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HRの茶園(チャゾノ)がTAMメンバーにインタビュー!「TAMのお仕事図鑑」シリーズ、今回はコンテンツディレクターの前田さんにお話を伺いました!
前田さん、インタビューよろしくお願いします!
ー TAMに入る前は、どんなことをされていましたか?
2016年に新卒入社したモバイル系のアプリやサービスを提供する会社で、営業をしていました。ただ、元々は営業志望ではなく…。大学の卒業制作として短編映画を作った経験から、ものづくりやエンタメ、IT系に興味を持ち、企画営業職として入社したのですが、半年後に望まぬ異動で営業職に。営業といっても家電量販店をまわってコンテンツの紹介をする業務でした。
営業職を経験したことは今の自分にとってプラスになりましたが、元々自分がやりたかったこととは方向性が違っていたので、「やっぱり、クリエイティブなことがしたい!」と思い、2年目の終わりに転職活動を開始しました。
ー 予期せぬ異動の後、「やっぱり!」と元々やりたかったことを思い出したんですね。
転職活動では、TAMとどう出会ったのでしょうか?
クリエイティブ系の仕事で未経験からというのは当時とても難しくて、転職エージェントには「未経験の方に紹介可能な求人はありません。」と言われたこともありショックでしたね。そんな中、wantedlyで自ら探すうちにTAMに出会い、雰囲気や考え方がいいなと思って応募しました。
東京オフィスの面談では、自分の考えをまとめた図や、卒業制作でつくった短編映画などを見せながら話をしました。それに対して代表やリーダーが興味を持ってくれ、そのあとは順調に選考が進みましたね。実務経験は無かったのですが、ディレクター採用はポテンシャル重視で幅広く採っているとのことで、2018年の春にディレクターとしての入社が決まりました。
ー TAMに入社を決めたポイントは、何でしたか?
「とにかくクリエイティブな仕事がしたい」という想いで転職活動をしていたので、それが叶う場所というのがポイントになりました。また、TAMの実績紹介に大手クライアントの名前があり、仕事内容に興味が沸いたのと、面談で話した先輩方の雰囲気や人柄にも惹かれました。これは個人的な理由ですが、ゆくゆくは実家の近い関西エリアに帰りたいなとひそかに思っていたので、「TAMには大阪オフィスもあるし長く働くことができそう!」と思えたのも決め手でしたね。
初めての転職でしたが、選考の過程でTAMの現場メンバー数人と話す会をセッティングしてもらっていたので、特に不安はありませんでした。Web業界特有の忙しさへの心配は多少ありましたが、やってみないとわからないなと思って飛び込みました。
ー 現在のお仕事は具体的に、どんな内容でしょうか?
2018年に入社して2年間はWebサイト中心のディレクターポジションでしたが、2020年にTAM内で異動し、現在は企業や自治体のSNSや広告運用等を支援する「しゃかいか!」というチームでコンテンツディレクターをしています。
仕事内容としては大きく分けて2つあり、1つめはコンテンツ制作です。Web/SNSのプランニング、ディレクション、動画やライティングなどを担当しています。お客様は多岐にわたり、大手テレビ局、大手メーカー、ホテル、飲食店、自治体など様々です。それぞれの公式TwitterやInstagramなどで何を投稿するか、どうやって情報を届けたらいいか…とマーケティング担当者様は常に模索しているので、そこを一緒になって考え提案し、制作までするお仕事ですね。TAMのPGSTというフレームワークに沿って、目的達成のためにどのような戦略・戦術を取っていくべきかをご提案・ご相談しながら進めています。
具体的には、SNSを中心としたキャンペーンや配信イベント等を企画・実施したり、Webサイトを作って公開したり、動画の構成案を考え制作ディレクションしたり、SNSの投稿スケジュールを考えライティングから広告配信までを担当したり…と、本当に何でもやっていますね(笑)
ー 目が回りそうな仕事内容…!
2つめは、どんなお仕事をされていますか?
2つめはメディアの運営業務です。チームの名前の由来にもなっている、「しゃかいか!」というウェブメディアがあり、編集チームのひとりとして取材や編集、ライティングなどを担当しています。
しゃかいか!とは…日本全国の工場を訪問し、 そこで働く人やこだわりの製品が 生み出される現場を紹介する、工場見学訪問ブログ(https://www.shakaika.jp/)
京都にしゃかいか!の拠点を作りたいね!という話も動いており、最近は京都の伝統産業に関わるものづくり現場へ京都の大学生インターンと一緒に取材に行き、編集をしたり自分でも記事を書いたりしています。
ー お仕事のやりがいはどんなところにありますか?
