【インタビュー】若手社員育成制度を強化します! S&Iが目指す人材育成の在り方について | 組織
こんにちは!S&I採用担当の山本です。S&Iでは、2025年度から若手社員の育成制度を強化することになりました。これまでの育成制度では、若手に対して同じ部署の先輩社員がOJTトレーナーとして付き...
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こんにちは!S&I採用担当の山本です。
入社後、どんな学びがあり、どのように成長できるのか。就活において、そんな疑問や不安を持っている方も多いのではないでしょうか?
人の成長なくして、会社の成長はありません。S&Iでは、新卒社員が少しずつ成長できるように入社3年目までの社員を対象にした若手育成制度を用意しています。
ですが、働き方や価値観がどんどん変わっている中で、これまでの若手育成制度ではカバーしきれないことが増えてきました。そこで2025年度からは、若手社員の声や現場の変化を踏まえ、若手育成制度を見直すことに。より若手の成長をサポートし、働きやすい環境を作るために見直されたポイントを紹介します。
これまでの若手育成制度は、同じ部署の先輩社員がOJTトレーナーとなり、日々の業務を通じて社会人としての基本的な姿勢や仕事の進め方を教えるスタイルが中心でした。
このやり方には、若手の性格や理解度に応じて柔軟なサポートができる、先輩との信頼関係を築きやすいなどのメリットがあります。
一方で「教わったことが全て」になりがちで、他の選択肢や考え方を知る機会が少なく、自分で考える力や試行錯誤する習慣が育ちにくいという課題がありました。
また、トレーナーにかかる負担や指導内容が属人化してしまい、会社全体としての教育方針や標準的な知識が伝わりにくいという問題も見えてきました。
新たな若手育成制度における、主な変更ポイント以下の2つです。
① 部署全体で若手を育成する仕組み
② 業務以外の視点からも支える、部署を超えた成長サポートへ
まず、1つ目の「部署全体で若手を育成する仕組み」についてです。
これまでOJTトレーナーと若手が1対1で向き合ってきましたが、今後は上司や同じ部署の仲間たちも育成に関わり、若手をチーム全体で育てる体制に変わりました。
3年後、5年後にどうなって欲しいか、それに必要なスキルや知識をいつ・どうやって身につけていくかをまとめた育成計画書は、チーム内でも共有し、OJTトレーナーが常に若手にサポートできない場面でも、他のメンバーが計画をもとにフォローできるようにします。
同時にOJTトレーナーに対しては、事前研修の実施や若手の指導にあたって悩んでいること、成功事例などを共有する場を設けることで、育成スキル習得をサポートしていきます。若手育成を通じて、リーダーシップやマネジメントスキルを養い、将来のリーダーとして必要な基礎力の強化を図っていきます。
そしてもう1つの大きな変更点は、部署以外の先輩社員がメンターとして若手をサポートする仕組みを導入したことです。
S&Iでは、従来のオフィスに出社して働くオフィスワークと、シェアオフィスや自宅で働くテレワークを組み合わせた働き方を推進しています。柔軟で効率的な働き方ができる反面、オフィスワークだけだった頃と比べて、直接顔を合わせてコミュニケーションをとる機会が減ってしまったことが課題になっていました。
そこで、仕事のことだけではなく日々の悩みや不安、キャリアや働き方について相談できるメンター制度を導入しました。メンター制度では、所属部署以外の先輩社員との接点もできるため、社内に知り合いが増えたり、会社の雰囲気をつかむ助けになったりと、会社に早く馴染むためのきっかけにもなります。
ちょっとした雑談や気軽に相談できる先輩社員がいることで、若手が孤立せず、安心して働ける環境づくりを進めて行きます。
いかがだったでしょうか。今回、見直された若手育成制度は、まだまだ完成形ではありません。実際に進めていく中で、社内からのフィードバックを受けながらより良い形を模索し、会社が持続的に成長できる仕組みを作っていきます。
次回の記事では、CHRO 西さんにお話を伺いながら、若手育成制度の強化の狙いや目指す在り方について紹介します。
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