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「"熱狂できる場"を絶やさない、が私の使命です。」昨年中途入社した新規事業担当が語る、playgroundの知られざる魅力とは。
playgroundのスタッフはどういう幼少期を過ごし、その過程で何を考え、現在どのような姿勢で仕事と向き合っているのでしょうか。また、playgroundの行動指針である「文化祭のように熱く働く」とは実際にどういった状態を指しているのでしょうか。
昨年中途で入社された新規事業の佐藤さんに、学生時代のお話や、playgroundを選んだ理由について語っていただきました。常時好きなことに熱中してきた佐藤さんの人生を、覗いていきましょう!(編集:インターン生 藤原)
茨城県水戸第一高等学校を卒業後、早稲田大学に進学。新卒でヤフー株式会社に入社し、ECやゲームプラットフォームの法人営業・販促企画などを経験。その後、株式会社Origamiにて事業開発を経験し、Origamiのメルカリグループ参画に伴い株式会社メルペイに転籍。Origamiの事業撤退業務やメルペイの事業開発を経て、株式会社ビットキーに入社。2021年10月からplayground株式会社に在籍。
好きなことをとことんやった、幼少期~学生時代
どのような幼少期~学生時代を過ごされましたか?
幼少期はとにかく落ち着きがなくて、いわゆる問題児だったと記憶しています。両親には心配ばかりかけましたが、見放されることなく好きなことはとことんやらせてくれました。小学校高学年からはサッカーにのめり込み、中学では副キャプテンを勤めました。
▲写真左:幼少期の佐藤さん。いかにも腕白そうですね。(笑)
▲上列、右から三番目が佐藤さん。
人生の転機となったのは中学2年生でのアメリカ留学。ホスト先のご家庭のガレージにバンドセットが備えられていて、ファミリーや友人たちが目の前で演奏してくれたんです。そこからバンドの生音の魅力に惹かれ、帰国後は英語の勉強ではなくギター練習や作曲に没頭しました。
高校では軽音楽同好会に入りライブハウスや文化祭で演奏し、大学進学後はサークルで音楽理論や採譜方法を学んだり、プロの方のレッスンを受講したりなど、音楽活動に熱狂していました。
会社を成長させる起爆剤に、自分がなる
大学卒業後から現在まで、どういったキャリアを歩んでこられたのでしょうか。
一社目のヤフー株式会社は、スマートフォンの爆発的な普及、twitterなどSNSの盛り上がり、IoT機器の新興などから、「インターネットサービスが今後のあらゆるビジネスの中核になる」という確信を持ち入社しました。ヤフオク!やYahoo!ゲームなどのプラットフォームに出店・コンテンツ提供いただくパートナー様への営業、売上最大化のための販促キャンペーン、DM・広告出稿の企画などを担当していました。部署横断PJのディレクション力や、「ユーザーファースト視点」の基礎などを学べたことは私の大きな資産となりました。
その後、「サービスの立ち上げフェーズに関わりたい」という想いが強くなり、株式会社Origamiへ転職しました。事業開発として自治体連携PJや、他社様とのサービス連携などの新規事業案件を担当しました。志半ばでメルカリグループに参画することとなり、Origamiの事業撤退業務を遂行しました。
その後、株式会社ビットキーに入社し、スマートロックを活用したPoCのPJ推進を行いました。
playgroundに転職された決め手は何だったのでしょうか?
前職は急成長しているスタートアップで、優秀な方が多く、スキルや年収アップにおいてはとてもいい会社でした。社内外の環境が急変化する状況下、私の力不足で期待以上の貢献ができず申し訳ない想いはあるのですが、もう少しスモールなチームで、地に足をつけて事業創出に向き合いたいと考えていました。
そんな中、前職のPJが一段落したタイミングで、エージェント様からplaygroundをご紹介いただきました。
playgroundに決めた理由は3つです。
1つ目は、会社の成長性と自身の活躍可能性がイメージできたこと。私が思う「会社との健全な関係性」とは、新卒時代のように会社に育ててもらうのではなく、会社とともに自分も育つこと、強いては、会社を成長させる起爆剤に自分がなりうる、自分が活躍するイメージを会社と共有できる、ということです。playgroudが挑む領域はまだまだ成長過程であり、面談を進める中で自身の活躍可能性イメージを持つことができました。
▲2021年年末の「ラブライブ」イベント立ち合い時、playgroundメンバーと記念撮影。
2つ目は、代表の伊藤をはじめ、面談でお会いした方々の非常に優秀で、かつ驕らずに弱みを見せることを恥と思わない人柄に惹かれたことです。自戒を込めてですが、無駄なプライドは本質を見誤ります。20代の頃はプライドだけが高く、たくさん失敗してたくさん迷惑をかけていました。playgroundは、見栄や誤魔化し合いをせず、強み・弱みを良い意味でお互いさらけ出すことで、事業に真摯に向き合っているチームだと感じましたし、入社後もそのギャップはありません。
3つ目は、好きなエンタメやモノづくりに携わる時間や接点を増やすことで、人生における幸福度を最大化できると直感的に思えたことです。「好き」という気持ちをそのまま仕事に加え、サークルや部活、文化祭などに本気で打ち込んでいた時のような熱量で仕事をしています。
”必要だけど足りない要素”を補う役割です
現在playgroundではどのような仕事をされているのですか?
