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入社直後の研修の中でも特に特徴的なのが、リアルゲイトが運営するワーケーション施設「neu.Room」での体験型プログラムです。
現地に足を運び、自らの視点で施設を利用することで、「魅力はどこにあるのか」「改善できる点は何か」を探りながら、その結果をチームで共有。さらに発信方法や改善アイデアへと繋げていきます。
決まった答えがあるわけではなく、体験から何を感じ取り、どう考え、どのように行動へつなげるかを重視しているのが、この研修の大きな特徴。リアルゲイトが大切にしている「利用者目線での発想」や「新しい価値をつくる姿勢」を体感できる場となっています。
そして2025年に入社した新卒メンバー3人は、このneu.Roomでの体験をきっかけに、とあるアイデアを実際にカタチへと結びつけました。
今回は、新卒メンバーがどんな体験をし、何を感じ、どのようにアイデアへとつなげていったのかを語ってもらいます。
ーneu.Room研修で印象に残っていることはありますか?
奥:まずは、率直に楽しかったです。自然の中にある施設なので解放感があり、研修ではありましたが楽しむことができました。現地での体験プランの中にサウナやバーベキューも入れていたので、研修とは思えないくらいリラックスできました。
マ:neu.Roomの魅力を伝えるには、「まずは自分たちが楽しむ」ということが大事だと思っていたので、楽しめるようなプランを計画できたことも良かったと思います。
村:そうですね。事前準備をしっかりしていたことも大きかったと思います。やることがしっかり決まっていたので、うまく進めることができました。
発表資料作りのための撮影もありましたが、役割分担をして、みんなが楽しんで取り組んでいたので苦にはならなかったです。
ーneu.Room研修は、「入居者にneu.Roomを活用してもらうための情報発信や宣伝方法を企画する」というテーマが設定されていましたが、アイデアを出す中でどのような視点を大事にしましたか?
マ:「入居者さんにどう発信するか」というテーマに対して、そのストーリーをどう作るかが私たち自身が設定した最初の課題でした。なので、まず自分たちが楽しんでそれを発信していこうと考え、そこからアイデアを出す方向に進んでいきました。
奥:当時、物件見学も進めていて、ちょうど3人で「物件見学の時に何があったら嬉しい?」ということを話し合っていたんです。案内役と案内される役に分かれて、シミュレーションのようなことをしている中で、「何か貰えたら嬉しいよね!」という話になったこともきっかけでした。
村:たくさん案を出した中でも、「グッズが良いよね!」という話しになりました。物件見学に行った時に、実際に私たちも先輩方からトートバッグやタンブラーをいただいたことが嬉しくて、リアルゲイトはノベルティや制作物もオシャレで普段使いもできるので、「普段使いできるグッズは印象に残る」と考えました。
奥:色々なアイデアを出し合い、最終的に「コースターがいいね!」となりました。
ーコースター以外に出ていた案では何がありましたか?
マ:ボールペンやステッカー、あとショップチケットというのも考えました。ただ、ボールペンは印刷面が小さすぎてロゴや情報を載せにくい点と、実際に使ってもらうイメージが湧きづらかったです。
奥:ショップチケットはコスト的なことを考えると現実的ではないよね、という話しになりました。
マ:その点、コースターは準備段階で「自分たちでもサンプルを作れそう」と思えたのも大きかったです。
奥:コースターは身近なものであり、どの物件で渡してもリアルゲイトの雰囲気に合うと考えました。
ー入社2週間で出したアイデアが実際に形になったときは、どのような気持ちでしたか?
村:まず自分たちの考えが採用されて嬉しかったです。アイデアを考えたり準備をしたりする時間自体にもやりがいを感じられました。また次の企画のチャンスを狙っています。
マ:私は自信に繋がりました。そして、今実際にお客さんにコースターをお渡ししているのですが、その時に、「実は私たち新卒が考えたんです」とお話しできることが嬉しいです。ただ渡すだけではもったいないので、neu.Room研修の話もして、実際に利用してみて体験してみて、「こういうところが良いですよ」と伝えることができるので、それは私たちの強みになったかなと思います。
奥:私も自分たちで考えた案が採用されたのは嬉しかったです。コースターは事前にいくつか種類を考え、完成版は2種類なのですが、その内の1つのデザインはほぼ原案通りに作っていただいたので、大きな達成感も味わうことがきました。
ーただ渡すだけはなく、背景のストーリーを一緒に伝えられることが価値になりましたね。
ー最後に、現在の視点でneu.Roomの利用を高めるための案を考えるとしたら、どのようなことが思いつきますか?
マ:企画やアイデアでは無いですが、日頃から入居者の方とお話しするタイミングで伝えていくことが大事だと思います。私たちは実際にneu.Roomで体験をしているので、そのエピソードも伝えられますし、そのきっかけとしてコースターをお渡ししたいなと思います。
村:SNSでの発信をしていくのは効果的なのかなと思います。neu.RoomのHPも、もう少し施設と統一感を出せると良いなと思ったので、発信系を強化して入居者の方はもちろんですが、多く人に利用してもらえる施設にしていきたいです。
奥:私はイベント利用も良いかなと思っています。リアルゲイトはイベントの企画も行うので、イベントスペースとしても活用できるのではないかなと考えています。ワーケーション施設なので、社内の研修で使ってもらうのも良いですし、インフルエンサーとコラボして発信をしてもらう方法も良いのかなと思います。
ー今後も、新しい発想や視点を活かした素敵な企画を楽しみにしています。
neu.Room研修の発表の場に同席した役員が、3人の発表を終えるなり「すぐやりましょう」と即決。その後、先輩社員の協力を得ながらブラッシュアップし、neu.Roomのロゴやレコードをモチーフとしたデザインを取り入れ、オリジナルコースターとして完成しました。
入社間もない3人が考えたアイデアは、研修の枠を越えて実際にカタチとなり、今もお客様の手に届いています。
「自分たちの体験をどう伝えるか」を考え抜いた時間は、そのまま日々の提案やコミュニケーションにもつながっているように思います。
リアルゲイトでは、こうした新しいアイデアを仲間と一緒に育て、カタチにしていく“モノづくり”を大切にしています。
年次や役職にとらわれず、良いと思ったことはまずやってみる。スピード感を持って実行し、変化を繰り返しながら成長していく。今回のコースターは、その姿勢を体現するひとつの象徴になりました。
そしてこのコースターのように、研修での学びや気づきが実際の仕事へと息づいていくことこそ、私たちが目指す成長のカタチなのかもしれません。