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はじめまして!
2025年5月より、株式会社温故知新の採用チームにジョインしました、青木と申します。
この記事では、これまでのキャリアや、温故知新との出会い、そして現在の仕事に対する想いを、自分の言葉でまとめてみました。
これから温故知新を知ってくださる方、ホテル・観光業界に興味を持っている方、人事や採用に関心のある方にとって、少しでも「誰かの背中を押せる記事」になれば嬉しいです。
目次
プロフィール
インターン生時代から始まった、自分の強みとの出会い
“採用の面白さ”を知った、医療業界での第一歩
「あの洞窟レストランはどこが運営してるの?」 偶然がつなぐ温故知新との出会い
「ご縁」と「共感」で決まった、3日間の転職劇
今、私が温故知新で取り組んでいること
「採用」は、自分を映す鏡だった
完璧じゃなくても、信じて挑戦し続けたい
プロフィール
- 2001年生まれ、徳島県小松島市出身
- 大学:慶應義塾大学 経済学部
- 趣味:国内海外旅行、サッカー観戦(Jリーグを幅広く観ています!)、個室サウナ
- MBTI:ISFJ(擁護者)
インターン生時代から始まった、自分の強みとの出会い
私は、高校を卒業すると同時に大学進学のために上京しました。
大学生活にも慣れてきた1年生の秋ごろに「何か学生時代に挑戦したいな」と思い、学生ながら働ける会社を探していました。そんな中で出会ったのが、芸能事務所でのマネージャー職の長期インターンです。
学生インターン生として入社した後は、タレントの撮影・番組収録への同行、テレビ局とのやり取り、ロケ地の交渉やスケジュール管理、さらにはスポンサー企業への提案営業など、現場は常に想像以上のスピードと緊張感の連続でした。全国を飛び回りながらも、現場で何かが起これば即対応。タレントの表情一つで空気が変わるような繊細な現場で、「相手の立場に立って先を読む力」が必要不可欠でした。
正直、毎日が挑戦と失敗の繰り返しでした。でも、だからこそ自分なりに考え、工夫し、相手の期待を超えるよう動き続ける中で、少しずつ“信頼される働き方”が身についていったように思います。
あの時培った「相手の“最適”を考える力」は、今の人事という仕事に直結しています。
学生時代に出会った“働く”というリアルな現場が、いつの間にか自分の武器となり、今の自分の背中を押してくれていると感じています。
“採用の面白さ”を知った、医療業界での第一歩
新卒で入社したのは、横浜市にある総合病院でした。医療関係に勤める家族の影響もあり、且つ1年目から人事に挑戦できるという環境があったことがきっかけです。
1年目から、医師・看護師を中心とした医療従事者の採用を担当し、求人原稿の作成、面接調整、専門学校や大学への訪問営業、新卒向け説明会の企画・運営など、業務の幅は非常に広いものでした。
特に印象に残っているのは、医療という業界ならではの「限られた人材を、限られた時間でいかに採用するか」という難しさです。求人倍率の高い医師・看護師採用では、競合となる病院の動向や学生の志向を常に把握しながら、スピード感を持って動く必要がありました。ただ人を集めればいいのではなく、「この病院で働く意味」をいかに魅力的に伝えられるかが問われる日々。
そんな中でも、自分が関わったことで「ここで働きたい」と言ってくださる方が現れた瞬間は、本当に嬉しかったのを覚えています。“採用は、ただの事務作業ではない。”
候補者の未来にも、組織の未来にも関わるこの仕事に、気づけばどんどん惹かれていきました。
一方で、働くうちに「もっとできることがあるのでは」というモヤモヤも膨らんでいきました。大規模病院ならではの分業体制や、意思決定のスピードの遅さ、制度に縛られる働き方。
やがて「もっと裁量を持って、自分の発想で人を惹きつける仕組みをつくってみたい」という想いが芽生え、転職を意識するようになりました。
「あの洞窟レストランはどこが運営してるの?」
偶然がつなぐ温故知新との出会い
実は、温故知新という会社を初めて知ったのは、社会人になるよりもずっと前、大学2年生の頃でした。
Instagramで偶然目にした、山口県・宇部市にあるレストラン「maison owl」の写真。その幻想的でまるで洞窟のような空間に、心を奪われました。
「この世界観をつくっているのは、どんな会社なんだろう?」
そう思い、調べてみた先にあったのが“温故知新”という名前。ホテルやレストランという枠にとらわれず、地域に根差した唯一無二の場所を生み出していることに、当時の私は強く惹かれました。
その時はまだ、「ただ素敵だな」と思っただけでしたが、どこか頭の片隅に残り続ける存在でした。
まさか数年後、その会社で働くことになるとは全く想像しておりませんでした。
