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皆様こんにちは!すっかり3月になりましたね。3月の初めに起きる大イベントといえば「国際女性デー」です!毎年、シュナイダーでは3月になると女性にまつわる様々なイベントが開催される大事な行事です。最近では、トランプ大統領の発言により、DEIプログラム(Diversity, Equity, Inclusion)が「過激で無駄」という意見が示され、アメリカの大手企業がDEIプログラムの優先順位を下げたり、見直しを行っていますが、シュナイダーエレクトリックでは引き続き、様々なバックグラウンドの方々が働きやすい環境づくりを推進しています。
国際女性デー(International Women's Day)の背景とシュナイダーエレクトリックでの取り組みをシリーズで紹介できればと思います。今更ながら、この日の背景を知らない方はぜひご一読ください。
目次
100年以上前に誕生?!国際女性デーとは?
シュナイダーのジェンダー平等推進プログラムを紹介!
シュナイダージャパンカントリー プレジデントからInclusionについて一言!
"個人的には日本には十分な数の女性リーダーがいないと感じています。シュナイダーエレクトリックでは人を枠にはめることはありません。夢を持ち続け、自分の声に耳を傾けてください。多くの機会があなたを待っています"
100年以上前に誕生?!国際女性デーとは?
日本では最近よく耳にするようになった日ですが、実は歴史は長く、20世紀初頭の労働運動にさかのぼります。1908年にニューヨークで行われた縫製労働者のストライキがきっかけとなり、1909年からアメリカで「全米女性の日」として記念されました。このストライキでは、女性たちが低賃金・長時間労働に抗議を行ったことが3月8日の国際女性デーのきっかけです。当時のアメリカ人女性は投票権すら持っていなかったため、この行動をきっかけにフェミニズムのムーブメントが始まりました。
1910年にはコペンハーゲンで開催された国際社会主義者会議委員会(COMISCO)で、100人以上の女性が参加し、17か国からの女性メンバーが女性の権利を支持する「国際女性デー」が正式に生まれました(この時点では具体的な日付は決まっていませんでした)。
翌年の1911年には、オーストリア、デンマーク、ドイツ、スイスなどのヨーロッパ諸国で初の女性デーが3月19日に開催され、デモには男女合わせて100万人が参加しました。
1975年には国連が関与し、正式に「国際婦人年」として3月8日を国際女性デーと採用しました。これにより、アジアや南米を含む様々な国が関与するようになりました。同じ年にはメキシコシティで初めての世界女性会議が開催され、女性の地位向上を目指す「世界行動計画」が採択されました。この会議は、女性の権利やジェンダー平等に関する国際的な取り組みを強化する重要なステップとなりました。
そうやって考えると、100年前からは進歩したように感じますが、ご存知の通り、日本は「世界ジェンダーギャップ報告書」の2024年度のジェンダー平等ランクで146か国中118位という結果になっております。2023年度の125位からは少し上がっておりますが、まだまだ改善の余地があります。また、G7諸国では圧倒的に最下位という悲しい結果になっております。
シュナイダーのジェンダー平等推進プログラムを紹介!
シュナイダー恒例の女性社員エンパワーメントプログラム「How Women Rise (HWR)」の第5回目が3月10日に開催されます。毎回テーマが決まっており、リーダー層のスピーカーをお招きして、さまざまなトピックについて議論する非常に貴重な経験です。
今年は「Refine Your Diamond」というテーマを軸に、社員からのフィードバックをもとに以下の3つのトピックについて3回のセッションを準備しています:
- 人生の目標達成のための優先順位管理
- パーソナルブランドの構築
- キャリアを前進させるためのアドバイス
第一回目の「優先順位管理」のトピックでは、シュナイダー東アジアの人事バイスプレジデントとセキュアパワー事業部のバイスプレジデントをお招きし、リーダーの観点から自己発見と成長の旅を共に歩むためのアドバイスをシェアする機会となります。
このようなイベントの他にも、How Women Riseでは東アジア所属の社員に対して様々なプログラムを提供しています。
プログラム内容:
- メンタリングとネットワーキング:女性がメンターや仲間とつながり、サポート的なコミュニティを形成する機会を提供します。
- スキル開発:リーダーシップスキルを向上させ、キャリアを前進させるためのワークショップやトレーニングセッションを提供します。
- 意識向上と教育:ジェンダーバイアスについての認識を高め、包括的な職場環境を促進します。
もちろん女性だけでなく、アライ(Ally)※の男性社員の参加も歓迎します!性別に関係なく、このイベントはすべての従業員にとって、女性が直面する課題についての洞察を得る素晴らしい機会です。これらの経験を理解することで、私たちは共に、より包括的で支援的な環境を作り上げることができます。
※アライ(Ally)とは、特定のグループやコミュニティに対して協力的な意思のある人のことを指します。特に、LGBTQ+コミュニティやマイノリティグループに対して理解とサポートを示す人々を指すことが多いです。
シュナイダージャパンカントリー プレジデントからInclusionについて一言!
日本では特にジェンダー平等の課題が大きいですが、弊社カントリープレジデントの青柳が私たちのコアバリューである「インクルージョン」について、上記のようにコメントしております!
"個人的には日本には十分な数の女性リーダーがいないと感じています。シュナイダーエレクトリックでは人を枠にはめることはありません。夢を持ち続け、自分の声に耳を傾けてください。多くの機会があなたを待っています"
青柳さんのおっしゃる通り、シュナイダーエレクトリックとして、さらなるイノベーションや破壊的変革を起こしていくため、ジェンダーや年齢だけでなく経歴や経験のダイバーシティーを推進していく必要があると考えております。
青柳さんも出演されているシュナイダーのカルチャー紹介ビデオも是非ご視聴ください!
それでは Happy International Women's Day!