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インタビューVol.1:就活面接で注目された「企業経験」社会人基礎力が身についた価値ある4年間

アルバイトを始めたキッカケ教えてください

大学生活では、将来の就職やキャリアに向けて早めに、ビジネスマナーやコミュニケーション能力を磨こうと考えました。
そこで、大学入学前に仕事を探し始めました。しかし、塾講師や飲食店のアルバイトはたくさんあったのですが、大学生が企業で働けるようなアルバイトを見つけることはなかなか難しい状況でした。
そんななか、ウェブスタッフでインターンをしていた姉から「ウェブスタッフだったら、すごく実践的なスキルも学べるし、言葉遣いやビジネスマナーも身につくよ」と、すすめられました。その言葉がキッケカで、「ココしかない!」と思い、すぐに決めました。

入社直後の印象はどうでしたか?

期待以上でした!みなさんに温かく迎えていただきました。何もわからない私に、業務一つ一つ、丁寧に指導していただきました。業務以外でも食事に誘ってもらったり、声をかけてもらったり、出社すると、みなさんいつもいろいろと気にかけてくださいました。

自己成長と達成感を感じたコンサルタント部署での8か月間

印象的に残っていることはありますか?

最初に配属されたのは、コンサルタント部署でした。そこでは、取引先とのコミュニケーションから電話の応対、取次の方法まで、任された仕事は、経験のないことばかりで不安しかありませんでした。たしか初日だったと思いますが、電話に出た後、相手と通話中にも関わらず、次はどうしたら良いのかわからない状況に陥りました。焦っていると、すかさず隣の席の社員の方がサポートしてくれました。ささいな出来事かもしれませんが、このとき得た安心感は今でも覚えています。

コンサルタント部署の仕事で大変だったことは何ですか?

クライアント獲得のための営業電話です。興味があったので、自分からお願いして担当させてもらいました。電話のかけ方や話す内容、言葉遣いなどを教わった後、いざかけてみても断られることがほとんどでした。優秀な人でも獲得率3%と聞いていたし、数十件断られたら誰でも心が折れるとも聞いていたけれど、それでもやっぱり1日中電話して、1件もアポが取れなかったときはへこみました。「あ~、今日1日、何をやっていたんだろう」「会社に貢献ができていない」と、ふがいなさを感じました。(ちょっと苦しみました)

そんな営業電話はどう克服しましたか?

電話をかけ始めてから3、4日目でアポが取れたと記憶していますが、それまでは本当に大変でした。最初の1件目が取れてからは、コツをつかむことができ、徐々に電話での会話もスムーズに進められるようになりましたね。
克服できたキッカケは、社員の方からいただいたアドバイスでした。アポが取れる前は、電話をかけても紙に書いた内容を読むだけで精一杯。棒読み状態でした。苦しんでいる私に、社員の方が、「書いた通りに話さなくても、状況に合わせてKさんの話しやすい言葉に変えてみたら?」と、声をかけてくれたんです。
そのアドバイスを受けて、私は、ビジネスとしてふさわしい言葉遣いを守りながらも、自分の話しやすい言葉にアレンジしてみました。すると、その後は電話相手の方とも滑らかに話せるようになり、その結果「アポが取れた!うれしい!」という瞬間を何度も味わうことができました。

もちろん、何十件も断られると行き詰って落ち込みますが、そういったときは、いったんやめて、違うことをしてみたり、他の人に素直に助言を求めたりしました。ちょっとしたことですが、意外とリフレッシュできて、気分の切り替えにもなりました。

一番うれしかった成約は何ですか?

取れた成約はすべてうれしい記憶しかないです。特に挙げるなら、新規の会社にアタックし、成約を取ったことです。
事業内容や必要な人材について事前に調べました。そして、電話で先方のニーズや要望を伺い、「それだったらウェブスタッフで解決できます」ということを伝え、成約に至りました。自分がイチから行動し、成約まで取りつけることができた、この成約が一番印象に残っていますね。

いまだから言える失敗はありますか?