でも今振り返ると、あの出会いが、私と温故知新をつなぐ最初のご縁だったのかもしれません。
「ご縁」と「共感」で決まった、3日間の転職劇
「もっと自由な環境で、自分のアイデアを試してみたい」——
医療業界での採用経験を積むなかで、そんな想いが徐々に強くなっていきました。成長フェーズにある企業で、“人事”という仕事をもう一度ゼロから学び直してみたい。そう思い、転職活動をスタートさせた矢先のことです。
大学の先輩であり、現在は温故知新の人事部長として活躍されている方から、Wantedlyでスカウトメッセージをいただきました。メッセージには私のこれまでの経験にしっかりと目を通したうえでの言葉が並んでいて、素直に「こんな人たちと働けたら楽しいかもしれない」と思ったのを覚えています。
その日のうちにカジュアル面談、2日後には代表との面談へ。
そして、3日間というスピード感で入社が決定しました。
驚いたのは、当時、温故知新では人事職の募集を出していなかったということ。
それでも、「求人がなくても、一緒に働きたい」と言っていただけたことが、印象に残っています。
このスピード感のある決断は、単なる“勢い”ではなく、「人と人との共感」が土台になっていたからこそ。
あのときの直感は、間違っていなかったと今でも思います。
今、私が温故知新で取り組んでいること
現在は、温故知新の新卒採用担当として「戦略の設計から実行まで」を一貫して担っています。
例えば――
- 27卒向けのオンライン1dayインターンシップの企画・構成
- 各地ホテルと連携した現場中継&社員トークイベントの運営
- マイナビ・リクナビ・キャリアマップなどの就活サイト運用
- Indeed・Wantedly等の求人原稿作成と効果検証
- 応募後の選考管理・面接日程調整・記録整備・合否連絡
- 入社後のオンボーディング企画(新人研修・満足度調査など)
こうした一つひとつの取り組みの目的はただ一つ。
「この会社を選んでよかった」と心から思ってもらえる採用体験を届けることです。
私にとって“採用”は、単なる「内定を出す仕事」ではありません。
それは、人と組織の“未来の関係性”をつくっていく、長くて深いプロセス。
だからこそ、目の前の一人ひとりと丁寧に向き合い、
「あなたと働きたい」と本気で思える出会いを、そして相手にもそう思ってもらえる時間を、これからもつくっていきたいと思っています。
「採用」は、自分を映す鏡だった
新卒採用の仕事に携わるようになってから、「どうすれば学生に伝わるか」を日々考えるようになりました。
言葉ひとつ、スライドの色使いひとつで、相手の感じ方が大きく変わる。そんな繊細な世界の中で働く中で、自分自身の「伝える力」や「在り方」も常に問われていると感じています。
だからこそ、学生へのフィードバックをするとき、自社の魅力を話すとき、私は毎回「自分自身がこの会社に胸を張れているか」を内省します。
温故知新のことを誰よりも信じていなければ、誰かにその魅力を届けることなんてできない。
この仕事は、“誰かの可能性”を信じる前に、自分の仕事や価値観と向き合う機会をくれたように思います。
採用という仕事を通して、私は少しずつ「伝える力」も「信じる力」も育てられている――。
そんな実感が、今の私の原動力になっています。
完璧じゃなくても、信じて挑戦し続けたい
「採用の仕事って、人を見る仕事ですよね?」
そう言われることがあります。でも、私は少し違うと思っています。
人を“見る”のではなく、人を“信じる”仕事だと。
その人の現在だけじゃなく、これからの可能性を信じて、一緒に未来を描いていくこと。
そして同時に、自分自身の可能性も信じていくこと。
採用の仕事は、そんな“信じる力”を試され、磨かれ続ける仕事です。
もちろん、私もまだまだ成長途中です。
「こうすれば正解」というマニュアルがあるわけでもないし、正解がないからこそ悩む日もある。
学生との面談でうまくいかず反省したり、資料を何度も作り直したり……。
日々、壁にぶつかることの連続です。
でも、そんな私を見てくれる上司や先輩がいて、「大丈夫、やってごらん」と背中を押してくれる。
失敗しても、試行錯誤しても、「次、どうする?」と一緒に考えてくれる仲間がいる。
温故知新には、“未完成なままで挑戦できる安心感”があります。
その安心感があるから、私は今日も、「もう一歩前に進んでみよう」と思えるのです。
「まだ足りない」「もっと良くできる」――そう思えることが、成長の証だと信じています。
だから私は、これからもこの仕事を通して、誰かの人生にも、自分の人生にも向き合い続けたいと思っています。
ここまで読んでくださったあなたへ。
もし少しでも温故知新やこの仕事に興味を持っていただけたら、気軽に話を聞きにきてください。
完璧じゃなくて大丈夫です。ありのままの皆さんに、お会いできるのを楽しみにしています。