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本日は、事業推進部システム企画課で組織をまとめる田辺さんにインタビュー。システム企画課のミッションや具体的な業務内容、5名のチームメンバーをマネジメントする上で大切にしていることなどを詳しくお話いただきました!
※このインタビューは2022年9月時点の情報です
プロフィール
ビジネス本部 事業推進部 システム企画課 課長代理 田辺義明(たなべ・よしあき)
中央大学総合政策部卒業。卒業後は、バンド活動を行う傍ら教員免許を取得。第二新卒で就活を開始し、SIer※としてキャリアをスタート。8年ほど経験を積み、業務システム、基幹システムの制作や、WEB販売システムなどを手掛ける。その後、鉄鋼関連を扱う日本製鋼所の子会社である開発会社に転職。大手SIerや、グループ会社の開発案件、吸収合併後にITサービスデスクリーダーとして従事した後、2020年2月にユニファにジョイン。
プライベートでは、父親の影響もあり学生時代から音楽が生みだす力や曲の背景など、音楽の魅力にハマる。現在も自ら作曲を行い、フォークロックバンドとしてBARで演奏をするほど無類の音楽好き。ユニファで使用する業務ツールのslackに、音楽部長として音楽好きを集めたチャンネルも開設。「音楽のことで何かあれば田辺さんへ」がメンバーに浸透中!
また、現在は6歳と1歳になったばかりの子どもを溺愛する2児の父親。
フォークロックバンドとしてメンバーと共に演奏を楽しむ約8年前の様子
苦手な領域にこそチャレンジしてスキルを磨いてきたこれまでのキャリア
——これまでの経験
大学卒業後に社会科の教員免許を取得し、その後は教師の道ではなくシステム会社のSIerとして約8年間従事しました。昔から音楽に溢れた生活を送っていたこともあり、音響など音楽に関わる仕事をしたいと思っていましたが、タイミングや父親がITソフト関連で務めていたこともあり、今後重要となるパソコンスキルなどを身に着けるため、SIerでのキャリアをスタートさせました。いくつかの開発案件でスキルを磨き、SEとして開発チームのリーダー業務も行っていました。
より裁量のある案件で実績を出したいと思い、日本製鋼所の子会社に転職し、小さなものから大きなものまで様々な規模の案件を経験しました。親会社への異動時は、QAサポート業務をするなど、これまでとは異なる経験と市場シェアの大きい組織で様々なチャレンジをすることができ、開発の経験も積むことができました。
実は、私は昔パソコンが苦手で大学のレポートをワードで出すのも億劫なタイプでした(笑)。何事もチャレンジをして、成長を実感していくことが性に合っているのかもしれませんね。
休日などは、パソコンも活用し作曲活動やレコーディングを楽しむ
——重視していた転職軸
転職軸を決めて動いたのは、正直ユニファが初めてでした。ユニファを決める際、私の中で3つの観点から企業について調べ、最終的にユニファを選択しました。
1点目は、事業会社であること。これまでが受託業務が主だったこともあり、今まで経験がない分野や領域にチャレンジしたいと思ったんです。
2点目はスタートアップなど、事業規模が大きすぎないことです。前職の会社は、歴史も長く市場シェアも大きいため、多くの貴重な経験をさせてもらいました。そこで得た経験を生かしながら、次は今まで以上にスピード感を持って動いてみたいと思い、規模が異なる環境の会社を見ていきました。
最後に、事業内容に共感できるかどうか、です。私の上の子どもが当時3歳で、保育施設に通わせる親としてもユニファの事業は共感度がとても高く、かつ私自身のSIerとしてのこれまでの経験も活かせるのではないか、と思ったんです。
上の子と下の子は5歳離れているんですが、とにかく二人とも可愛いんです(笑)。お姉ちゃんはこれまでずっと一人だったので、下の子への嫉妬の気持ちもありつつ、面倒をみるお姉さんでいたい、という複雑な気持ちが混ざっているようで、二人とも本当に愛おしい存在です。
ちなみに、私の父親はIT系ソフト企業の営業をしていたこともあり「チームワークは面白いぞ」と昔からアドバイスをもらっていました。今振り返ると、「チームワーク」というキーワードは、私自身の仕事を楽しむうえでの大切な考え方の一つになっているように感じますね。
安心して戻ってこれる場所がこのチームでありたい
