本日はスパークルキャリアの社員一人目、純也さんをご紹介!
スパークルキャリア創業当時。
まだ制度も仕組みも整っておらず、採用そのものも検討段階だった時期に、
「何をするかより、誰と働くかだと思うんです」
そう語り、スパークルキャリアに飛び込んでくれたのが、社員第一号・純也さんです。
今回は、そんな純也さんのこれまでと今を紹介します。
出会いは、“取引先”としてだった
当時、純也さんは介護業界専門の派遣会社で営業を担当していました。
訪問先の一つだった法人で、当時人事コンサルをしていた、代表の藤原と出会いました。
最初の印象は、「他の人とは視点が違う人」だったといいます。
亮太さんはスタッフの条件やスキルを問うよりも、家族との時間や日常の過ごし方など、『その人らしさ』を見ていました。
肩書きではなく、「人としての在り方」に惹かれた
それから何度か食事の機会があり、仕事観や人生観について話すなかで、少しずつ気持ちは固まっていきました。
「この人の近くで、もっと学びたい」
「この場所で、未来を一緒につくってみたい」
その感覚が、入社の決断につながりました。
「誰と働くか」が、キャリアの軸になった理由
これまでのキャリアは、決して順調なものではありませんでした。
もともと警察官として働いていたものの、首のヘルニアが原因で退職を余儀なくされ、その後は携帯販売の派遣スタッフとして社会復帰。ようやく見つけた人材会社でも、突然の倒産を経験しました。
こうした経験を経て強く実感したのは、仕事は「何をするか」より「誰とするか」ということ。
信じられる人と、信じられる仕事をしたい。
その願いが、スパークルキャリアでの今につながっています。
介護業界専門のハイクラス転職支援へ
現在は、介護業界のマネジメント層・ハイクラス人材を対象とした転職支援に従事しています。
求職者との面談から法人への提案、面接同席、入社後フォローまでを一貫して行っています。
大切にしているのは、「この人がどう生きたいのか」という問いに向き合うこと。
条件やスキルだけではなく、価値観や願いに全力で寄り添う支援を大切にしています。
時には、面談中に思わず涙がこぼれたこともあります。
「この人の人生が前に進む瞬間を、そばで見られてうれしかった」
その実感こそが、この仕事のやりがいです。
支援の形は、紹介だけではない
もう一つの取り組みとして、介護業界関係者を対象とした交流会も継続的に開催しています。
職種や立場を超えて、人として出会える場所をつくることが目的です。
そこでは何かを売るわけでもなく、評価されるわけでもありません。
ただ、人と人が語り合い、ご縁が生まれる場。
その時間にこそ、業界の未来の可能性を感じているといいます。
ご縁を軸に、業界全体を前向きに変えていく
純也さんが描いているのは、「目の前の一人」に誠実でありながら、その先にある業界のあり方まで見据えた未来です。
転職支援はあくまで人生の一部分です。
ただ、そこには「人間関係」「価値観」「働きがい」「組織文化」など、その人の人生観や法人の本質があります。だからこそ表面的なマッチングではなく、人と組織の本質的な結びつきを丁寧に設計していくことにこだわっています。
「この人が、なぜここで働く意味があるのか」
「この組織にとって、この人が加わることにどんな可能性があるのか」
その一つひとつに真剣に向き合うことで、現場が前向きに機能し、働く人たちが『自分の存在価値』を感じられる環境を少しずつ増やしていきたいと考えています。
そして今、純也さんは「介護業界全体を、ご縁の力で前向きに変えていく」というビジョンを持っています。
将来的に描いているのは、ご縁を起点とした「支援インフラ」のような仕組みをつくりたい、ということ。
信頼を軸にしたつながりによって業界全体が前向きに循環していくような社会構造を目指しています。
このビジョンは、一人では到底実現できません。
でも、「信頼のつながり」と「誠実な行動」さえあれば、必ずかたちにできると信じています。
現場で生きる人たちが、心から笑って働ける環境を増やしたい。
この業界で働くことが、「誰かの誇り」になる社会にしていきたい。
その未来に向けて、目の前の一人ひとりに丁寧に向き合っています。