こんにちは、RECEPTIONIST採用担当です!
組織が成長し、メンバーが増えていく中で、私たちがずっと大切に守り続けている「軸」があります。
今回ご紹介するのは、2025年4月28日に代表・橋本が投稿したnote記事です。
当時、働き方のルールを見直す際に、橋本がどのような思想で「出社」という決断を下したのか。
公開から時間は経っていますが、この記事に込められた「100年続く会社を創る」という覚悟は、今の私たちの日常にも深く息づいています。
弊社の選考を検討されている方はもちろん、強いチーム作りを目指すマネジメント層やリーダーの方々にも、ぜひご一読いただきたい内容です!
みなさん、こんにちは!RECEPTIONIST代表の橋本です。今回は弊社の働き方についての考えをまとめてみたいと思います。新型コロナウイルスの感染拡大があり、後に「コロナ明け」と言われるようになってからの弊社の働き方にも変化がありました。
コロナ禍以降「出社」「リモート」「ハイブリッド」——働き方の選択肢が増えました。私たちはあえて“出社”に重きを置く判断をしました。単なる懐古主義ではありません。そこには、私たちが描く未来と、会社を100年続けるための強い意志があります。
このnoteでは、なぜ今あらためて出社ルールを見直すのか、その背景や思想をまとめておきたいと思います。
IPOを目指す上でできた視座。「100年続く会社にしたい」
IPOをし、上場企業として存在し続けるには、【成長とガバナンス】が大切。
IPOするということはパブリックカンパニーになるということです。
どういう意味かというと、どんな人でもRECEPTIONISTの株を買える。会社が個人や一部の投資家のものではなく、みんなの会社になるということです。
みんなの会社になるとどんなことを意識しなくてはいけないか、
それは「潰さないこと」です。
もちろん未上場でも潰していいわけではありません。その責任がより一層強くなると言えます。
なのでIPOの審査というのは、この会社は「潰れない会社なのか」というをのいろんな角度でみる内容のものです。
また、従業員も増える傾向になるでしょう。
従業員だけでなく、その家族も養っていかなければならないと思うと、改めて考えてみてもやはり会社を潰すわけにはいかないのです。だから私は最近明確に、RECEPTIONISTを100年続く会社にしたいと思っており、公言するようにしています。
100年続く会社にするには
私が考える「100年続きその先も生き続ける会社に大切なこと」は、
- 成長(売上・利益の継続的な拡大)
- ガバナンス(信頼性・継続性の担保)
- カルチャーがあること
です。
では、「カルチャーがある会社」とは?
カルチャーって一朝一夕でできるものではありません。
また、トップダウンで作るもの、できるものでもありません。そして、カルチャー作りにゴールはありません。会社のフェイズや規模、環境が変われば、カルチャーも変わるべきと考えると、ずっと向き合っていかなければいけないわけです。
「事業が続く」「カルチャーが続く」この2つを両立できてこそ、真の持続可能な企業になれると考えています。
カルチャーを作るための手段のひとつが「出社」だった
日本で新型コロナウイルスが流行し出したのが、2020年。それまでの弊社は、ビジネスサイドは基本出社。開発やデザインなのどクリエイティブ系の職種の人は週1、または月1回の出社というルールでした。(もちろんお子様が小さいなどでの特別ルールはあり)
それから、コロナが広がりビジネスサイドもリモートOKとし、出社の時間も電車の混雑を避けて…とまずは安心安全を優先し、「自由出社」となりました。そこから、コロナが明けた後もあまり見直されてこなかった出社ルール。
正確にいうと、私的には何度も変える方向で議論の機会は持っていましたが、色々な理由があって、無理やり変更することは避けていました。
血行不良を起こしているように見えた。
弊社はslackとmeetとzoomを使って社内コミュニケーションをとっています。オンライン中心のコミュニケーションになると、いわゆるテキストコミュニケーションが主となってしまい、言葉選びが雑になったり、空気を読まない発言が増えたり、オンライン独特のテンション(低い意味)が多くなり、弊社が掲げている3つのバリュー(成果を出す・敬意を払う・覇気を纏う)全てがおざなりになってしまっていると感じました。特に3つ目の「覇気を纏う」は顕著でした。
また、自由には責任が伴うわけですが、それよりも「自由」だけが一人歩きしているようにも見えることがありました。そのほかにも色々なところでコミュニケーション不足が成長の支障になているなと感じ、「社長なんだし、変えちゃおう!」と決めました!
