こんにちは。ラナデザインで営業を担当している、中村です。
今日は「ラナデザインってどんなところ?」「営業ってどんな仕事?」など、実際に入ってみないと見えにくいところを少し私なりにお話できればと思います。
私の仕事は「アカウントディレクター」という肩書きですが、どうしても社外の人や友達に紹介するときは「営業」という言葉を使いがちです。でもそうすると「デザインを作って売りに行くの?」なんて思われることもしばしば。でも実際には売りに行く仕事ではなく、お客様と一緒に作っていくお仕事だと思っています。
ラナデザインってどんな会社?
ラナデザインはWebの黎明期(windows95の発売あたり)からWebのデザインに注力している、いわゆるデザイン会社です。そこから派生して、Webで使われる映像やエンジニア中心のデザインを展開したアプリケーション開発なども行なっています。Webに限らず紙冊子やパッケージなどグラフィックの得意なデザイナーもいて、毎日いろんなデザインに触れられるのも魅力の1つです。
Webサイトが一番多いお仕事ですが、ほかにもインスタレーションやパッケージデザインに、
化粧品会社本店の施設紹介映像のお仕事など、表現方法はさまざまです。
「アカウントディレクター」のおしごと
アカウントディレクターには
・お客様に向き合う仕事
・社内のメンバーと向き合う仕事
2つの面があるな、と感じています。
1)お客様と向き合う仕事
ラナデザインでは1つのプロジェクトを動かすとき、いくつかの役割を持ったメンバーが集まります。その中で一番最初にお客様と接する窓口となり「どんなことをしたいか・そのためには何ができるのか」を一緒に考えていくことがアカウントディレクターの役割です。大きく方針が決まるとディレクターやデザイナーが具体的な施策に向けて動き出しますが、その間もデザインが先走りして目的からずれてしまっていないか、予算内で最大の結果を出すにはどうしたらいいのかなどお客様と社内の調整にあたります。
お客様も私たちも良いものを作りたいという気持ちは同じ。色んな制約のあるなかで、魅力的なアイデアやデザインの価値をお客様へどうやって伝えるのか、お客様自身が本当に求めていることは何なのかを考えながら進んで行くことが大切だと感じています。
2)社内のメンバーと向き合う仕事
一方、社内では数字の視点で状況を把握しながら、部署をまたいでディレクターやデザイナーとプロジェクトを進めていきます。お客様と近い立場でありながらもデザインが出来上がる現場と頻繁に状況を共有しあうことで、ラナデザインの良さや強みをさらに見つけることが出来たときはちょっと嬉しい瞬間でもあります。
広報と一緒にどうやって会社を見せて行くのか相談してみたり、映像やエンジニアのスタッフから直接専門的な解説をしてもらったり、日々デザインに対する学びが多く刺激的な環境です。
ディレクター会議の様子。案件の進捗や情報の共有、全体での方針などを話し合います。テクニカルの専門スタッフも交えて相談事をしたりすることも。
ラナデザインではたらく魅力
私の思うラナデザインの魅力……自画自賛みたいで少し恥ずかしい気もしますが、高いデザインスキルと目的を見据えた上での抜かりないディレクションにあると思います。
ブランディング領域を扱うことが多いこともあり、デザインに対して求められるクオリティが非常に高く、ユーザー目線で細部まで設計されていることはもちろん、コンセプトの部分からプランニングしたりと直接的な表現だけに留まらない一貫したアートディレクションが強みだと感じます。
高いスキルを持ったスタッフと一緒に仕事ができる、そんな彼らの作るデザインを自信を持ってお客様に届けることができるというのは営業として何より心強いことです。
事例をご覧いただいたり、「周りの人に聞いて評判がよかったのでぜひ頼みたいです」とお話いただいた時は嬉しいと同時に身が引き締まる思いです。
最後に少し個人的なお話を。
実は私、もともと営業の経験があったわけではありません。アートの会社で展覧会やカタログを作ったりギャラリーのプレスとして業務にあたっていました。
もっと広くアートやデザインの価値を伝え、届いた先にいる人たちの顔が見たいと思って今の「ラナデザインのアカウントディレクター」というお仕事に就きました。
ラナデザインはWebデザイン中心の会社ですが、社内は「Webだけやる!とにかく最先端のことをやる!」という感じではなく、みんなでやりたいことを仕事にしようという雰囲気なので私自身も媒体にとらわれない表現にどんどん挑戦してしていきたいと思っています。
昨今ではデザイン経営やデザイン思考について広く謳われていますが、ビジネス的に長期で大きな目線を持っている、デザイナーではない立場からもデザインについて考えられる人が求められていると思います。私自身もまだまだ未熟者ではありますが、いつか胸を張って自分が良いと思うデザインについて語れるような人間になりたいと思います。
アカウントという部署はまだ小さいこともあり、営業目線で意見をきちんと発信することや自分で仕事を作っていくことが必要です。大変なことも多いですが、上司や先輩に相談したり、周りのスタッフに助けられながら人を巻き込んで仕事のできるやりがいのある部署だと私は思います。
そんな環境で一緒に働くアカウントディレクターを募集していますので、ぜひ興味のある方はオフィス見学に来てくださったら嬉しいです。