バリュエンスグループでは、社員が知人や友人を紹介する「リファラル採用」を積極的に推進しています。今回は、リファラル採用を通じて入社した渡邊さんと、その紹介者である小田桐さんにインタビューを実施しました。“この人と一緒に働きたい”という気持ちがつないだリファラル採用。リファラルが生んだ素敵な出会いと、入社後のリアルな声をお届けします。
就活イベントでの出会い──“この人と一緒に働きたい”という直感
プロフィール
営業本部 買取第一営業部 第三営業課 渡邊 充裕
キャリア :2024年3月入社
理念を社内に浸透させるために自ら体現し、浸透アクションを企画・推進する「バリュエンサー※1」としても活動中。
※1バリュエンサーについてはこちらから
https://www.wantedly.com/companies/valuenceinc/post_articles/970423
人事部 カテゴリースペシャリスト 小田桐 賢太
キャリア :2016年4月入社
新卒採用や新入社員研修に加え、中途採用、そしてバリュエンサープロジェクトなどを通じて、文化醸成に取り組んでいる。
―お二人は、どのようなきっかけで出会ったのでしょうか?
渡邊|初めて小田桐さんにお会いしたのは、私がまだ大学生で、就職活動をしている頃でした。福岡で開催された学生向けの就活イベントで、登壇企業から事業紹介がありました。その際、小田桐さんのお話を聞いて、「この人、すごく楽しそうに働いているな。そんなふうに働ける会社ってどんな会社なんだろう」と強く興味を持ったんです。プログラムは2日間にわたって開催されましたが、2日目は小田桐さんに会いたくて参加しました(笑)。2日目のプログラムはビジネスゲームに参加する形式で、とにかく楽しい時間を過ごすことができました。最後にはグループで賞をいただくこともでき、自分の就職活動の中でも忘れられない経験となりました。
小田桐|私も、このイベントでの渡邊さんの様子はよく覚えています。バリュエンスがその場で注目していたのは、「どれだけビジネスゲームを楽しんでいるか」でした。もちろん、ロジカルに考えられるかや、協力体制を築けるかどうかも企業にとっては重要な要素です。けれども、私たちは特に「楽しむ力」に着目していました。その中でもひときわ楽しそうに取り組んでいた渡邊くんを見て、「ぜひうちに来てほしい」と感じ、オファー面談にお誘いしました。
―オファー面談の後、渡邊さんはそのまま選考に進まれたのですか?
渡邊|実は二次選考でバリュエンスを辞退し、別の会社に入社することを決めました。理由としては、入社後に小田桐さんと一緒に働けたら楽しそうだと思っていましたが、自分がやってみたいと思っていた職種ではなかったので辞退を選択しました。ただ、その後入社した一社目の会社では、就活中に見ていた雰囲気と現場の実際との間にギャップを感じ、仕事に追われる日々が続いたことで、苦しさを感じていました。
―入社しなくても繋がり続けられる関係性はすごいですね。そこからリファラル採用にまでつながったんですね。
小田桐|そうですね。私は採用活動を、単に仕事をする場所を決めてもらう場として行っているわけではありません。その人の人生について考え、どう生きたいかを考えてもらう機会にしています。SNSでも人生に関するメッセージを発信しているので、就職活動後も関係が途切れずにいられたのかなと思います。
渡邊|本当に、小田桐さんのSNSのメッセージに勇気づけられていました。前職では規模の小さい会社だったこともあって、自分の価値観と合わないと感じることも多く、ギャップを感じていました。ちょうど私が転職活動で会社選びに迷っていた時期に、小田桐さんに直接相談がしたくて、一緒に食事をする機会を作ってもらいました。人生相談のように悩みを聞いていただき、社員でもない私に対しても親身に相談に乗ってくださいました。
そのとき、変わらず楽しそうに働いている小田桐さんの話を聞き、「小田桐さんが楽しく働けている会社なら、自分自身もきっと楽しく働けるはず!」と感じ、そこからは迷わず、バリュエンスへの再挑戦を決めました。
小田桐|渡邊さんのこれまでの経験を踏まえ、まずはバリュエンスが働きやすい環境であることを知ってほしいと思いました。さまざまな経験を積んできた人ほど、その価値を実感できると思います。だからこそ、過去のつらい経験も含めて、新卒の社員や同世代のメンバーに「バリュエンスが働きやすい」ということを体現してくれたら、それは何より心強いことだと感じました。他社での経験を持つ彼だからこそ、その違いを一番リアルに語ってくれるだろうと思ったのです。
リファラルならではの安心感──相談できる関係性
―リファラル採用でしたが、入社にあたって、不安に思うことはありませんでしたか?
