ワークスアイディにおけるキャリアの長い小島さんに魅力をたっぷりお聞きしました。ぜひ転職の際は参考にしてください。
プロフィール
小島(コジマ)さん。2016年7月にIT業界未経験から中途採用にて入社し6年目。現在はインフラエンジニアとしてお客様のプロジェクトに参画し、お客様環境の監視システム運用保守、データ作成、緊急時の対応などに従事。社内ではチーフとしてメンバーと上位者の間を取り持ち、業務経験値が浅いメンバーのサポートをメインに担当。
さっそくですがワークスアイディの魅力を教えてください!
自分の希望をできるだけ通してくれようとする方がたくさんいる点です。
私が中途で入社したときには、お客様のところに出向いて社内SEのように問い合わせ対応を行う仕事をしておりました。
当時は未経験からスタートしているのでシステムの詳細を把握しておらず、お客様から依頼される難易度の高い問い合わせに対応できず、悔しい思いをしました。
ただここで諦めず、逆にチャンスだと捉えて、ひたすらに現場内にあるナレッジを自分の中に落とし込み、検証機でテストを繰り返して、どんな対応でも捌いていけるようになっていきました。
ある程度のことができるようになってきた上で、「システムの裏側を深く学び、頭の中でロジックを立てながら技術面でもっと手厚いサポートをしたい」と思い始め、UNIXもしくはLinuxを扱える案件に参画したいと上位者に相談したところ、仕事内容や今後どういったステップでスキルを向上できるのかを細かく計画した上で判断、調整してくださいました。
未経験の自分を配置転換させるなんて難しい話だと考えていましたが、スムーズに希望通りの案件に異動することができました。
このように技術的なもので何をしたいかをヒアリングしてくださり、社員の希望を中心に一人一人が納得できる働き方を見つけてくださる人たちがいる環境というのが魅力ですね。
未経験からインフラエンジニアのスキルはどのように身につけましたか?
サポートしてくださる環境を存分に活用して身につけました。
今はコロナの状況下もあり実施できていないのですが、例えば入社後の対面での3ヶ月間研修もその1つです。Linuxの基本のコマンドを学び、コマンド結果をWindowsに紐付けながら自分で試行錯誤し、覚えていきました。
その中で興味を特に興味を持ったのは、サーバーを組み立てるというものでした。
その後の現場では「サーバーを構築する→サーバーの設定値を変更する(通信の許可など)→検証機で試す→使えるコマンドだけを取捨選択する」といった流れを試行錯誤しながら取り組みました。
研修や自身の学習で学んだことを土台に、あとはいかにトライアンドエラーを繰り返すかによってスキルは磨かれていくのだと思います。
私の場合、わからないところを一点集中で資料の読み込みをしたり、時には教えてもらいながら学んでいった結果、1人でサーバー構築、運用保守はもちろん、イレギュラー対応も1年半ほどで対応することができるようになり、スキルアップができたと自負しています。
今思うのは「やりたいと思ったときにやらせてもらえる環境に恵まれていたこと」がスキルを習得できた秘訣だと思います。
特に私は机上の空論で覚えるのが苦手で、実際に手を動かして他人の事例の再現性を自分で試さないと自信が持てないタイプです。
しっかり納得してからやることができる環境に感謝しています。
WIDでは小島さんのように深いスキルを身につけることができるのでしょうか?
私の場合は、ITの技術は研修で学ぶことで土台ができ、そこから自分に興味のある内容を勉強したり、有識者に質問を重ねることで深いスキルを身に着けていくことができました。
ただ、もっと大事なのはわからないところをどう聞けばいいのか、仕事をするにあたって必要なコミュニケーションスキルを学ぶことだと思っています。
理由は、お客様先のプロジェクトに参画するというのは、働く場所が定期的に変わる働き方だからです。
ある会社でうまくいった事例が他の会社でもうまくいくかどうかはわからないですし、環境や文化も全く違う中で構築や保守、トラブル対応をしていかなければなりません。
そういった時に研修や日々のプロジェクト業務で学んだコミュニケーション術で乗り切った経験は数え切れません。
周りの方を頼ることができれば、無限にスキルアップはできると思います。
チーフとして心がけていることはなんですか?
