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ユーザー系子会社?はい、でもそれだけじゃない。地方IT企業として成長まっしぐら。売上100億(PSグループ連結)を超えるまで
こんにちは!株式会社プロトソリューションの西野です。
このストーリーは、私たちプロトソリューションの会社の沿革をまとめました。多くの場合は、年表になりがちですが、今回は、意志ある挑戦と、人の想いを多めに載せてみました!この記事が、キャリアの次の場所を模索されている方の心に、少しでも響くものであれば幸いです。
プロトソリューションの歴史
(2007年度〜2024年度 プロトソリューショングループの沿革・売上推移)
2007年頃〜 沖縄発、品質と挑戦の創業期
2007年、沖縄の宜野湾市で「株式会社プロトデータセンター」としてスタートした私たちは、クルマ情報誌『Goo』のデータエントリーやデザイン制作、社内システム構築を通じて、徹底した“品質第一”を掲げながら歩み始めました。創業直後から雑誌制作の細部にまでこだわり抜き、「読む人に届く情報」を、正確に、かつリッチにスピーディに届けるか、に全力を傾けました。翌2008年には首都圏のお客様にも応えるべく東京支社を開設し、BPO事業としての新たな挑戦を開始。2009年には宜野湾の海を臨むオフィスビルを竣工し、沖縄に根を張りながらも全国へ広がる礎を築きました。
当時の社内報を今めくってみても、その熱量に胸が熱くなります。立ち上げメンバー約40名が、自らの志や理想のチーム像を本気で語り合っているのです。オープンマインドがあふれる内容で、その当時を知らない私でも、創業期の仲間になっていく過程をダイレクトに感じることができ、すこし羨ましい気持ちも生まれます。
(左:沖縄本社、中央:仙台本社、右:東京支社)
2010年頃〜 デジタルシフトと事業拡大
インターネットとスマートフォンの急速な普及と共に、私たちの事業領域も一気に変化します。2010年頃からは情報誌制作だけに留まらず、Webサイト企画・制作・開発、スマホアプリ開発へと事業を深耕。「Sence体内感覚」がベストゲームセレクションに選出されたのを皮切りに、「Like me! 似顔絵をつくろう」など次々とオリジナルアプリをリリースしました。同時期には沖縄版の『Goo』『GooBike』『GooHome』を立ち上げ、地域に根ざした情報発信でも着実にユーザー基盤を拡大しました。
「沖縄から、世の中を“あっ!”と言わせる面白いものを作りたい」
「この島のクルマ文化を、もっともっと面白くしたい」
そんな想いを胸に、当時のメンバーはもがき続けました。生んでは壊し、また生み出す。そんなトライ&エラーの先に、200万ダウンロードという光が見えたアプリがありました。刺すような太陽の下、肌を焦がしながら、一台でも多く自分たちのメディアに載せるために中古車販売店を駆け回った営業もいました。
その泥臭い一歩一歩が、沖縄の当たり前を、少しずつ変えていきました。今では退職した仲間もいますが、彼らの「やり抜く力」は、確かに今の私たちに受け継がれています。
2015年頃〜 仙台・ベトナムも共に歩み始める
最も変化が大きかった年代かもしれません。AI・データ・IoT領域の発展、日本が直面している生産人口の減少問題に注目しながら、さらなる成長を視野に、2016年には宮城・仙台のアイソリューションズと合併し、東北エリアにおけるITインテグレーション力を強化。2017年にはベトナムに自社開発ラボを開設し、低コストかつ高品質な開発体制を構築しました。同年、人材サービスを担う沖縄コールスタッフやアソシエをグループに迎え入れ、ソリューションの幅を一層広げています。また「CODE BASE OKINAWA」の開設やシェアサイクル事業「CYCY(サイサイ)」のスタートなど、地域社会の活性化や交通渋滞の課題解決を見据えた取り組みも積極的に推進しました。
