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こんにちは!人事部の川満です🐶🐱
TYLでは、年間・半期ごとに社内表彰制度があります。ミッション・ビジョン実現のために大切にしたい価値観であるバリュー(※)に沿って、優れた成果や活動をおこなっている社員を模範として賞賛しています。
※TYLの5つのバリュー
Challenge 常によりよいモノを求め、挑戦し続けます。
Client Value 顧客から選ばれ続けるサービスを追求します。
Grit 最後まで諦めずに全力で業務をやり遂げます。
For Mission 会社および事業の目的実現のために業務遂行します。
Respect 仲間を尊重し、相互理解に努めます。
今回は、FY25上期の表彰式で事業部VPを受賞された「ながつたペットクリニック」の3名にお話を伺いたいと思います!
■インタビュイープロフィール![]()
まずはじめに、自己紹介をお願いします!
濱田先生「ながつたペットクリニックで院長をしています。犬と猫を対象とした一次診療の病院ですので、日々の診療をおこなっており、避妊・去勢手術、腹部の手術、歯科処置など幅広く対応しています。」
星野先生「私は獣医師としては今年で8年目になります。TYLに入社して2年目になります。ながつたペットクリニックでは犬猫を中心に全般的に診療や手術などを担当しています。」
太田さん「私は看護スタッフなので、受付や会計をはじめ、検査準備や入院動物の管理、物品整理などを担当しています。先生たちの診察の補助もおこなっています。」
賞を目指してではなく、日々の積み重ねが評価に![]()
今回「予算達成率120%超え・前年比130%超え」という大きな成果を残し、FY25上期事業部VP賞を受賞されました。率直に今のお気持ちをお聞かせください!
濱田先生「そうですね…あの、僕の場合は、賞を取るためにみんなで頑張ろうとか、賞が欲しいから頑張る、っていうモチベーションではなかったんですよ。なので日々の診療や仕事に追われながら、一生懸命やってたら、気がついたらこういう評価をいただいていたっていう感じですね。」
太田さん「あのとき、ながつたのみんなで顔を合わせて”きょとん”としていましたよね(笑)。」
濱田先生「そうですね(笑)。僕の場合は、売上とか業績の数字はチェックしていたので、悪くはないだろうなとは思っていましたけど、”どのラインを超えたらこの賞”みたいなことはあまり気にしてはいなかったです。こんなこと言ってよいかわからないんですけど、正直、どんな賞があるのかもよく知らなかったですし…(笑)。当日も『あ、呼ばれてたんだ』って気づいたくらいで、あとで説明いただいてようやく理解しました。」
星野先生「私は当時産休に入っていたので、ながつたの皆からLINEで『賞を取ったよ!』って、みんなの写真と一緒に連絡をもらったので、『素晴らしいお話が聞けて嬉しかったな、よかったな』という気持ちでした。」
濱田先生「星野先生も産休前はチームの一員として頑張ってくれていたので、チームで一緒に取り組んだことの結果が数字として現れて、それを評価してもらえたことが、素直に嬉しかったですね。」
星野先生「そうですね。診療は業務自体が評価されることが少ないものですが、こうして表彰という形で評価いただけたことは、自分自身というよりも、私が働いている場所や環境が認められたように思えて、とても嬉しかったです。」
そういえば、今回贈呈されたトロフィーはどうなりました?
太田さん「いただいたトロフィーは、先生たちの机の横の棚に置いてありますよ!」
置いてるって!飾ってるって言ってくださいよ!飾ってもらえているようで安心しました(笑)。
丁寧に積み上げて育まれたチームワーク
チームで取り組むなかで、特に印象に残っている出来事はありましたか?
