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こんにちは!HRのえんどうです^^
商品開発やバイヤーに興味を持っている方に、スナックミーのリアルな現場の声をお届けします。
スナックミーのバイヤー・商品開発チームは、単なる仕入れ業務にとどまらず、OEM先と共にオリジナル商品を生み出す役割を担っています。今回は、スナックミーで活躍するあさのさんに、仕事のやりがいや難しさ、そして求められる資質についてお話を伺いました。
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スナックミーの商品開発が携わるサービス
おやつの定期便と自社で運営しているECストアに携わります。
おやつの定期便「snaq.me」とは、隔週または月に1回お届けするワクワクおやつのサブスクリプションサービスです。好き嫌い、リクエスト、アレルギーなどを考慮し、回数を重ねるにつれて自分好みのおやつBOXになっていきます。
ECストアとは、スナックミーが自社で運営している「snaq.me store」、楽天やAmazon等で販売しているモール販売があります。ECストアは、おやつの定期便でお届けしている商品以外に、スナックミー基準に合ったやさしいおやつ、おつまみなどを販売しています。
スナックミーの商品は、クッキーやマドレーヌ、フィナンシェなどの焼き菓子、チョコレート、ドライフルーツ、ナッツ、米菓、和菓子、おつまみなど100種類以上のバラエティ豊かな商品を取り扱っています。
携わるサービスによる商品開発の違い
おやつの定期便「snaq.me」は、常温配送で、ポスト投函できる商品を開発します。多くの方々が美味しいと思っていただける商品を目指して開発します。
ECストアは、常温配送だけではなく、冷凍ケーキや冷蔵タルトのような商品特性により冷凍配送や冷蔵配送の商品も開発します。幅広く好まれる商品だけではなく、ニッチな商品だとしても好きな方がいらっしゃる、購入したいと思っていただける商品開発を心がけています。
スナックミーの商品開発の仕組み
スナックミーでは、商品を生み出す手法は大きく2つ。
- バイイング:既存の商品をスナックミーの基準に合う形で仕入れる
- OEM開発:製造者と共に、スナックミー仕様のオリジナル商品を開発する
特に後者の比重が大きく、ただ市場から買い付けるだけでなく、スナックミーらしい商品を作ることが求められます。開発スピードは、最短1ヶ月で可能な場合もありますが、ユーザーの評価を受けながら改善し、継続的に商品をリリースしていくことが重要です。
商品開発の難しさと挑戦
OEM商品開発のステップスナックミーの商品開発は、商品のアイディア出しだけではなく、商品をリリースし、ユーザーさんの評価やご意見を聞いて改善するまでの一連の流れを全て担当します。
- 商品企画
なぜその商品を作るのか、誰に向けての商品なのか、仮説を持った上でコンセプトの大枠を決定します。同じ商品でもリリースする時期によっては評価や売れ行きも異なってくるので、なぜこのタイミングなのか。それらをクリアにし、予算や製造ロットなど現実に落とし込んだ際にギャップがないかを判断する。 - 製造者探し
企画したものをどこで作っていただくのかは、既に取引のある製造者で製造可能なものなら既存製造者にお願いします。それ以外は新規製造者を開拓し商談を進めます。
・マーケットリサーチ
市場に出ている類似しているものを実際に購入し、試食会をすることも。開発メンバーは生活の中で気になった商品の裏面ラベルをチェックすることが習慣になっている。また、SNSなどオンラインによる情報収集をし、トレンドや新しい情報をキャッチアップ。
・食品展示会への参加
コンベンション・センターで定期的に開催されている食品展示会に参加し、可能性のある製造者に直接アプローチ。スナックミーのサービスについて理解・共感していただけた企業と共創する。
- 試作
製造者に伝えた企画に基づいて試作をしていただき、味やサイズ、価格などをトレードオフにするのではなく、バランスを考え最終スペックの決断をする。 - 販売に必要な情報のデータベース化
・商品規格書の収集と登録、商品記事の作成
商品を開発するだけではなく、商品を販売するために必要な登録作業。地道ではありますが、正しい情報を伝えるためには必要な作業になります。 - 検品
少量を試作したものとライン製造した際にスペックの齟齬がないかを確認する。重量、色味、風味などサンプルと味やサイズの差異がないか正しいものが正しい状態で納品されているか開発者が検品する。
これらを通じて、実際に商品を試作し、ユーザーに届けるまでのプロセスを進めていきます。
※商品ページにあるつくり手の想いや商品の説明は、商品開発担当者が書いています。
業界特有の課題
- 製菓業界の二極化:従来のやり方を守る企業と、新しいチャレンジを求める企業が混在。
- スナックミーのビジネスモデルの理解が難しい:サブスクリプション型の販売モデルが従来の卸売とは異なるため、理解されづらい。
- 新規開拓の難しさ:問い合わせても返信がないことも多く、適切な製造者を見つけるのに苦労することも。
スナックミーならではのやりがい
ユーザーとの距離の近さ
スナックミーは、ユーザーからのフィードバックを直接受け取れる環境。おやつの定期便での評価は定性、定量があり、リアルタイムで反映され、商品開発の指針となります。商品を継続、改変(味の調整など)、残念ながら終売の判断に活かしています。
製造者さんとの関係性
スナックミーと組むことで、新しい挑戦ができると感じる製造者も多い。長期的に共感し合い、一緒に成長できる関係を築くことが魅力の一つ。特にOEMメーカーさんは、ユーザーの素直な意見を知ることで、自社の商品について知る良い機会になっている。
スピード感のある商品開発
原料や価格など制限があるなかで、自身で考えたアイデアを形にすることができる試行回数が多い環境があります。もし失敗したとしても、結果を真摯に受け止め、そこから学びを得て次に活かそうという風土があるのでチャレンジができます。
スナックミーらしさとは?
- シンプルでナチュラルな素材選び:白砂糖不使用、極力添加物を使わない。
- ユーザー視点を大切に:自分自身がユーザーとして「届いたら嬉しいか?」を考える。
- わくわくする体験を提供:原材料、配合、商品名、パッケージデザインまでこだわる。
こんな人が向いている!
- スナックミーのサービスが大好きな人
- 「スナックミーらしさ」を体現し、ブランドの顔になれる人
- 商品開発を自ら楽しみ、誇りを持って発信できる人
- ゴールを自ら設定し、成長し続けられる人
まとめ
商品開発やバイヤーの仕事は、一見華やかに見えますが、実際には地道なリサーチや交渉の積み重ね。しかし、スナックミーならではの「ワクワクおやつ体験」を届けるために、多くの人と関わりながら形にしていくやりがいがあります。
「スナックミーの商品をもっと知りたい!」「商品開発に携わってみたい!」
そんな思いをお持ちの方は、ぜひお話をできれば嬉しいです!