宮城・仙台に仲間が増えたこと、ベトナムに開発ラボを立ち上げ、グローバルな開発体制を築いたことは、大きな変化でした。沖縄の若いエネルギー、仙台/ベトナムの技術力・考動力、東京の突破力。違う才能が混ざり合うことで、私たちはもっと強くなれると、本気でそう信じていました。もちろん、文化の違いという壁もありました。でも『多様な力を合わせてこそ新しい価値が生まれる』。その信念のもと、粘り強く対話を重ねて乗り越えてきました。私たちが当時、大事にしていた「シナジー」という言葉。それは、1+1を3にも5にもする、人と人との化学反応のことでした。
2020年頃〜 多様化する挑戦と社会貢献
設立以来変わらぬ“挑戦”の精神を胸に、2020年代にはクラウド受付システム「ラクネコ」や地域課題解決マッチング「JomoNeX」、Web運用パートナー「SENZOKU LAB.」、ドローン映像プラットフォーム「DroneMovie」など、多彩なサービスを次々とローンチしています。また、2021年10月にグループ入りした「株式会社オニオン」が手掛ける「Super Beauty TOKYO」など映像制作のサービスを開始、また、琉球ゴールデンキングスを運営する「沖縄バスケットボール株式会社」のジョインもあり、スポーツ×ITへの試みもスタートしています。
私たちの拠点は、大都市だけではありません。沖縄や仙台という、大切な地元があります。地域に根ざす企業としての社会的責任と、そこに眠る新たな事業機会。その両輪を回すことこそ、私たちの存在意義だと考えています。
「品質へのこだわり」と「挑戦し続ける姿勢」。その原点を忘れることなく、私たちはこれからも、時代を先読みして進化し、地域と社会に新たな価値を実装していきます。
あくなき挑戦
設立19年目。グループ連結売上130億円という成果は、お客様や関係者の皆様、そして『グーネット』という最高の舞台があったからこそです。
しかし、この数字はゴールではなく、次のステージへのスタートラインに過ぎません。それは安定した資産ではなく、未来を創るための「アセット」なのです。「普通はこうだよね」なんて言葉で私たちの可能性を終わらせません。地方発のIT企業として、既存事業の深化と新規事業の創造を両輪で進め、市場の未来を描き、社会に「感動の循環」を生み出していく。それが、私たちの事業戦略であり、揺るぎない覚悟です。
私たちが目指すこと 企業目標
数年前には想像できなかったスピードでAIが私たちの仕事や暮らしに溶け込み、デジタル技術はもはや生活インフラの一部となりました。同時に、日本が直面する生産人口減少という社会課題も深刻化しています。私たちプロトソリューションは、この“二重の変化”にこそチャンスがあると捉えています。限られたリソースでも、データと先端テクノロジーを駆使することで、効率的かつ持続可能に社会課題を解決し、誰もがより豊かな生活を送れる未来を創り出す──そんな想いを胸に、日々挑戦を続けています。
しかし、どれだけ技術が進化しても、最終的に人の心を動かすのは“人”自身です。単なる機能提供にとどまらず、お客さまや地域の方々が抱く期待を超え、深い感動を届けるためには、社員一人ひとりの「人間力」が不可欠です。私たちは「感動の循環」を会社の中核に据え、データやAIを武器にしながらも、常にお客さまの声に真摯に耳を傾け、人と人が共鳴しあう価値を創り続けます。
新たな仲間募集中
ここまで読んでくれて、本当にありがとうございます。伝えたかったのは「うちの会社、スゴいだろう?」ってことではありません。世の中には、魅力的な会社は多くあります。ただ、知ってほしかったのです。この会社の歴史には、お客様や仲間のために、がむしゃらに努力を重ねた人たちがいたこと。そして、その軌跡を受け継ぎながら、今もたくさんの社員が、新しい「感動」を創り出そうとしていることを。
私たちと一緒に、プロトソリューションの未来を創っていきませんか。うまくいかない日も、最高の瞬間も、全部まるごと、一緒に味わってくれる仲間を探しています。
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プロトソリューションとして、皆様にカルチャーを語るほどの広報活動は出来ていませんが、今後も発信していきますので、フォローしていただけると嬉しいです🍙