイリンガル保育士として活躍しているという人も何人もいますよ。 ネイティブ講師とは毎日英語でコミュニケーションを取るので、“英語を使いながら働いている”という実感は日々かなりありますね。
ー服部さんは今どんなポジションでお仕事をされていらっしゃるんですか?
今は教務主任として、園全体の統括や園長先生のサポート、スタッフの育成などを担当しています。
ースタッフ育成の観点において、日頃から心がけていることはありますか?
「違う」という言葉や否定の言葉を使わないようにしていますね。KDIには年齢も経歴も国籍も異なる、いろんな先生が在籍しています。その分さまざまな意見があって当然だと思うんですね。なので、どんな意見が出てきても“確かにそういう風に思う人もいるよね”と考えて、その人の気持ちを尊重して、否定はしないようにしています。
ーひとりひとりの意見を大切にされているんですね。服部さんの今後の目標を教えていただけますでしょうか。
私は現場が好きなので、これからも継続して現場に立って子どもたちを見ていたいという気持ちは強く持っています。ただ、それなりに経験を積んでいくとどうしても現場に立つことが全てではなくなってくるので、日々試行錯誤している中ではありますが今後も教務主任としてしっかりやっていかなければならないと思っています。
ー服部さんが思うKDIの魅力を教えていただきたいです!
KDIの魅力は、さまざまな文化に触れられることですね。あとはKDIの環境そのものが魅力だと思っています。英語を教えるというよりかは、園での生活の中で自然と楽しく英語を学んでいけるんですよね。子どもたちの英語の習得が生活の一部になっているんです。将来どの職業に就いたとしても、英語をツールとして持っていることは、きっといつかその子の力となって役に立ってくれると思うので、子どもたちのいろんな可能性を広げていく手助けが出来ていると実感しながら働けるのも、魅力の一つだと思います。
ー今までで一番印象的だったイベントはどのイベントでしょうか?
本当にどれも印象的すぎて、たくさんあるので一つに絞るのはかなり難しいんですが‥(笑)入社2年目の年の音楽発表会ですかね。入社1年目に年中さんを担当して2年目に年長さんを担当したので、学年持ち上がりで2年連続で同じ学年の担任を持ったんですね。英語力の向上はもちろんなのですが、あの子たちがこんなこともできるようになったんだという驚きや感動があって、強く印象に残っています。
ーKDIでは運動会や音楽発表会のような大きなイベントも開催されていますが、イベント準備において大切なことを教えてください。
イベント準備には計画性が欠かせないと思ってます。各イベントごとに「このイベントに対しては準備時間を〇時間以内に収めてやっていきましょう」といった時間の決まりが予め設定されているんです。なので、その時間数に合わせてやるべきことを決めるようにしています。そうしないと特に入社したての保育士さんは装飾を凝って作ったり、張り切りすぎて準備に時間をかけすぎてしまったりすることが多いので、そこは上手く調整するようにしています。例えば担任の先生だけで作業するのではなくフリーの先生にも手伝ってもらうなど、自分だけで作業を抱え込んでしまうことがないように、配慮しています。“先生たちの負担にならないように”というのはかなり考えられていると思いますね。
ー装飾などを凝りたくなる気持ち、とてもよく分かります‥!でも、時間をかけすぎない為の配慮がきちんとされているんですね!
はい。そういった調整や配慮もあり、昔に比べて残業もだいぶ減ったかなと感じています。もちろんゼロとは言えないですが、もしどうしても残業が発生してしまう場合はダラダラとなんとなく残るのではなく今日は〇分だけ!と前もって決めてから残業することが多いです。 また、絶対に持ち帰り仕事はしないようにKDIとして徹底されています。KDIには決まったカリキュラムが既に用意されているので、自分で1から週案を立てたり計画を考えたりといった準備系の事務ワークが比較的少ないんですよね。なので、そもそも持ち帰り仕事が発生しにくい環境だと思います。
ー決まったカリキュラムがあると安心ですね!KDIにはどんな人が向いていると思いますか?
自分の考えに囚われすぎずいろんな多様性を受け入れて、その違いさえも楽しめる人が向いていると思います。一緒に働くスタッフはもちろん、子どもたちにも本当にさまざまな子がいるので、それを全て受け入れて接していける人が良いんじゃないでしょうか。
ー最後に、このサイトを見てくれている求職者の方に一言メッセージをください!
子どもたちと一緒に“自分らしさ”を発揮して、楽しい園づくりを一緒にしていきましょう!