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24歳、人事責任者。ベンチャーの組織づくりについて今、想うこと。

2021年8月。24歳になったばかりの頃、代表の石川に言われるがまま、株式会社SAKIYOMIの人事責任者を拝命しました。別に人事の責任者をしたかったわけでもなく「任命されたから始めた」今の仕事も、いざ役割を与えられると考えることが多く、短い期間でもたくさんの学びや葛藤、想いがありました。

特に求められることもなかったのですが、最後に更新した記事がかれこれ2年ほど前だったため、久しぶりに筆を取ろうと考え、ストーリー記事を執筆してまいります。

僕のWantedlyのプロフィールは思ったよりも見られることが多く、おそらく中途や業務委託、インターンの候補者さんたちが見られているのだろうと思い、そんな方々に向けて想いを伝えられたらなと思います。

採用サイトはこちら:https://www.notion.so/sakiyomi/91a854fa79ad47a9ab90c57a2f4bbf73



今、”組織づくり”について想うこと

ただ純粋に良い組織・良いコミュニティでありたい

小見出しにもつけた通り、僕はただ、このSAKIYOMIという会社組織がみんなにとって「良い組織・良いコミュニティ」であれば良いなと考えています。ここで言う「良い」とはなんなのかを考えてみると、これもまた、一緒に働いているメンバーには常々伝えておりますが、「笑顔でいられること」なのかなぁと。

そのために人事責任者の僕ができることとは何かを考えてみると、きっと「素直で性格の良い人を採用すること」と「一緒に働いてくれるメンバーが自己実現や成長に向かい続けられる環境を作ること」の2つに集約されるんだと思っています。

「素直で性格の良い人」を採用する

SAKIYOMI、元はRadixという会社には、社会一般的に見られる「いじめ」みたいなことが本当に起こりません。僕も他の会社での経験が少しはありますので、わかる”つもり”ではありますが、社会に生きる多くの人が、人の悪口を平気で言ったり、会社の不満を会社作りをしている人の”いないところ”で言ってみたりするんですよね。精神性が未熟な小学生から高校生にかけてであれば「まだ」わからなくもないんですが、法的に大人と認められるような年齢になって、社会に出るようになって、明らかに精神性が成熟しているのが”当たり前”だと思っていた人たちは、想像以上に存在していませんでした。

ともすると、これまでのSAKIYOMIは、きっと上述したような人は採用せず、「素直で性格の良い人」だけを採用してこれたんだろうなと思うわけです。仮にそれが真であるのであれば、人事の責任者を務める僕の第一のミッションは、再三になりますが、「素直で性格の良い人」を採用する他ないと考えています。

この「素直で性格の良い人」というのは、かのサイバーエージェントが公言している採用基準でもあり、どっからどう考えてもそこから僕も引っ張ってきているんですが、でも、これは間違いなくそうであるべきなんだなと思うのです。

サイバーエージェントは例年、新卒を300人前後採用していますが、私たちの採用基準は一つだけ。「素直でいいやつ」を選んでいます。
引用:サイバーエージェントの採用基準はたった一つ

昔ほど人材不足が顕著かと言われるとそんなこともありませんし、無理をして人を採用する意味もありません。インターン生も、中途社員も、業務委託も募集はかけていますが、究極1名も採用できなくても、明日も事業は安定的に回せるような状態になっているのです。

だからまあ、幸運にもこの記事を読んでくださり、SAKIYOMIで働きたいという想いをお持ちのあなたに向けて。「あなたは性格良いですか?素直ですか?」面接の中でこう問われて、当然「いいえ、悪いです。」なんて言う人間は居ないと思うので無駄かもしれませんが、とは言うものの、ある程度その人と話をしていたら、嘘をついているのかも分かりますし、良い人かどうかもわかってしまいます。これは何かの基準があるわけでもなく、全て僕の感覚的な判断にはなりますが、おおよそこれを外したことはありません。

僕は、先人たちが作り上げてきたこの「良い組織・良いコミュニティ」を維持・向上していくためにも、「素直で性格の良い人」を採用し続ける必要があります。ぜひ、SAKIYOMIで働きたいと思い、応募してくださる方々が、”そんな人”であることを祈っています。

補足:「素直で性格の良い人」を言語化してみる。

本章は僕の主観に塗れた意見なので読み飛ばしていただいても結構なのですが、自分なりに「素直で性格の良い人」を言語化したくなったので、合わせて記載していきます。こういう何かを言語化したいときに僕がよく採る思考法が「そうじゃないを考える」というものです。ということで、「素直じゃなくて、性格が悪い人」を僕なりに考えていきます。

第一に思い浮かんだのは「他責にする人」です。例えば、自分に何か不都合なことが起きたときに、それを会社のせいにするだとか、学校のせいにするだとか、友達・先生・先輩・両親・上司・同僚のせいにするだとか、そんなタイプの人です。