コンサルタント部署での営業電話で、アポがとれた企業担当者に「Meetの接続URLを送ります」と約束したにも関わらず、すっかり忘れて帰宅してしまったことがありました。当時は、ビジネスメールのやりとりに慣れておらず、メールを送る前に添削してもらう手順でした。しかし、添削を受けたメールを送ることをすっかり忘れてしまい、家に帰ってから「何か大事なことを忘れている気がする」と思い出して、急いで教育担当の方に連絡しました。幸い、無事間に合いました。でも、今まで経験したことのないほどの冷や汗をかきました。

コンサルタント部署で身についたことを教えてください

コンサルタント部署での経験により、社会人としての基礎を学びました。社内外で使い分ける言葉遣いやビジネスマナー、ビジネスメールなど、これまで経験のない知識を習得しました。今ではこれらのスキルが自然と身につき、言葉や行動に反映されています。

また、ウェブスタッフでの経験は、就活において非常に役立ちました。ほとんどの企業面接で、ここでの経験に関心を示され、さまざまな質問を受けました。4年間で身についたスキルや克服した課題について話すことができ、話題に困ることなく、高い評価を得られたと感じています。

グローバルな環境の開発部署で磨いた実践スキル

開発部署に異動がありましたが、最初はどうでしたか?

コンサルタント部署で約8か月間、お世話になり、次は開発チームでWebサイト制作に関わることになりました。ここでも最初はとまどいました。大学では理系専攻で、プログラミングも学んでいましたが、実際のプログラムを読むことさえできないことに驚きました、それまで大学で習っていることと全然違い、実践とのギャップに気づかされました。そもそも大学では他人が書いたコードを目にする機会がなかったため、人それぞれの書き方を理解することが大変でした。しかし、1つの言語を理解すれば、法則性はほとんど変わらないので、慣れてくると細かな違いに対応できるようになりましたね。

開発チームで関わった業務で面白かった案件は何ですか?

社内システムの1ページを一から制作する経験は、非常にやりがいのあるものでした。それ以前は、ページの修正作業が主だったのですが、初めてPHPで1ページを任されたときは本当に嬉しかったです。完成したときの達成感もすごくありました。その後は、Pythonを使ってさまざまな新しいページを作成する機会に恵まれましたが、最初に制作した1ページは特に鮮明に記憶に残っています。

複数名の外国籍エンジニアが在籍していますが、コミュニケーションは取れましたか?

英語が得意ではないため、コミュニケーションに不安を感じていましたが、みなさんとても優しくて、私の適当な英語でもみなさんのほうが理解しようとしてくれました(笑)。何とか通じていたと思います。初めから言語が通じない相手だからこそ、意識してたくさんコミュニケーションを取ろうとしました。そのおかげで、私の英語力もちょっとあがったのではないかと思っています。

仕事ではどんな話をしましたか?

「これはどうすれば解決する」「エラーが出たときはどう対処する」といったことを聞いて、アドバイスを受けることが多かったです。日本語が話せるエンジニアの方とのコミュニケーションでは、日本語と英語を交えながら、会話をしていました。大学では得られない貴重な経験であり、最近では海外旅行先でも、現地の方とスムーズにコミュニケーションを取れるようになりました。これにより、本当に人生が豊かになりました(笑)。

外国籍エンジニアのメンバーとの経験は活かせそうですか?

はい。将来のキャリアにおいて、海外での経験を積むことが重要だと考えています。そのため、今後もさらに学びを深め、新たな挑戦に取り組んでいきたいと思っています。

ウェブスタッフの4年間で得たこと

ウェブスタッフでインターンをしてみてどうでしたか?

コンサルタント部署と開発チームの両方で経験できたことは、非常に良かったです。コンサルタント部署で培った社会人としてのマナーや知識がこれからも役に立つと思いますし、開発業務では、個人的にも好きな仕事で楽しく取り組むことができました。ウェブスタッフでの企業経験が、就活でも高い評価を得られ、大いに助けられました。本当に充実した4年間でした。

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