何ヶ月もかけて制作してきたWebサイトを無事に公開できたときや、多くの人の協力のもと作り上げたイベントで成果が出たときは、達成感がありやりがいを感じますね。
お客さんに「またお願いしたいです!」と言ってもらえたときは、意味のあることができた、認めてもらえたと思えて嬉しいです。
常に新しいことをやっていく、常に進んでいるといったチャレンジングな環境そのものがやりがいに繋がっているのかもしれません。
ー お仕事には、どんな難しさがあるのでしょうか?
次々と新しいことをするのが楽しい一方で、決められた型がなく答えがない仕事なので…そこが難しいですね。案件ごとに課題も、お客様の商材も社風も違うとなると、どう提案しようか、どうすればコミュニケーションを円滑にできるか…と頭を使って考える必要があります。
また、複数の案件が同時進行していく体制上、メンバー間で手取り足取り教えることが難しい状況なので、自分の責任感で効率よく回す努力や自主性と、本当に助けてほしいときに上手くアラートあげるバランス感覚が大事だなと感じています。
ー 前田さんはその点、どのように身につけていったのですか?
やはりはじめは自分も難しくて、メンターに助けてもらった時期がありました。クライアントワークにおける考え方、進め方を教えてもらいながらも自分で考えて、少しずつ掴んでいきました。チームで働くメンバーの思考を知ることも大事な時間だったと思います。
ー TAM、しゃかいか!で働く魅力はどんなところにあると思いますか?
1つは、常に新しい壁があって、それを乗り越えるたびに成長を実感できるところですね。難しく感じても、サポートや応援をしてくれるメンバーがいるので心強いです。
2つめは、しゃかいか!の仕事では特に外部の優秀なクリエーターとの繋がりができるので、そこは大きな魅力だと思います。デザイナーや動画編集者、インフルエンサーなど、自分のやりたいことを突き詰めて生計を立てている方と話すと、プロ意識に触れられて刺激になります。しかも仕事としてのドライな関係ではなく「人と人」といった、いち個人の繋がりができるように感じるので、交友関係が広がって嬉しいですね。
3つめは、やはり「しゃかいか!」のウェブメディアの運営に関われること。取材ではものづくりの現場に実際に足を運んで話を伺います。こだわりのこもった作り手さんの話を聞いて人生観が変わる経験は、とても魅力的だと感じています。
ー こんな人にぜひ来てほしい!という人はどんな人ですか?
未経験の方も歓迎で、デジタルマーケティングの実務経験やスキルよりも人間性が大事だと思っています。なので一番は、「好奇心があって誠実な人」にぜひ来てほしいなと思います。常に新しいことをするので好奇心は必要ですし、コンテンツ制作やディレクションをする上では様々な人の立場を想像できる人、リスペクトし感謝できる人でなければ次に繋がらないと思っているからです。
他には、仕事の中で「楽しい」や「好き!」を積極的に見つけられる人もいいですね。SNSに興味があったり、普段からよく使っている人もクライアントワークに活かせるので良いと思います。もちろん、しゃかいか!のメディアの運営も仕事の一つになるので、ものづくりに関心のある方は歓迎ですね!
ー 最後の質問です。
前田さんがこれからやってみたいことはありますか?
やっぱり自分はクリエイティブなものが好きなので、ずっと関わっていたいなと思っています。具体的には、クライアントワークで関わっているコンテンツ制作やSNSを続け、より価値の高い仕事をつくっていくことや、しゃかいか!の取材を通して日本の伝統産業やものづくりを応援していけると嬉しいなと思います。
あとは、キャラクターに関わる仕事をしてみたいです。ストーリーや世界観のあるキャラクターってロマンがあると思っていて、昔から好きなんです。趣味で4コマ漫画を描いてInstagramに投稿していた時期には、それがキッカケで仲良くなれる人がいたり、自分の個性を生み出せた気がして嬉しかったので、そういった個人的な創作も継続していきたいなと思っています。
リーダーは「しゃかいか!を使って、前田さんのしたいことをしてほしい!」と言ってくれています。実際にキャラクターに関わる新規案件を先輩が振ってくれたこともあり、理解してくれていると感じるので、さらにチャレンジしてみたいと思うようになりました。
ークリエイティブなことやエンタメが好き!という気持ちがすごく伝わってきました。
ありがとうございました!