面接をしているととても感じるのですが、自分が成長できないことを会社のせいにしている人を見ると、とても悲しい気持ちになります。しかも、思ったよりもそういう人がたくさんいるんですよね。会社に何も期待できないと感じることは百歩譲ってわかるのですが、「じゃあそこで成長するために何かに取り組みましたか?」と聞くと、何も返ってこないのが大半。自らの成長でさえ他者に依存してしまっているのに、組織を一緒に作ってくれるような人になるとは到底思えません。そりゃ面接も合格にできないというものです。

第二に思い浮かんだのは「疑いや否定から入る人」です。上司や先輩から何かを教えてもらったときに「でも...」「いや...」から話し始める人、いませんか?個人的にはそういう人も素直じゃないし、性格良くないんだろうなあと思ってしまいます。そもそも年長者の方が長く生きているわけで、何かしら多くの経験をしていることが多くあります。つまり、自分よりもモノを多く知っている可能性が高いというわけです。

もちろん、疑問に思うことはとても大事なことですし、自我を持ってそれを貫こうとする姿勢はとても良いことだともわかっています。しかし、ひとまず受け入れて、それの通りに行動してみて、違ったらそれを捨てたらいいだけなのです。それなのにも関わらず、疑いや否定から入ってしまうのはあまりよろしくないなあと思ってしまいます。

上げ出したらキリがないのでこれくらいにしておきますが、上記に当てはまらない人が、ひとまず僕の考えている「素直で性格の良い人」だと考えています。言い換えれば「僕にとって都合の良い人」のように捉えられるかもしれませんが、とは言うものの、割とそれが真だと思っているのであえて書かせてもらいました。

自己実現や成長と向き合える環境を作ること

経験則ではありますが、成長する人間は勝手に成長していきます。自分に足りないものを探し出し、落ちている機会を拾い上げ、それを利用していく。全員が全員その状態にまで持っていけたら超理想ではあるのですが、そうは言っても簡単にはいきません。上述した「素直で性格の良い人」を採用したとて、成長まで勝手に走り続けられるかどうかは別問題だと思っています。

そうなると、ここに所属するメンバーが自己実現と向き合えたり、成長を遂げられるようなタネをばら撒いたりする必要があるなという考えに辿り着いていきます。ここで勘違いしたくないことであり、自戒でもあるのですが、「成長させてあげる」とは思いたくないものですね。

代表の石川がいつも口酸っぱく言ってますが、「会社は学校ではない。何かを教えてもらうスタンスなのであれば、お金を払ってくれ。」はまさに的を得ているなと思っており。僕たちはどこまで行っても「理念を体現し続ける場所」であり「事業を通じて社会変革を起こし続ける人たち」であり続けなければなりませんし、そうありたいと思っています。

ともすれば、人事の責任者であろうが、チームのリーダーであろうが、新メンバーのメンターであろうが関係なく、成長機会を生み出し続けはするものの、成長するかどうかは究極そのメンバー次第であることを忘れてはいけません。しかも、経営という、日常的に行っている仕事よりもさらに抽象度の高い文脈から外れないように機会を生み出していく。

容易なことではないですし、今、人事の責任者として僕ができているかどうかは正直分かりませんが、とにかくメンバーが自分で成長を掴み取れるよう、たくさんの機会を創出し続けていくことは意識しています。

「どこまで行ってもベンチャー企業」

これはある種、思考放棄のように捉えられるかもしれませんが、小見出しにもあるとおり、SAKIYOMIはどこまで行ってもベンチャー企業なんです。大手の企業さんと比べて制度が整い切っているわけでもありませんし、歴史のある企業さんと比べてメンバーのスキルセットが成熟しているわけでもありません。だからこそ、受け身になっていらっしゃる方には到底合わない会社なんだろうなと思っています(人事の責任者がこれを言うのもどうかとは思いますが)

きっと世の中の人事責任者の方々からすれば、僕が上述したきた内容なんてとっくに気がついているだろうし、もっと人事としてやるべきことはあるんだろうと思います。それでも「これ」が今のSAKIYOMIにとってのMAXパフォーマンスであり、組織づくりを任されている僕にできる最大限のことだと考えています。

ありがたいことに「一緒に働きたい」とおっしゃってくださる方がたくさんいらっしゃりますし、多くの方と面接させていただく機会にも恵まれております。でも、どこかSAKIYOMIから何かを得ようとするスタンスが見え隠れしてしまい、僕自身が一緒に働きたいと思えないのです。これは業務委託、中途採用といった俗に言う「大人」の方の採用にとどまりません。

インターン生の採用の現場に立ってみても、受け身で、周りに流されるがままにSAKIYOMIに応募してくれる学生さんが多数いらっしゃいます。でも、その状態だと到底SAKIYOMIの長期インターンには合格しないでしょう。だって、僕らはベンチャー企業ですし、叶えたい大きな夢がありますし、それを一緒に叶えていける仲間を集めているんですから。