2025年以降のRECEPTIONISTの出社ルール
生産性の最大化、コミュニケーションコストのミニマイズを目的とし、コロナ前に戻しました。
コロナがきて、特別措置として働き方のルールを変えていましたが、コロナが終わった今、シンプルにコロナ以前に戻していきます。
開発チームやエンジニアがつくチームは原則週一回出社。
それ以外のチームは原則出社です。
とはいえ、リモートワークの有効性を感じたのも事実としてあると思います。
現在は、月16日以上の出社としています。
そこには2つの考え方があります。
週ではなく、月で考える
敢えて週での考え方ではなく、月での考え方にこだわりました。
月で考えたほうが自由度が上がると思いました。
1週間実家でリモートワークをするけど、それ以外は出社すればOK!とか、使い方次第では非常に有効だと思います。週でリセットされてしまうと、体調不良後の「念のためリモート」とかで、「その週は出社しないでOK」のような沈黙ルールができてしまう傾向も避けられます。
1件のみの往訪や外出は、出社とカウントしない
リモートワークは選択肢じゃなくて、手段として取り入れてほしい。
フルリモート前提で稼働してくださっている社員においては、今まで通り、フルリモートで活躍してもらえればいいと思っています。
フルリモートでいかに生産性を最大化させられるか、カルチャー作りに貢献できるかを考えていただき、行動してもらえればといいと思っています。
リアルに会える場も設けていきますので、そう言う機会をしっかりと活かせるカルチャーにしていきたいです。
とはいえ、リモートにもルール設けました。
・画面はオン(移動中の時など事情がない限りは)
・マイクもできる限りオン
オフィスワークでもリモートワークでも仕事に向かう姿勢は同じであるべきだと考えます。
ルールを変えていく理由
ルールを変えていく理由を改めてお話しします。
1.「ベンチャーとは、崖から飛び降りながら飛行機を作る」から
それくらい大変で、覚悟が必要であるということです。
コロナがスタートアップのこの例えを変えてくれたのでしょうか。
コロナで、スタートアップの評価の仕方は変わったのでしょうか。
混沌の中で、何を選び、どこに立ち戻るかが重要になります。
私たちは非常に困難で、基本的には死ぬのが前提だからこそ、勝ち残るために考えうる全てのチャンスをものにしなくてはいけないのです。
2.IPO時の株価を最大化させるため、組織的な優位性を作る必要があるから
GMO時代からお世話になっている役員の方ともこんな話をしました。
「個人の力には限界がある。組織力をどうたかめるか。ビジネスとは、戦争で競争である。会社に来ないチームと、メンバーが集まってるチームの差は容易に想像つく。個人のパフォーマンスはいいかもしれないが、チームで考えるとどうなのか。リアルを超えるコミュニケーション方法はない。」
組織的優位性をどれだけ構築できるかが、企業価値を高めるのだと思っています。
3.バリューやプロダクトを体現する立場でいるべきだから
私たちって、オフィスで使うプロダクトを提供しているんです。オフィスで働く人たちの気持ちと隣り合わせで仕事をすべきです。
そして、私たちのメインプロダクトであるクラウド受付システムRECEPTIONISTは、「取次をなくす」ことを大切にしています。それなのに、届く荷物の受け取りは出社しているコーポレートがやり、「荷物届きましたよ」とslackで連絡している。荷物を取り次いでいるんですよね。
受付システムを提供する会社として、
自分の来客は自分で対応する。
自分の業務に関する荷物は自分で対応する。
来客対応も業者対応も同じではないか。
プロダクトを提供している私たちがまず体現すべきではないでしょうか。
さいごに
ここ1、2年「出社に戻します」noteを書いている経営者が増えましたね。
会食でもよくこの話題になります。「生産性がよくないと思うから出社に戻したいけど…」などと悩んでいる経営者や役員の方が多かったです。私もそのうちの1人だと思います。
何が正解かわかりません。むしろ正解がないかもしれませんが、「これを正解にしていくんだという気持ち」が大切なんだと思います。
前段でも触れましたが、スタートアップって成長が全て。成長のためならなんでもやるべきだと思うんですそれなのに、会社のトップである社長がこういうルール作りに時間を取られるっていうのもなんだかな…と思う部分もあります。
尊敬する経営者の1人の方がこんなことを言われていました。
「お金で取った人はお金で去る」
これ、働き方でも同じことが言えると思います。
「働き方で取った人は、働き方で去る」
改めてスタートアップにはどういう人たちが集まるべきなのか、
そして働く意義を見つめ直す、いい機会かもしれません。
まずはみんなで頑張って、結果を出して、その先に選択肢を増やしていくべきではないでしょうか。