渡邊|正直なところ、不安はほとんどありませんでした。入社後も、困ったことがあっても、リファラル採用だからこそ近くに頼れる人がいますし、働くメンバーも本当に良い人ばかりです。類は友を呼ぶように、理念に共感して入社している人もいるので、価値観を共有できる仲間と働ける環境はとても心地よいですね。
小田桐|面接官をしてくださった営業部の部長さんからも、「バリュエンスの理念に合った子だね。すぐに溶け込めそうだ」と言われており、面接中の短い時間でも、バリュエンスイズムを感じてもらえていましたね。
―渡邊さんは、バリュエンスに入社して、やってみたいことはありましたか?
渡邊|入社前から、会社の規模は大きくなってきている一方で、理念がまだ十分に浸透していないと小田桐さんから聞いていました。だからこそ、自分がその理念をしっかりと体現し、社内に広めたいという思いが強くあり、入社後は「バリュエンサーになりたい」と心に決めていました。
―渡邊さんは入社後すぐに理念浸透の活動にも積極的に関わってくれていますが、小田桐さんから見て、渡邊さんの入社後の印象はいかがでしたか?
小田桐|さまざまな経験を経て、うちの会社の良さに気づき、入社してから1年半も続けてくれていることは本当に嬉しいです。それに加えて、理念浸透を一緒に進めてくれる心強い味方にもなってくれています。会社の文化や理念にフィットしている人は、バリュエンスの文化をさらに強くしてくれる存在なので、これからの渡邊さんの成長もとても楽しみです。
―リファラル採用の関係が、今では理念をともに育てる仲間になっているんですね!お二人が感じるバリュエンスの魅力を教えてください。
渡邊|自分にとっての一番の魅力は、「楽しく働けるところ」ですね。私はポジティブな人や、一緒に頑張りたいと思える人と働きたいタイプです。今、周りにいる仲間は向上心が高く、「お客さまに喜んでもらえた」「商談がうまくいった」といった前向きな話をよくしてくれます。ネガティブな話よりも、ポジティブな話のほうが圧倒的に多いんです。そういう人たちは結果も出していて、僕自身もそのような空気の中で、もっと楽しみながら働きたいと思っています。
小田桐|渡邊くんが銀座本店という、なんぼやの最前線で働けているのも、シゴトを楽しんで取り組んできたからこそだと思います。楽しむことで、結果は自然とついてくる、ということを体現してくれています。やっぱり、大切なことにフォーカスできている社員がいることは魅力の一つですね。
マネジメントを通して「楽しく働ける環境」をつくる
―今後、渡邊さんはバリュエンスでどのように成長していきたいですか?
渡邊|まだまだ営業としての経験を積んでいる途中ですが、将来的にはマネジメントにも挑戦したいと考えています。特に、マネージャーがどうメンバーを支えるべきかという視点を大切にし、より多くの人が安心して成長できる環境づくりに取り組みたいです。
私自身、数字だけを追いかける上司よりも、親しみやすく、楽しく働ける空気をつくってくれる上司と一緒にシゴトをするほうが、成果も出やすいと感じています。だからこそ、メンバーが「もっとこの会社で働きたい」と思える環境や、楽しく前向きに働けるチームづくりを目指したいです。その環境づくりは、バリュエンサーとして自分が挑戦すべきテーマでもあると思っています。
―最後に、リファラル採用という形でつながりが深まったお二人ですが、実際にこの制度を通じて感じたことや、改めて考えるようになったことがあれば教えてください!
渡邊|リファラル採用は、自分が本気で「いい会社だ」と思っていないと、誰かに勧めることはできないと思っています。だからこそ、紹介する側も責任と覚悟があるし、紹介された側もその思いを受け取って入社する。そういう関係性があるからこそ、価値観の近い仲間が増えて、より働きやすい環境がつくられていくんだと感じています。
小田桐|リファラル採用は、単なる採用手法ではなく、「この人と一緒に働きたい」という気持ちが原点になるものです。だからこそ、入社後のミスマッチが少なく、チームにも自然に馴染んでいける。会社の文化は、制度や仕組みだけでなく、そこにいる“人”つまり自分たちがつくるものなので、信頼できる仲間が増えることで、組織全体がより前向きで楽しい場所になっていくと感じています。
―今日は、素敵なお話ありがとうございました。