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チケット機能を1人でゼロから立ち上げた男が語る、THECOOの開発組織の魅力

20年の経験を経て、THECOOに入社した理由

清水のエンジニアとしてのキャリアは、1999年に派遣会社からスタート。フリーランスとしてソーシャルゲームなどのtoC案件に携わったあと、再び正社員として働き始めた会社は、Airbnbのような日本の民泊サービスの事業会社でした。

清水 「その会社では、ベトナムで開発のラボを立ち上げ、現地でベトナム人と一緒に開発をしていました。その後に転職したのが、ブロックチェーンに特化した会社です。そこでは、OpenSeaという世界トップレベルのブロックチェーンプラットフォームに挑戦するために、国産で同じプラットフォームを作っていました」

そして2020年10月、THECOOに入社。その決め手のひとつは、エンタメに挑戦したいという想いでした。

清水 「フリーランスとして活動を始めた年に、エンタメの仕事を請け負っていました。芸能事務所やテレビ局のサイトを作ったり、着メロの配信サービスの開発、音楽関連のサービスでクラウドファンディングの開発も経験しました。

そういうエンタメの仕事は、今まで開発してきたどんな仕事よりも楽しみながら働けていたんです。だから、もう一度エンタメに挑戦したいと思い、THECOOへ応募しました。

採用面接では城さん(現・Fanicon事業部リードエンジニア)が面接官だったのですが、印象がすごく良くて、全然緊張しなかったんです。終始リラックスして話ができたので、この会社なら楽しく仕事ができると思ったのも入社の理由のひとつですね」

そんな清水の直感に、間違いはありませんでした。入社して約1年、部署内外の人と気軽にコミュニケーションが取れる社風だったことで、仕事もスムーズに進められると話します。

清水 「今までいた会社は、横のつながりが少ないことが多かったのですが、THECOOでは他部署の人ともざっくばらんに話せます。飲み会でコミュニケーションを取って、垣根なくいろんな人と交流できる雰囲気があり、その点もとても働きやすいですね」

入社2カ月目にして任された大きな仕事。チケット機能開発に1人で挑む

THECOOに入社し、最初の1カ月は簡単な修正業務やイベント周りの案件を担当した清水。しかし2カ月目に入ると、突然「来週からデカい案件やってもらうから」と言われ、「Fanicon」のチケット機能開発を任されることになります。

清水 「新機能を入社2カ月目でいきなり、しかも1人で立ち上げることになりました。チケット機能の開発自体は初めてでしたが、フリーランス時代にいろんな業界のシステムを0→1で立ち上げたノウハウや経験を活かすことができました。設計周りもすべて自分で行いましたね」

「Fanicon」は、データをマネジメントするシステムと、ユーザーが見るシステムが分かれているため、清水はまずデータをコントロールするところから着手します。

清水 「データストラクチャーを設計して、チケットシステムのデータベースのリレーションを確立させました。

次に、チケットを扱うために、どういうデータ構造をしていないといけないのかを考えて、データベースのテーブルとして定義し、『Fanicon』にデータベースを入れて、実際にデータを投入するためのAdminシステムを作りました。

さらに投入したデータを使って、『チケットをどういう風に購入・管理するのか』『売上の管理をどうするのか』など次のステップに進んでいきました」

技術的な部分では城に質問することがあったものの、チケットシステムは最終的に清水1人の手により、3カ月弱という期間で完成を迎えました。

清水 「私はプログラミングが好きで、なかでも新しいサービスをゼロから作り上げることが特に好きなので、ローンチした時に1番のやりがいを感じましたね。チケット機能を開発するという初めての挑戦でしたが、過去に経験したノウハウをうまく活かして完成させることができました」

大きな仕事をもらえること、「ギチギチしてない」コミュニケーションも魅力

2021年1月にチケットシステムをローンチしたものの、当初は機能が限られていたため、その後も清水は新機能の開発を手掛けています。

清水 「会員限定機能やアーカイブ機能などをあとから追加で開発しました。今はチケットを家族や友達に分配できる機能を作ろうとしています。ビジネスサイドからも要求があるので、『求められているサービスを作っている』と肌で感じながら、日々機能開発をしています」