——システム企画課が担うミッション
私たちの課のステークホルダーは業務システムを使う社内のメンバーであり、皆さんが使いやすいシステムを構築し続けることがミッションです。主にシステムを使うビジネス本部のメンバーの工数やコスト削減を目的とし、新しい業務フローに沿ったシステムの設計を行っています。
例えば、「ルクミー午睡チェック」で使用する午睡センサーを保育施設に卸す際、どのようなスキームを業務フローに組み込めば、より業務全体が最適化されるかなどを他部署と一緒に考え、システム設計をします。プロダクトやサービスの流れが滞りなく、そして継続的に提供できるよう、社内業務上の懸念点や課題を可視化し、導入システム全般の改善・運用などをシステム企画課で担っています。
——1週間の流れ
チームでの定例ミーティングが毎日30分〜1時間程度あり、チーム内の課題共有や方向性のすり合わせを大切にしています。日々多くの部署から様々な内容の相談事をもらうため、1つひとつをクリアにしながらメンバーとも随時共有できる環境を作っています。
現在はパートナーさんを含め5名のメンバーをマネジメントしており、毎月の1on1で目標設定と振り返り、さらに毎週進捗や課題の確認をしています。また、私たちの主なステークホルダーであるビジネス本部がどのようなプロジェクトを動かしているかを逐一確認し、情報の整理をしています。
その他にも、外部のベンダーさんとの定例ミーティングも週に2〜3回ほど実施しています。
——マネジメントで心がけていること
メンバー全員が自律的に課題に向き合い、自分で物事を判断できる状況を生み出せるよう、心がけています。私たちのチームは関わるステークホルダーが多いので、他部署の定例に参加してその場で解決できることはないかなど、各自が課題感と対処法を常にセットで考えられるようにしています。
チームの特徴のひとつなのですが、メンバーが皆、事案の背景を知りたがる傾向があるんです。「なぜこの要求が出てきたのか」「なぜ今なのか」など、課題発生の背景や目的を知ることで、別の解決策に通じることもあります。こうした少しでも多くの情報や知識を蓄えていくことが、各自の判断で案件を進める実装力につながる大切な考え方だと思っています。
一人では解決できない課題や困難な状況に遭遇した時、安心して戻り、相談ができる場所がこのチームでありたいと思っています。そんな安らぐ場と雰囲気創りをこれからも大切にしていきたいですね。
「支えるシステム創り」を通じて、社内の目標達成に貢献していく
——次に目指すミッション
ビジネス本部の目標を達成するための土台をシステムで創ることです。新規顧客の獲得など、様々な営業や社内目標にシステムでコミットしていきたいと考えています。
当たり前ですが、システムが難しければ使いこなすことはできません。社員のメンバーにとって業務のしやすい環境を提供するため、「支えるシステム創り」を目指し、KPIの可視化をしていきたいです。スピード感が重要なスタートアップでは、リアルタイムで改善サイクルを回すことがさらなる企業の成長に寄与すると思っています。
——ユニファに合う人物像
変化に強い人が合っていると思いますね。
業務上、中長期的な観点からシステムの変更を行うことが多々あります。従来のシステムを継続した方が実際楽なことも多いのですが、会社の成長フェーズを考慮するとどうしても変化が必要なタイミングが定期的にきます。
ユニファのメンバーは新しい変更点も含めフラットに受け入れるカルチャーがあり、変わる度に嫌な顔をされたりはせず(笑)各自適応してくれているので正直そこに我々も助けられていますね。
システム以外にも、ユニファはプロダクトの開発・販売や組織編成など常に新たなチャレンジを繰り返している会社です。次の成長フェーズに進むため、変化に強く、そして変化と成長を丸ごと楽しめる方とご一緒できればと思っています!ぜひ、お待ちしています。
《編集後記/Editer's Notes》
「メンバーが、安心して戻ってこれる場がこのチームでありたい」とお話されていた田辺さん。チームメンバーとお子様のお話をする時の優しい表情がとても印象的で、音楽の話題では様々な情報やエピソードをご共有いただき、改めて田辺さんの気さくで明るいお人柄を感じることができました。「音楽」「チームワーク」「IT」など、田辺さんの多くのルーツがお父様からきていることも伺え、とても楽しいインタビューでした。本当にありがとうございました!