新卒研修の一環で実施しているジョブローテーションで人事部 組織開発課に配属された新卒入社社員5名に、バリュエンサープロジェクトで活動するメンバーにインタビューしてもらいました。バリュエンスの理念に深く向き合い、バリューマインドをどう実践していこうか考えている9人のバリュエンサーを紹介していきます。
今回、9人目となるバリュエンサーのインタビューレポートを作成してくれた新卒入社社員はこちら。
プロフィール
氏名:武田 浩則(たけだ ひろのり)
部署:営業本部 副本部長
入社:2014年5月
|理念に共感して働く人を増やしたい
バリュエンスに入社して10年が経ち、「働く軸として会社の理念をより大切にしたい」と思い、バリュエンサーに立候補しました。
入社当時から会社の理念に対する想いは変わっていませんが、バリュエンスの理念は会社の成長とともに変わってきています。私自身はその変化を肯定的に捉えており、バリュエンスの成長ステージに合わせて、また時代とともに分かりやすく進化してきたんだと感じています。
この10年で役職も変わり、業務上の立場が変わって、会社の中での私の影響範囲もより大きくなる中で、自分自身がこうした活動に積極的に参加する姿勢を示すことで、理念に共感して働く人が増えるきっかけになればと思っています。
|理念はシゴトだけでなく自分の人生の道しるべにもなる
会社の理念はシゴトをする上での軸であり、迷ったときに自分の人生を見つめ直せるものでもあると思います。理念が自身の価値観とマッチしていることは、働く上で大切なことです。
バリュエンスの理念は、表現こそ変わっていますが、その根本にある「自分を大切にする」という価値観は一貫しており、魅力的な理念であり続けています。
私がバリュエンスに入社した最大の理由が理念である、と言っても過言ではありません。もともと複数社でさまざまな経験を積んだ後にバリュエンスに入社したのですが、これまで好きなテーマや興味のある領域を取り扱っている業種を選んで働いてきました。ただ、バリュエンスに入社する前の会社は、興味があるテーマではあったのですが、会社に愛着を感じることができませんでした。そうした経験を通じて、働く会社が掲げる価値観に共感できることの大切さを実感しました。
バリュエンスの理念は、自身が働く上での軸になっています。心から大事にしたいと感じているホスピタリティやおもてなしといった価値観と合致しており、会社を家族のように感じています。
入社当時は、自分の働く環境が自分と合っているかどうかを大事にしていましたが、今は、社員が働きたいと思う環境をつくる側に、立場が変わりました。だからこそ、このValue Mindをはじめとする会社の理念を積極的に発信していきたいと考えています。
|自分をアップデートするためのValue Mind
Value Mindは全部で5つの言葉で構成されていますが、その中でも「好きを、究めよ。」を社員の皆さんには大事にしてもらいたいと私は思っています。
「思いやる、共に創る。」「プロの、誇りを。」「変化を、進化に。」「豊かさを、繋げよう。」は感覚的に理解しやすいですし、シゴトをする上でも軸にしやすいものです。一方で、「好きを、究めよ。」は自分に向き合い、とことん考えないと、自分事化することができない言葉です。
実は、私自身も若い頃はできていなかった、という反省があるんです。ずっと、自分が好きかどうかは脇に置いてシゴトをしていましたし、それでいいと思っていました。
そんな時、マネージャー時代にある研修でコーチの指導を受けたのですが、そのコーチから「あなたはどんな方ですか?」とか「どんなことを実現したいですか?」と、事業のことではなくパーソナルな質問をされ、すぐに答えられなかった経験がありました。事業の概要や目標は語れるけれど、自分のことが語れなかったんです。
「何を本当に求めていたんだろう?」「好き!ってテンションが上がるものってなんだろう?」「精神を安定させてくれるものってなんだろう?」と考えさせられました。そういう自分にとって「大切なこと」に気づいて、フォーカスして生きることができるようになった方が幸せだし、生きている実感が得られるということを、身をもって体験しました。
2024年のMBOシート(目標管理シート)から、「好きを、究めよ。」の実現に向けて、「My Mission」を言語化することになりました。社員の皆さんには、しっかり自分自身と向き合い、言語化してほしいと考えています。
そのためにまずは、「自分は何に喜びを感じるんだろう?」からはじめてみてください。私は若い頃にそうしたことに向き合わずに年を重ねましたが、若いうちから自分と向き合い、言語化することで、シゴトへの向き合い方が変わりますので、ぜひ前向きに取り組んでほしいと思っています。
|一人ひとりが輝ける世界になってほしい
「好きを、究めよ。」の解説文は、「仕事もプライベートも垣根なく。」という言葉から始まります。自分の人生を振り返った時に、自分が本当に大切なことが何かを知って、そこにフォーカスして生きることができれば、自ずと個々が活躍できる状態が生まれますよね。充実感・満足感が重視される世界になっていくと素敵だな、と思っています。
さらにバリュエンスは、リユースを中心に事業を展開しています。この事業を通して、お金や実物資産にとらわれず、モノ、ヒト、気持ちを循環させることが私たちの使命です。理念を社外にも広げていくことで新しい循環が生まれ、一人ひとりが輝けるような世界になってほしいです。
|インタビューを経て、新卒社員 梅田が感じたこと
人生100年時代と言われ、個別化が進む社会の中で「仕事もプライベートも垣根なく」という考えは非常に重要だと感じました。「本当の豊かさとは何か」を一人ひとりが考え、リユースを通じて豊かさを繋げていくことができたら、自身の使命と生きがいを持って働けると思います。生活のためだけに働くのではなく、人生の目標のためにバリュエンスで活躍できる人材になりたいと思います。