そんな清水にとって開発のモチベーションのひとつは、感謝や称賛の言葉をもらうこと。

清水 「アイコンさん(※『Fanicon』を利用しているアーティストやタレント)のプロモーション用のLPを作るCMSを開発した時に、売れ行きが良かったようで、お褒めの言葉をいただきました。お礼を言われるのは、技術者として作って良かったなという気持ちになりますね」

嬉しい経験がある一方、清水には失敗してしまった苦い経験もあります。

清水 「チケット機能をローンチしてすぐの頃、大きめのチケット販売の話があったタイミングに障害を出してしまい、その時の対応がすごく大変でした。カスタマーサクセスの方にも手伝ってもらって対応したのですが、それ以来、同じような障害を出さないように気を引き締めています」

入社して約1年、すでにさまざまな開発を手掛けてきた清水。THECOOのエンジニアとして働く魅力をこのように感じています。

清水 「チャンスや責任のある仕事がもらえる会社なので、これからも大きい仕事をどんどんやっていける期待感がありますね。また、自分が手掛けたサービスがローンチされ、お客さまが使っている様子を実際に見ることができるのも魅力です。

チケットの案件も星川さん(現・Fanicon事業本部 事業本部長)から話が来たのですが、今までの経験から期待されて任せていただいたのだと思っています。年次とか入社のタイミングに関係なく、重要な案件を任せてもらえるのも魅力のひとつです」

また、仕事の内容だけでなく、働き方や環境にも魅力があるという清水。THECOOでは、2020年に新型コロナウイルスが流行して以降、リモートワークを取り入れています。

清水 「リモートワークができることで、仕事と家庭の両立ができて、バランスも取りやすいです。

前職でもリモートワークを取り入れていましたが、Slackなどオンラインでのコミュニケーション量は、THECOOの方が圧倒的に多いです。ここには、仕事を進める上で聞きたいことを率直に聞ける環境があると思います」

こうした環境が整っている要因を、「THECOOの社員は、フランクな接し方をされる方が多いから」と分析する清水。Slack上での遊び心溢れるコミュニケーションなどが、仕事のしやすさにつながっているとも感じています。

再認識したPMの重要性。アグレッシブな若手とともに目指す未来

THECOOのさまざまな魅力を語る清水ですが、入社してから気づきを得たこともあるといいます。

清水 「PMという存在の重要性を感じています。ここ10年・20年働いて、いろんな会社を見てきましたが、THECOOほどPMにアグレッシブな人材(jack山﨑翔馬・青野悠斗)が揃っているところはめったにありません。

開発に限らず他部署の方も含めて、他のメンバーからリーダーとして認められてチームを引っ張っていて、すごいなと思います」

若手PMの山﨑と青野について「2人とも性格がすごく真っ直ぐ」と評する清水。エンジニアとして、PMとの関係性を大切にしています。

清水 「彼らに『これは絶対抑えておいた方が良い』という点を伝えると、それをちゃんと吸収して、次に活かしてくれるので一緒に仕事がしやすいです。なんでも素直に受け止めてくれて、すぐに実行にうつしてくれています」

そして、これからの挑戦として「まだ具体的なアイデアは生まれていないですが、寺戸さん(現・Fanicon事業部 PM)のCassetteみたいな、新しい事業を作ってみたい」という清水。「Fanicon」についても、今後の課題と展望を語ります。

清水 「『Fanicon』の一般認知度を上げて、誰でも知っているサービスにしたいです。チケット機能に関しては、他でやっていないこともやりたいですが、できることがまだたくさんあるので、他社で当たり前にやっていることは最低限できるようにしたいですね。ゆくゆくは、チケットサービスで上場している会社さんと肩を並べられる機能を作りたいと思います。

そうした機能を作る上で、アイデアをビジネスにどう活かすかはまだイメージできてないですが、ブロックチェーンの技術を活かす可能性もあると思っています」

そして最後に、今後THECOOにジョインしてくれる方に向けてメッセージを送ります。

清水 「フリーランス時代も含めて今までさまざまな現場で働いてきましたが、エンジニアにとって一番働きやすい会社だと思っています。場数をかなり踏んでいる僕が言うくらいなので間違いないと思います。ですので、ぜひ転職先の候補として考えていただきたいです!」

20年以上のキャリアを持つ熟練エンジニアが「一番働きやすい会社」と言い切るTHECOOの環境。清水はその中で、これまでの知見を存分に発揮し、エンタメ業界を牽引していく覚悟です。

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