雇用形態に限らず、何人の候補者の方が僕の記事を読んで応募してくださるのかは想像もつきませんが、組織を作る役割を担ったからこそ、上記の内容はブラさずに邁進する所存でございます。もし仮に上記の内容に当てはまると思われる方がいらっしゃいましたら、ぜひ門戸を叩いていただけますと幸いです。

僕たちはどこに向かうのか

さて、最後に僕たちがどこに向かっているのかを書き、記事の結びと致します。

理念に掲げているのは「仕事を通じて人間として成長し、自分と周りの人を幸せにする」というものです。まあこれは向かう先というか、そもそもの存在意義だと捉え、僕たちの根幹にあるものだと定義しているため、あんまり向かう先っぽくはないですね。

でいくと、SAKIYOMIのミッションでもある「新たな挑戦に、成功体験を。」が向かう先になるんでしょうか。これもまた、事業を進める上での存在意義に近いと思うので、向かう先っぽくない。

となると、もっと大きな文脈で捉える必要がありそうです。

先に補足説明:SAKIYOMIとRadix

そもそも株式会社SAKIYOMIは、2021年7月に株式会社Radixが社名変更をすることで誕生しました。SAKIYOMI自体はRadixの事業名でしたが、社名と事業名が一致していないことで不都合が多かったため、社名と事業名を統一したという背景があります。つまり、SAKIYOMIはRadixの文脈に則って存在し、Radixの掲げる未来に向かって進んでいると解釈ができます。

実は、RadixをSAKIYOMIに社名変更したのち、別法人として株式会社Radixを立ち上げています。そちらの方ではYouTube運用支援を行なったり、フードデリバリーの事業を行なったり、キャンプグッズのフルレンタル事業を行なったりと、多岐に渡った事業展開をしています。

Radixの過去や現在の事業内容を事細かに説明しているととても余白が足りないためここでは省きますが、Radix自体は「観光の力で日本を立国すること」を長期ビジョンに掲げて事業を運営しております。2050年に秋田県が限界集落(?)に指定されることを、勝手に回避しようという野望を掲げて。別に僕たちは秋田県に縁もゆかりもありませんが、日本が誇る四季や美味しい食材を保有する秋田県がそうみすみす限界集落になられても困ります。

参考文献:2040年自治体の半数が消滅の危機に

だって、僕たちの子供世代がこれから幸せに生活してもらいたいですし、それまでの間に日本をもっと良い国にしておきたいじゃないですか。それを「人がいなくなるから」「仕事がないから」「お金がないから」といった理由で妨げられたくないわけです。

全国に拠点を持ち、SNSを活用した情報発信能力を持ち、ユーザーインサイトを察る力を持ち、事業をスケールさせる経験を持つ。それら多くの布石を現SAKIYOMIや現Radixでは獲得しに行こうとしています。

長い補足の後にシンプルな結論

詰まるところ、僕たちはRadixの理念でもある「自分と周りの人を幸せにする」ために、観光事業を通じて日本の立国をすることに向かっていっています。そのためには、まだまだ足りないことが多く、その不足を得られるよう、SAKIYOMIの事業を通じて個々人が成長を遂げていっているのです。

だからこそ、冒頭で長々と説明した「組織づくりへの想い」にも通づるのですが、受け身であることも、他責であることも、謎の疑いを持つ人も、SAKIYOMIには不要なのです。僕たちは、僕たちが面白いと思っている世界を、面白いと思ってくれ、一緒に作りたいと思ってくれる人たちと働きたい。

最近のトレンドか、少し前のトレンドかは分かりませんが「Purpose(目的)」という考えがあります。何かトレンドに迎合することは気に食わないとも思いつつ、やはりこの「Purpose」を共通のものとしている人たちと一緒にいるのは、とても楽しいことですし、幸せに感じられるでしょうし、笑顔で働けるんだと信じています。

参考文献:今年最大の経営バズワード「パーパス」の本質

僕は今、24歳という年齢で人事責任者を任せていただいており、組織づくりを僕が筆頭に進めていく必要性があります。若輩者が作る組織に興味を持ってくれる人がどれほどいるのか、僕には到底想像もできませんが、それでも僕たちが作り出す世界はきっと楽しいし、ワクワクするだろうし、面白いんだという自負があります。

今、あなたに何ができるのか、僕たちに何ができるのか。

そんなことは分かりませんが、ただ1つ、僕が皆さんに伝えたいことは「良い組織・良いコミュニティ」を作りたいということだけ。そんな夢を一緒に叶えてくれる方がいらっしゃいましたら、ぜひお話をしましょう。

新たな挑戦に、成功体験を。
株式会社SAKIYOMI 人事責任者 樋田洋斗

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