私は入社3年目で役職につかせてもらいましたが、1年目の上位者がそれぞれの役割を明確にしてくれたため、どう振る舞えばいいのかについてはあまり悩みませんでした。
チーフとして業務を行ってきた中で、上位者として大事だと思うのは「浅く広くきちんとみる」「長所を見つけてきちんと褒める」ことだと思っています。
特に今はコロナの影響でリモートが増え、対面で会う機会が減るとともに「終日リモートワーク勤務のメンバー」もいます。
だからこそ一社会人の当たり前だと思われている「自分のタスクを自分で管理して仕事を進めていること」をきちんと評価しています。
当然と思われがちなことを評価し、その人に合うような褒め方をして、しっかり書面として残してあげるように心がけていますが、そういったことも含めてやりがいがあります。
メンバーが、現在の私の上位者であるサブマネージャーに話をする前に相談してくれるので、頼られている感覚があり、今ではマネジメントも仕事の楽しさの1つになりました。
第三者として相談に乗ってあげることができるので、自分で答えを見つけられるように気づかせてあげたり、今までの経験から提案したりと少しでも助けになるように尽力しています。
インフラエンジニアとして働くやりがいや魅力はありますか?
お客様に自分の仕事が評価されて信頼された瞬間です。
ある案件にてサーバ10台程度の監視をしていますが、依頼はもちろん上司を通して仕事が舞い込んできておりました。
しかし、1回目の仕事が終わったタイミングで先方から「追加で監視をしたいサーバがあり、短納期でお願いしたい」というような要望が事前に私のところに来た時は「1回目の仕事が評価され、信頼されたのかな」と感じました。
新規の案件では「初回の異常検知から1週間後も復旧していない場合はもう一度連絡がほしい」「特定のアラートは短時間で繰り返し検知することがあるが、初回検知後1時間以内であれば同一のアラートは検知対象外としたい」など、既存案件では実装例のない要望を頂くことがあります。
このような要望を頂いた際に「実装例がないからお断りする」のではなく「本番機に準じた検証機を作成し、検証機で”代替案も含めて実装できるか”をテスト後、依頼者に提案をする」ことがエンジニアとしてのやりがいと考えています。
また、スキルによって相手の会社の不安要素をできるだけ簡素化したりマニュアルの作成をしたりと、今まで磨いてきた経験が生きる時にやりがいをすごく感じますね。
最後に転職活動中の人にメッセージをお願いします!
「できるかな」よりも「やってみよう」「やりたいかどうか」「挑戦したいかどうか」で考えてみてほしいなと思います。
正直、やれるかなと思ったものはサポートしてもらえる環境があればできるはずです。私の場合はワークスアイディにそれがあったのですが、もし同じように弊社にやれるかなと思ったものがあるならぜひ応募してみてほしいです。
また、すでにスキルを持っている方はスペシャリストとして、マルチに活躍されたい方はジェネラリストとしてのキャリアを歩めると思いますし、マネジメント力も磨けます。
経験者は、予想以上に会社がスタートラインを高く評価してくれますし、その方がスキルを磨いていけるような場の提供も積極的に行ってくれるはずです。持ってる技術を最大限活かして働きたい方もぜひきてほしいなと思いますね。
ITはパソコンを用いた業務が中心のため一見理系の方が向いてそうな気がしますが、全然文系の方でもOKです。現に弊社にもたくさん元文系出身者がいます。
「問われたことに対し、自分なりの結論を出す」ことを継続すれば、評価をしてくれる環境があります。
もしも今「自分にできるかな」「自分の力をもっと活かしたい!」と思っている方がいれば、ぜひ動いてみてください。
一緒に働けることを夢見ております。
小島さんインタビューでした。興味がありましたら「話を聞きに行きたい」のボタンを気軽にタップしてくださいね。最後まで読んでいただきありがとうございました!