代表である伊藤直下の新規事業に在籍していますが、新規領域に限定せず、会社・事業の成長において、”必要だけど足りない要素”を補う働きかけをしています。
はじめに手がけた業務は、経済産業省主催のコロナ禍でのイベント開催様式の実証事業PJでした。弊社サービスをご利用いただいている、プロバレーボールチームヴォレアス北海道様のご協力のもと、電子チケットを活用して、来場者のワクチン接種歴または陰性検査をデジタルに認証する、という実証を行いました。来場者からは想定以上に好意的なご意見を頂戴することができ、正確かつスムーズな入場管理が実現できたことで、興行側にもメリットのある結果となりました。
▲左から、佐藤さん、元島さん、代表伊藤さん、QAインターン生。
本事業は、後に発表されたワクチン・検査パッケージ制度(※)に関連しており、来場者全員を対象とした制度の適用は、本イベントが国内初だったようです。21-22の年末年始にかけては、1時間以内に1万人が入場するための業務運用PJを、22年2月からは、イベント現場運営の負荷工数を下げるためのサービス設計・運用PJを推進しています。
※来場者のワクチン接種歴または検査結果の陰性のいずれかを確認することにより、感染リスクを低減させ、緊急事態宣言やまん延防止等重点措置等において適応される行動制限を緩和する制度のこと
自然と湧き上がる情熱や「好き」に従う
playgroundで働く魅力はどこにあるのでしょうか?
私自身のキャラクターおよび興味関心と、会社のMission/Vision/Valueとの重なりが大きいこと、に尽きると思います。playgroundが目指す未来は、自身の熱量と時間を注ぐに足る意義と可能性があります。目の前の障壁を乗り越え、その先にまた別の壁が見えてきて、また乗り越えて…仲間とともに悩みながらも楽しく変化を繰り返していく業務そのものが魅力です。
私は、社会人の今も音楽活動を続けています。どんなに忙しくても、自然と湧き上がる情熱や「好き」な気持ちは抑えられないものです。playgroundの仕事も、それに近いものがあります。
指示通りに業務を遂行できる力もとても大切なスキルですが、スタートアップには大企業のように整った組織・指示系統はありませんし、常に新しいことに挑戦しているため、誰も正解を持っていません。そのため、どんな業務にも隙間、すなわち「遊び」が生まれます。その「遊び」の中に、自分の色を出していくことがスタートアップの醍醐味だと思います。また、常に走りながら考えるため、問題解決の思考力や業務遂行力が自然と身につきますし、それが楽しくなってきます。
代表はじめメンバーとの距離も近いので、困ったときはすぐに相談し、ネクストアクションを明確にできるのもスタートアップならではの強みです。
もう二度と、熱狂できる場を絶やしたくない
今後の目標やビジョンを教えてください。
〇年以内に起業したいとか、〇人以上をマネジメントする事業部長になりたいとか、具体性のある目標があれば格好がつくのですがそういったものは特になく…。しいて言えば、会社を潰さないことです。
過去、所属していた会社が買収され、残りたいのに去らなければいけない仲間、自ら去った仲間、残ったが少人数で事業撤退業務をやり切らなければいけない仲間…昨日まで同じVisionを共有していた仲間がバラバラになった経験をしました。
抗いようのない状況で、誰も悪くなく、各々が出した結論に正解や間違いはありません。ただ、同じことを二度と繰り返したくない。playgroundで出会って一緒に働いている仲間、そしてこれから入ってくる仲間と、熱狂できる場=会社を絶やさず、むしろ大きくするために、その時々で必要となるスキルを学び、磨き続ける。そういう気持ちで働いています。
これから一緒に働く仲間たちへ。
エンタメ業界のDXはまだまだ発展途上です。チケットのデジタル化は一定進んでいますが、もっと加速させたいですし、まだまだアナログな業務が多くあります。
逆説的に、解決されていない課題がたくさんあるため、問題解決や論理的整理が好きな方、または得意な方、そして変化を楽しめる方や事業立ち上げをしたい方には打ってつけの環境だと思います。
持論ですが、VUCA時代では、安定や確実性を他者に求めるのではなく、変化や不確実性に対する受容性や寛容性を持って、自分が楽しめる状態や環境をつくることができると生きやすいのではないかと思います。そんな中、仕事は「辛くて当たり前」「お金をもらうために我慢するもの」ではなく、「好き」「楽しい」という自然と湧き上がる感情と共存できるものだと思います。勉強や経験は、感情との掛け算で飛躍的にインプットできるので、スキルアップの観点からも効率的かと思います。自分が、チームが、"今"やるべきことを見極め、意思決定し、自ら実行することを厭わない方と、一緒に楽しく働きたいです!