こんにちは、Senjin Holdings代表の下山です。
私は東大2年の時に起業し、4年生で6億円で売却。その後東京藝術大学に進学しながらSenjin Holdingsを経営しています。
弊社は「若き才能を集めて、ビジネスで熱狂的に世界を変える」をミッションとしている、Webマーケティングのプロ集団です。
気になった方は、ぜひこちらをみて見てください。
私・弊社についての理解が深まる内容になっています。
ベンチャー面接における「逆質問」の重要性とは?
面接の最後に訪れる「逆質問タイム」は、単なる形式ではなく、あなたの理解力や思考力、さらにはカルチャーフィットを測る重要なフェーズです。特にベンチャー企業では、大手企業と異なり、即戦力や主体性、組織に馴染む力が強く求められます。このフェーズで適切な質問ができるかどうかは、内定の可否に直結することも少なくありません。
大企業とベンチャーで面接スタイルはどう違う?
大手企業では、逆質問も比較的マニュアル化されており、聞かれる内容も一定の範囲に留まります。しかし、ベンチャー企業では、「あなた自身がどれだけ主体的に動ける人材か」を見られています。そのため、逆質問でも“その企業独自の事情”に切り込めるかが重要。たとえば、事業フェーズ、組織構成、裁量範囲など、深く掘り下げた質問が歓迎されやすい傾向があります。
「逆質問」が評価される理由
ベンチャーにおいて逆質問が高く評価される理由は、「入社後の再現性」を測る手段だからです。単に履歴書や志望動機が優れているだけでなく、面接中の対話から「この人はうちのカルチャーを理解してる」「仲間になれる」と判断されることが多々あります。逆質問の質は、情報収集力と論理性、さらにはビジョンの共鳴度を表す指標になります。特に、実際の社員や事業に深く関わる質問は「この人は真剣にこの会社で働きたいのだな」という印象を強く残します。
逆質問で印象アップ!ベンチャー企業で使える具体例
ベンチャー企業における逆質問は、単なる「質問」ではなく、志望者としての意欲や理解度をアピールする重要なプレゼンテーションの場です。ここでは、実際の面接官が「印象に残った」と語る質問例を紹介しながら、その背景にある意図と効果を解説します。
事業・プロダクトへの関心を示す質問
「新しくリリースされたプロダクトXについて、開発の際に一番苦労された点はどこですか?」
このような質問は、事前にプレスリリースやnoteを読み込んでいなければ出てこない問いです。質問の深さと、個別具体性がポイントです。また、プロダクトの成長フェーズやKPI設定などに触れれば、より戦略的視点を持った人材と映ります。「プロダクトのユーザーとの接点に課題を感じていますが、どのような施策を検討されていますか?」のように踏み込めば、マーケティングやUI/UX視点も伝わります。
カルチャー・働き方に踏み込む質問
「1on1やフィードバックの文化について、印象的なエピソードがあれば教えてください」
これは、組織の内側への関心を示す逆質問です。ベンチャーは成長が早い分、社内の制度や文化も常に進化しています。単に「社風は?」ではなく、カルチャーを体感的に聞ける質問が効果的です。また、「現在リモートと出社のバランスはどうされていますか?」といった質問も、業務スタイルやチームの自律性に対する理解を示すポイントになります。
将来のキャリアを見据えた質問
「今後3年以内に新たに立ち上がる予定の部署や、新規事業の構想があれば教えてください」
中長期的なビジョンを問う質問は、「短期で辞めない」前提の問いであるため、面接官に好印象を与えます。また、「その成長フェーズで若手が担うことになる役割とは?」と繋げると、自分の成長意欲と照らし合わせながら、相手の構想に参加する姿勢を伝えることができます。
逆質問NG集:こんな質問はかえってマイナス評価に
どれだけ志望度が高くても、逆質問の内容次第で評価が下がることがあります。「この人、何も調べてないな」「うちの文化に合わなそうだな」と思われてしまうような質問は避けましょう。以下は、特に注意が必要なNG質問とその理由です。
「調べればわかること」はNG
「御社の主力事業はなんですか?」や「社員数はどれくらいですか?」といった基本情報は、公式サイトやWantedlyページで確認できる内容です。こうした質問をすると、「企業研究が不十分な人」という印象を与え、熱意も疑われてしまいます。ベンチャーでは特に、情報を“自分で取りに行く姿勢”が重視されます。調べたうえで「〇〇について御社のnoteで拝見したのですが…」と前置きできれば、全く違う印象を与えられます。
「待遇」にばかり偏った質問
「昇給は年に何回ですか?」「残業はありますか?」など、待遇や制度ばかりを掘り下げる質問は、タイミングを間違えるとマイナスに映ります。もちろん働き方は大切な要素ですが、初回の面接でこればかりを聞くと、「待遇しか見ていない」「成長意欲が低そう」という印象を与えるリスクがあります。待遇の話は、最終面接やオファー面談など、適切な場面で聞くようにしましょう。
逆質問を成功させる5つのポイント
逆質問は「聞けば良い」だけではなく、「どう聞くか」が成功を分けます。印象に残る逆質問に共通する5つのポイントを押さえることで、ベンチャー企業からの評価を一段引き上げましょう。
企業研究を徹底する
質問の質は、事前準備で決まります。企業のホームページだけでなく、《Wantedly》や《note》、登壇動画、代表インタビュー記事などを読み込みましょう。特にベンチャーでは、代表が積極的に情報発信している場合が多く、その内容に触れた質問は「理解度の深さ」を強く印象付けられます。たとえば「代表のnoteで拝見した"理想的なチーム像"について、現場レベルではどのような取り組みがありますか?」という切り口は有効です。
ストーリーと組み合わせて質問する
単なる質問ではなく、自身の経験や価値観に絡めて質問すると、グッと印象に残りやすくなります。たとえば、「学生時代、◯◯というチームでリーダーをしていたのですが、上手くいかないメンバーとの関係構築に悩んでいました。御社では、若手社員がチームビルディングを学ぶ機会はありますか?」のように、自分の経験を土台に置くと、対話の温度が上がります。「この人と働いてみたい」という感情が芽生えるのもこうした瞬間です。
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