生きた英語ってこういうこと。
まずはこちらの動画を見て頂きたい。
まだ小学校に入る前の子供達がネイティブの先生と感情の伴った英語でやりとりしている様子がご覧頂けただろうか。
この子達はアルファベットすら知らない状態からスクールに通い始め、およそ2年間週5日午前中幼稚園の代わりに通い続ける中で自分のコトバとして英語を使いこなせるレベルまで身に付けることが出来た。
また現在私達のスクールに所属する子供達のうち、2年以上在籍している小学校2年生の生徒は、英語のみで実施されるTOEFL Primary(子供向けのTOEFL)で全員(10名)英検準2級と同等以上のスコアを取得している。(当スクールは入会における選考はなく、またほぼ全員が非帰国子女だ。)
私達World Wide Wings Co,. Ltd.は第二言語習得におけるベストソリューションの提供をミッションとし、世界で活躍する日本人が当たり前の未来を目指す。
未就学児には日本語を犠牲にしない'高度なバイリンガル'として育つための就学前教育プログラムを提供する。
バイリンガルを育てるために。
どうして一般的な英会話スクールやインターナショナルスクールでは日本語を保持した高度なバイリンガルが育たず、私達のスクールでは多くの子供達がバイリンガルに育つのか。
それは、一言で言えば「英語接触量」の差につきる。
一般的に「英語のシャワー」を謳う英会話スクールは少なくないが、ひたすら英語の環境に'身を置く'だけではバイリンガルは育たない。
私達は英語をコミュニケーションツールとして習得するとき、
①新しい語彙/表現を覚え、(INPUT)
②それを直ちにコミュニケーションの中で使う(OUTPUT)
事が必要だと考える。
このINPUTとOUTPUTの循環を私達は「英語接触量」と呼び、その循環の中で様々な経験や感情がそれぞれの語彙/表現に関連づけられる事で、日本語を介さない一つの英語表現の引き出しとして脳内に蓄積される。
そして、この循環をどれだけ回転させて、かつ印象的な経験を伴わせて、多くの表現の引き出しを蓄積させることが出来るかが言語習得において一番大切なポイントとなる。
(発音やリスニングについて、母国語が確定する前の子供はその過程で比較的容易に習得する。)
ただ何となくネイティブ講師と過ごせば良いのではない。
(特に週1回45分のクラスや10名以上もの生徒に対して講師1名のみの配置は中々英語接触量を確保できない。)
一緒に過ごす時間の中でどれだけ子供達の心をくすぐり続け、沢山の「最高の思い出」を提供し、そこにINPUTとOUTPUTの循環を伴わせるかが私達のサービスの質を測る指標だ。
だから私達は子供達の人数に対して驚くほど沢山のスタッフを配置する。
スタッフは常に子供達の機微に触れ、一人の友人として、あるいは兄弟や家族として、最高のパートナーである事を目指す。教師の顔はあまり表に出さずに、心の中でその機会を探っている。
そして私達は最高に笑顔の溢れる職場を作る。
スタッフすら楽しめない職場では子供達を楽しませる事は難しい。
私達が目指すのは福沢諭吉でもヘレンケラーでもなく、
少し聡明なミッキーマウスやドナルドダックなのだ。
人が全て。
教育の現場では、人の交わるところに無形の価値が創造されていく。
その価値は、楽しさや喜び、感謝や尊敬、そんなポジティブなエネルギーの循環が源となる。
ある人はいつか日本で働くことを夢見て、またある人は自分の息子に世界の広さを知って欲しいと願う。
そしてある人は自分の育児経験を活かしたいと考え、一方どこかで誰かが子育てに不安を抱えている。
またある人は日本での言語障壁に苦労し、そのすぐ隣にはもっと英語を使って何かしたい人がいる。
人は誰もが誰かに助けられながら、また他の誰かを助けている。
本来世界はそんな機会に満ちている。
私達はそれぞれの人の願いを拾い、繋げて社内に循環させる。
世界中の多様な人々がこのWingsで出会い、時間を共にし、その中でそれぞれが誰かのための自分でいられるように、そして皆が多様に輝けていけるように。
そんな居場所づくりこそが私達の全ての源流である。
最後に。
私達はいわゆる英会話スクールではない。
あるいはバイリンガルに育てる事自体は私達のサービスの本質ではない。
子供達の未来の可能性を広げる土台、それも言語に囚われない巨大な土台を子供達自身と一緒に作り上げることが私達の提供するサービスの本当の価値であり、真のゴールである。
私達と一緒に過ごすこの時間が、どれだけこの子供達の未来を広げていくのか、
そんな事を想像しながら日々働くのである。