2023年、タビアンに新入社員が入社しました! | タビアン株式会社
2023年4月、タビアンに新卒の新入社員が1名入社しました。大学生だった伊藤碧央さんは、2021年からタビアンのエンジニアインターンとしてプロジェクトに携わっており、今回晴れて新卒入社をすること...
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2023年4月に新卒社員として入社したエンジニアの伊藤です。
タビアンに入社後、入社式を経て4月から5月末にかけて2ヶ月の新入社員研修を受講しました。今回の記事では新入社員研修終了後、受講後の成果と感想をレポートします。
タビアンの入社式の様子は以下の記事でも詳しく紹介しています。
研修は課題に取り組むものと座学の2種類がありました。
手を動かす講義
・ビジネスマナー研修
・ビジネススキル研修
聞く講義
・法務研修
・財務研修
・労務研修
・タビアンの歴史を聞く研修
実際の研修の内容と受講後の成果と感想について、1つずつ紹介していきます。
ビジネスマナー研修は他社と合同で行い、挨拶や名刺交換、電話対応などさまざまなビジネスマナーの習得を行いました。研修には他社の新入社員も参加していたため、改めて社会人になった実感がありました。
受講し、印象に残ったポイントは報連相の大切さです。業務中にアクシデントが起こった際、仕事を受けた人だけでは判断ができないことが多いため、上長や責任者にすみやかに報告を行います。報連相をしっかりと行うことで、上長の判断材料にもなります。プロジェクトをスムーズに進行させるうえで、改めて、報告・連絡・相談は非常に重要であることがわかりました。
研修後、5月にタビアンが参加した「AI・人工知能EXPO」でブースに来てくれたお客さまと実際に名刺交換をする機会がありましたが、研修で受けた内容を踏まえ、自信を持って行うことができました。
ビジネススキル研修では議事録作成とスライド作成の講義を受けた後、出された課題に取り組みました。
議事録は発言内容が1つのものとして通じるような表現を心がけること、実際にお客さまとのコミュニケーションツールとしても意義があるものにするため、発言者の記述も重要であることを学びました。また、議事録を書くときに重要なのは会議内での会話の順序ではなく要点を論理的にとらえ、記述できていること。これは受講前までは意識できていないポイントでした。
実際に取り組んだ課題を紹介します。初回の議事録は「口語を使っている」「文体が統一されていない」「抽象的な表現が多い」などのフィードバックをもらいました。最終回では文章らしくなり、文体も統一できるようになったと思います。「文章の具体性が増し、意味を論理的に構成できている」というフィードバックをもらえました。
6月からは、これまでは参加していなかったお客さまとの定例会議に議事録担当として参加することになったので、研修で学んだことを実践できるよう、精一杯頑張りたいと思います。
スライド作成は差し替えのしやすさを考慮し、1スライドに1つの要点を押さえて書くことが重要です。また、細かいオブジェクトのずれがないよう、相手に集中してもらえるような綺麗なスライド作成方法を学びました。PowerPointやGoogle Slideの機能についても知らない機能も多く、勉強になりました。
研修で作成したスライド
法務研修では主に契約について学びました。受講前は、案件の受注から終了までどのタイミングで契約書を交わし、契約書も誰が書いているのかまったくわかりませんでした。受講後は、案件受注から終了までの法務手続きの流れを把握でき、実際の契約書を見せてもらうことで、法律の重要性を改めて理解できました。実例を見せてもらえたことで、より理解が深まりました。
財務研修では財務三表について学びました。こちらも、法務と同様研修を受ける前はわからない分野で、少し名前を聞いたことある程度でした。会社の損益計算書(P/L)、賃借対照表(B/S)、キャッシュフロー精算書の財務三表についての概要を知ることで、ビジネス上の意思決定におけるファイナンスはどんな役割を担っているのか、タビアンのような受託開発会社のお金の流れを理解できました。今後、案件にエンジニアとして入る際も知っておいて損はない領域のため、個人的にも学ぶ時間をつくりたいと思いました。
労務研修では勤怠打刻の重要性や労働者の権利など、基本的な労務について学びました。受講前は打刻をし忘れてしまうこともよくあり、労働者の権利についても知らないことが多くありましたが、労働時間の上限規制を超えないようにすることは法律の観点で重要だとわかりました。また、フレックス制度や育児休暇など、会社のさまざまな制度について知りました。
代表の難波さんから2015年から現在にかけて、タビアンの歴史を聞きました。8年間、会社として変化を続けているタビアンですが、「使ってもらえるプロダクトづくり」を根底に持っていることが改めてわかりました。今後、AI領域でお客さまに貢献し、世の中を変化させていく存在になっていくという難波さんの言葉に強く共感しました。
研修前の目標は、社会人として自然な振る舞いを身につけることでした。研修を終え、社会人としての自分の現在地を改めて把握し、目標を立てられるようになったため、研修を受けて本当によかったです。
これまではインターン生として技術力を上げることに注力していましたが、研修受講後は社会人としてのマナーやビジネスに関する知識の必要性を強く意識しました。自分の現在地を自覚し、少し焦るような気持ちもあったため努力していきたいです。