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今回はスパイスファクトリーのラジオ(仮)のゲストとお話しした内容を編集してインタビュー記事にしております。ラジオではProject Management Division, General Managerの松久哲也(まつひさ てつや)さんに、キャリアや仕事観についてお伺いしました。松久さんとのラジオも合わせてぜひお聞きください。
<松久哲也さんプロフィール>
千葉県出身。2009年〜アパレル・ファッション業界のクライアントを中心に、EC事業の支援に携わる。EC運営ディレクター、リニューアル・新規立ち上げ等の構築ディレクターやチームマネジメント経験を経て、2021年にスパイスファクトリーに参画。
今までのキャリアとスパイスファクトリーとの出会い
ー初めに今までのキャリアについてお伺いさせてください。
松久:前職はアパレル企業のECの売り上げアップをサポートする会社に15年間在籍して働いていました。自社サービスとしてECのカートシステムを持っている会社で、スタートはECサイト運営の作業担当から入りました。その後、EC運営ディレクター、ECサイト全体のディレクション担当、最後はECサイト全体のディレクション担当など、いろんな役割を経験してきました。
ー転職しようというきっかけは?
松久:ECの業界に関わっていく中で、海外からshopifyというECカートサービスがやってくると聞き、面白そうだなと感じていて。いろいろ調べていくうちにshopifyに興味が出てきて、関われる仕事がないかなと思ったときにスパイスファクトリーの募集を見つけました。15年間勤めていたので転職には慎重になっていましたし、転職しようかな、やめようかなとしばらく悶々としていました。ただ、スパイスファクトリーは面接の時から活発そうな会社だと思ったし、何度も面接をしていく中でここで働くのは面白いだろうなと思って入社を決めました。
ディレクターをずっとしてきていて、話をまとめたり顧客折衝をするのは自分に向いているので、入社後も様々な仕事に関わりながら強みを発揮できていると思います。社内のデザイナーやエンジニアの意見をまとめながらプロジェクトを進めるのは面白いです。
多様なキャリアを歩んできたメンバーがPMチームに集結
ーそんな出会いで入社されてProject Management Division(PMD)の立ち上げ時に事業部長になられました。松久さんからみてPMDはどんな印象ですか?
松久:そうですね、気さくなメンバーが多いなと思っています。メンバーとしてはECサイト運営をしていたメンバーや、スクラムマスター、アプリ開発のディレクターなど様々なバックグラウンドを持つメンバーで構成されています。チーム全員がスクラムマスターの資格保持者というのも、社内では珍しいと思います。PMPやCSP-SMなどの資格保持者もいます。
チームメンバーの10人中5人がフルリモートですが、コミュニケーションは活発です。コミュニケーションという面では、チームの特性というよりか会社全体の特性なのかなと思うんですが、どのチームもコミュニケーションが活発だし雰囲気がよく、仲がいいと感じてます。
ー様々なバックグラウンドのメンバーが在籍しているんですね。
松久:そうです。真面目で実直に「クライアントの要望を叶えたい」というスタンスのメンバーが活躍していると思います。入社後にディレクターやPMになったメンバーもいますが、そういったメンバーも活躍していますし、どのメンバーも実直にクライアントやプロジェクトに向き合って熱意をもって取り組んでいます。そういうところがチームの良さかなと思います。
アジャイル開発の実践には「ワンチーム」が鍵
ー受託開発のプロジェクトマネジメントというと、どのようなものがあるのでしょうか?
松久:業種業態を問わず様々な企業・団体からお話をいただくので、多岐にわたります。例えばWebサイト制作・EC・SaaS・スクラッチ開発などから、開発手法もウォーターフォール・スクラム開発も両方あります。規模も小規模・大規模など様々です。業界としては医療、小売、アパレル、公共など幅広く関わっています。
各業界、業種の内容を毎回まっさらなところからインプットして理解を深め、クライアントと共通言語で会話して交渉したり対応する事ができると「やったな」という達成感を感じますし、受託開発だからこそ毎回新鮮でやりがいがある部分です。
ースパイスではコアバリューに「Form a scrum チームで最大の成果を」を掲げていますし、まさにPMのお仕事はチームをまとめて進んでいくお仕事かなと思います。そういう「ワンチーム」になるコツってありますか?
松久:「遠慮をしないこと」だと思います。社外に対しても、社内のメンバーにも、遠慮して意見を言わないままでは、いいチームワークは築けないと思うんです。プロジェクトマネジメントをしていると、言いにくいことをクライアントに言わなくてはいけない場面も発生します。金額交渉やスケジュール交渉などもそうです。遠慮をしないで真摯に伝えることが大事ではないでしょうか。そして相手からも隠さず遠慮せずに意見を言ってもらう。遠慮せずに対話ができる関係性が築ければ、自ずとワンチームになれると思いますし、ワンチームになることで、良いものづくりができていくと思います。
どのプロジェクトも最初の1〜2か月間程度はクライアントとの関係構築が重要だったりします。最近スタートしたプロジェクトでも、関係性を築くための工夫としてこちらからテキストで連絡するときにあえて「!」を多用することを意識したりしていました。あとはスタンプも積極的に押すようにしました。失礼にならない範囲でラフなコミュニケーションを心がけていったんです。その結果、はじめて先方の担当者からも「!」がテキストについて連絡が来たときは、素直に嬉しかったです。スタンプももらったりするようになった今でも、コメントにスタンプをつけて積極的にリアクションすることは、メンバー全体で意識して行っています。
ークライアントやメンバーとワンチームになることの良さはどこにありますか?
松久:ワンチームの良さは、例えば仕事が円滑に進むことや、結果としていいものづくりができることだと思います。スパイスファクトリーのコアバリューである「Form a scrum チームで最大の成果を」を体現するなら、誰かだけが頑張っていても意味がないんです。チーム全体で頑張って成果を出すことでいいものづくりにつながっていきます。
クライアントと一緒にものづくりをしている感じがすると何より楽しく仕事ができますよね。一丸となる安心感から、結果的にいいプロダクトやサービスにつながっていくのだと感じています。相手から見ても安心感がでたり一緒にものづくりをしていることを感じると、楽しくなっていくと思います。
PM Divisionのミッション「すべての人が共感できる価値を創造する」
ー最後に、今後どんなメンバーと一緒に働きたいですか?
松久:やっぱり「Form a scrum」を体現できる人と働きたいなと思います。先ほどから話している通り、ワンチームで取り組むことがとても重要なので、「Form a scrum」の考え方は重要になると思っています。
また、最近PMチームのMVV(ミッション・ビジョン・バリュー)を作ったのですが、チームミッションとして「すべての人が共感できる価値を創造する」を挙げました。これには「プロフェッショナルなPM(スクラムマスター)として、専門知識と革新的な開発手法を組み合わせ、社内外を含めたプロジェクトメンバーと共に、価値あるデジタル変革を推進し世界をより良いものにする。」という思いを込めています。
この価値観に共感し、体現することでチームや会社だけでなく、クライアントも巻き込んで世界をより良いものにすることを一緒に目指せるメンバーとぜひ一緒に働きたいと思っています。
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