2025年5月23日、弊社代表・下山明彦が、徳島大学で開かれた徳島イノベーションベース様主催の第60回拡大月例会に登壇し、会場には約650人が集まりました。
当日は、1万1000人以上の学生を海外留学へ送り出した、文部科学省「トビタテ!留学JAPAN」ディレクターの船橋力さんや、様々なデジタル事業を展開するブイキューブの間下直晃さん、そして徳島県知事の後藤田正純さんらも登壇。
満席の会場で熱気あふれるディスカッションが続く中、下山は「トビタテ!留学JAPANによる留学経験者」として、自身の原体験を語りました。
徳島イノベーションベース とは
徳島で「起業家が起業家を生み育てる」をコンセプトに起業家支援株式会社メディアドゥ、一般社団法人徳島新聞社、四国放送株式会社、株式会社阿波銀行、株式会社徳島大正銀行と共同で、徳島県内の起業家や社会人、学生など起業家精神を持つ方々を先輩起業家らが育成・支援する一般社団法人
徳島イノベーションベースでは徳島県の各会場で原則毎月第2金曜日18時より「月例会」を開催。国内で活躍する起業家を講師として招いて講演を行い会員同士の交流と成長促進を狙う。
「全員、飛び立とう」
セッションの冒頭、下山が語ったのは一つの強いメッセージ。
「みんな、絶対トビタテ使って海外に行った方がいい!できるだけ早く!」
この言葉には、単なる制度の紹介や経験談を超えた、リアルな体感と信念が込められていました。
留学という選択肢が、人生における大きな転機になることを自らのキャリアを通じて実感しているからこそ、発せられた言葉です。
特に印象的だったのは、対象が学生にとどまらなかったこと。
「親御さんも、企業で働く方も、経営者の皆さんも──もし今、“何かを変えたい”という思いがあるなら、今からでも遅くはありません」
年齢や立場に関係なく、“海外に身を置く”ことがもたらす視点の広がりや思考の変化は計り知れないとし、
「まずは一歩踏み出してみてほしい。そのきっかけとして、トビタテはとても良い制度だと思います」
と、全方位に向けて熱量を持って語りかけました。
このメッセージに、学生はもちろん、子育て世代や地元企業の関係者からも共感の声が多数寄せられていました。
東大、藝大、経営、アート…すべては「海外へ行ってみたい」から始まった
自身のキャリアのスタート地点も、「なんとなく海外に行ってみたい」という想いから。
当時は英語も話せず、計画も未定。それでも「何かが変わる気がした」と語ります。
- フィリピンでは教育系NGOでインターン
- インドでは、まさかの“瞑想修行”にもチャレンジ
「今思えば、“それでOK”って言ってくれたトビタテ、懐深すぎない?って本気で思ってます」と笑いながら振り返る場面も。
「英語も喋れなかったし、何者でもなかった。それでも“本気で何者かなりたかった”という気持ちを、面接官の方々がちゃんと聞いてくれた。あの経験が、自分の人生のスタートでした。」と語った。
留学のその先へ──大阪万博への出展と国際的な活動へ広がるキャリア
「挑戦は、やりっぱなしでは意味がない」と語る下山は、現在、2025年大阪・関西万博のASEANパビリオンにて自身のアート作品を展示中。
また、国際会議への登壇や複数の教育・ビジネスプロジェクトに関わるなど、留学で得た経験を多方面に活かしています。
「フィリピンで教育を学び、インドで自分と向き合ったからこそ、今やっていることの土台がある」と、経験の連続性にも触れました。
「教育は、親子で対話しながらつくっていくもの」
質疑応答の時間には、保護者の参加者から「親として、子どもにどのような教育環境を与えるべきか?」という問いが投げかけられました。
このテーマに対し、下山は自身の考えを、実体験とユーモアを交えて、率直に語りました。
まず挙げたのは、「迷ったら“ネタになる方”を選ぶ」という考え方。
これは一見軽やかに聞こえるものの、背景には明確な意図があります。
「何が正解かわからない場面では、“仮に失敗したとしても面白いエピソードになる方”を選ぶのが良い。後から振り返ったときに、それが自分の人生の“語れる経験”として残るから」と説明。
これは、挑戦すること自体に価値があるという下山の一貫した哲学にも通じています。
加えて、教育における日常的な意思決定についても触れ、「おこづかいのルールや家庭内の取り決めは、子どもと交渉しながら一緒につくっていくべき」とコメント。
一方的に“与える”教育ではなく、“対話と合意のプロセス”こそが、将来の自主性と判断力を育てるという考えを強調しました。
なかでも会場の反応が大きかったのは、下山が語った次の言葉です。
「実は、親御さん自身が海外に行ってみるのが、一番インパクトがあると思います」
下山自身の家庭では、ご両親は今でも海外経験がないとのこと。
「僕がトビタテで海外に行ったとき、親はずっと日本にいました。
でも、もしあのとき、一緒に飛び立てていたら、もっとたくさんの“共通言語”を家族の中で持てていたかもしれない。 そう思うと、親子で留学や挑戦の体験を共有できることには、とてつもない価値があると感じています」
この言葉に、多くの保護者や教育関係者が大きくうなずいていたのが印象的でした。
最後に
「数週間の旅行でもいい。数日の滞在でもいい。“海外に行ってみる”というアクションをできるだけ早く試してみてほしい」と下山は語りました。
「海外に行きたいけど迷っている」「キャリアの選択肢を広げたい」「何かを変えたい」
そんな方は、トビタテ!留学JAPANを活用して一歩踏み出してみてください。
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