「私は、なんでも“70点”取れるタイプなんです。」
そう笑うのは、SOEL株式会社でSNS運用部門のマネージャーを務める山本。誰よりも堅実に、組織の穴を埋め、チームを支えてきた彼女の存在です。
「1位は取れない。でも努力すれば、全部70点は取れる。だからこそ、“足りないところ”を自然と補うようになったのかもしれません。」
尖っていない。でも、バランスがいい。華やかではない。でも、着実で信頼できる。その“六角形の綺麗さ”こそ、SOELという未完成な組織を支える大きな存在です。
目次
フリーランス、音楽、EC運営──「安定」がなかった日々
未経験から、マネージャーへ
社風の魅力は「気を張らなくていい組織」
「動かないと、何も始まらない。」
未来を一緒に創る仲間へ──
「仕事=遊び」と言える人と働きたい
フリーランス、音楽、EC運営──「安定」がなかった日々
法政大学卒業後、彼女は音楽活動を軸にアパレルのEC運営やバイイング、ブランド立ち上げなど、フリーでキャリアを築いてきました。
「ただ、バイトを掛け持ちしながら夢を追う生活は、いつか限界がくるって思ったんです。時間=お金の構造を変えないと、何も変わらないと気づいて。」
スキルをつけよう。働くなら、手に職を。
そして彼女が選んだのは「SNSマーケティング」という領域でした。
応募したのは、あるInstagramの求人広告。
それが、当時は社員数わずか数名だった「SOEL」のはじまりです。
「音楽活動をしている社長やメンバーが多かったのも大きかったですね。仕事以外の部分も理解してくれる。だから安心して入れたんです。」
未経験から、マネージャーへ
入社当時はディレクターの業務委託としてスタート。
飲食店のSNS運用を経験し、今ではホテルクライアントを中心に、SNSアカウントを運用しながら、メンバー7名のマネジメントも担当。
採用面談にも入り、運用ディレクション、育成まで“なんでも屋”のように奔走する日々が続いています。
「自分で考えたものが“世界観”として形になる瞬間が、やっぱり嬉しい。Instagramの投稿デザインやトーンを考えるブランディング作業が一番好きですね。」
また、彼女が大切にしているのは、誠実な積み重ね。
「私は地道に信頼を築くタイプ。約束したことは絶対守る、できないことは無理な納期を提示しない。当たり前のことを、ちゃんと続ける。」
だからこそ、クライアントとも、仕事以外の関係性が自然とできていきます。
『飲みに行きませんか?』との声をいただけるようになると、信頼してもらえた一つの証と感じるのだそう。
社風の魅力は「気を張らなくていい組織」
SOELはベンチャーながらも、押し付けがましさのない会社です。
「ベンチャーって、社長の熱量を押し付けてくる会社が多いじゃないですか。
でもSOELは、良い意味で“そうじゃない”。
岡崎さん(社長)も、すごく冷静で感情を押し付ける人じゃない。そこが居心地いいんです。」
任されるけど、拘束はされない。フラットに意見を言い合える風通しの良さ。結果を出していれば、仕事の進め方は任せてもらえる。
何より、“人”がいい。みんな素直で嘘をつかない。
個性はバラバラだけど、ちゃんと自立している。
そんなメンバーと働けてること自体が、何よりも嬉しいことだと山本は語っています。
「動かないと、何も始まらない。」
彼女の行動力の源泉は、音楽活動にあります。
現在も女性2人組のユニットで楽曲制作を続けながら、クラブイベントやブランドレセプションなどでDJとしても活動しています。
「音楽って、考えてるだけじゃ何も始まらない。まず動かないと、音は生まれないし、誰にも届かない。」
その感覚は、仕事でも同じ。インプットしたものを、どうアウトプットするか。
考えたら、まずは動いてみる。
その繰り返しが、今の彼女を作っています。
未来を一緒に創る仲間へ──
3年後。SOELはもっとスケールした組織になっているでしょう。
だからこそ、今のうちから「教育できる環境づくり」が必要だと、山本は考えています。
「自分で考え、動ける人に育ってほしい。放置はしないけど、ちゃんと任せる。困ったら私が責任を取るから、思い切って挑戦してほしい。」
「仕事=遊び」と言える人と働きたい
■自ら考えて行動できる人
■トレンドやカルチャーに敏感な人
■さっぱりしていて、切り替えができる人
「“遊びを仕事に”というSOELのスタンスに共感できる人と、一緒に働きたい」と話す山本。
SNSの仕事は決してキラキラだけではなく、泥臭く地道な作業も多い。
けれど、夢中になって取り組める面白さがある。
「遊びを仕事にする」
そんな言葉にピンとくるあなた。
SOELで、夢中になれる時間を一緒に作ってみませんか?