濱田先生「病院の隣にペットショップができたことは、新規の患者様が来るきっかけにはなっていたと思うので、印象には残っています。ただ、そのなかでも日々の診療を一つひとつ、丁寧に積み重ねてきたことが成果につながったと思っています。まさにチーム全体での努力の結果です。」
太田さん「濱田先生の言うように、ホームセンター内に大型ペットショップが新設されたことで、子犬や子猫を迎える飼い主様が一気に増えたことは大きな変化でした。ペットショップでお迎えした飼い主様向けに”初診料無料キャンペーン”を打ち出すことで新規の来院につながり、そこからワクチン接種や避妊・去勢手術といった継続的な診療に広がっていきました。」
星野先生「日々の積み重ねも大切ですが、特に印象に残っているのは、日常診療のなかで起こる急患への対応です。緊急の場面では、どんなに尽力してもすべての命を救えるわけではありません。救えなかった悔しさや悲しみをチームで共有する一方で、『この子を元気にして返そう』と力を合わせて乗り越えられた経験も数多くありました。そうした一つひとつの経験の積み重ねが、自然とチームワークを強くしていったんだと思います。」
皆さんのチームワークがチャンスを掴んで結果に繋がったんですね!
ペットと飼い主様に「安心感」を届ける診療を
日々の業務で特に意識していることはありますか?
星野先生「私は犬や猫が元気に過ごせるように、まずは体に触れてあげることを大切にしています。ワクチン接種の際にも、リンパ節が腫れていないかなど、飼い主様が気づきにくい変化を感じ取れるよう心がけています。」
濱田先生「星野先生の犬や猫に触れてあげるのと同じで、私たちの仕事は、飼い主様と動物と直接接し、評価をいただく仕事です。ですから“丁寧さ”や”安心感”を常に意識しています。」
星野先生「そうですね。私も飼い主様と信頼関係が築けるような、『この先生に任せたい』と思ってもらえるような診療を心がけています。」
太田さん「私は常に相手の立場を考えることを意識しています。診察室の先生の声を聞いて検査などの準備を先周りして準備したり、飼い主様には前回から今日までの体調を必ず確認するようにしています。よくなったと聞けると、一緒に『よかったですね!』と喜んでしまいますね。
また、なるべく専門用語は使わず、雑談も交えて、気軽に話していただける雰囲気を大切にしています。小さな本音の中に大事な情報が隠れていることもあるので、聞き逃さないようにしたいんです。」
濱田先生「言葉選びや雰囲気づくりは大事ですよね。僕もできるだけわかりやすい言葉を使うように心がけています。専門用語や抽象的な言い回しではなく、飼い主様が理解しやすい表現を選ぶ。その一つひとつの積み重ねが、飼い主様の安心感へとつながると思っています。」
太田さん「そうですね。不安でいっぱいで来院される方に冷たく対応をしてしまったり、説明がわかりづらいと、相談しにくくなってしまいます。だからこそ“何でも話して大丈夫ですよ”という空気を出せるように心がけています。」
濱田先生「あとは、他の先生も含めみんな意識していることですが、診療の流れや経緯をカルテにしっかり残すようにしています。そうすれば、前回の内容をすべて聞き直さなくても状況を把握できますし、違う先生が診ても『わかってくれている』と飼い主様に感じてもらえるんです。」
私も猫2匹飼っているので、そういった先生が担当だと安心してお願いできますね!
濱田先生「実際に2024年8月に取材された神奈川ドクターズという、病院を紹介するサイトがあるのですが、飼い主様のインタビューに『カルテがきちんとされてるみたいなので、こちらから説明しなくても違う先生もわかった状態で話を進めてくれるので、安心して通える病院かなって思います。』というお声もありました。」
経験を重ねても変わらない“丁寧さ”への尊敬
星野先生、太田さんのお二人から見て、濱田先生の普段の姿勢で「ここが素敵」「助けられている」と感じる部分はありますか?
太田さん「濱田先生はとにかく人当たりがよくて、患者様からもとても好かれていると思います。言葉の選び方も丁寧で、相手が求めている言葉を自然と返してくれるんです。そうした柔らかい雰囲気が、安心感につながっているんじゃないかなと思います。」
星野先生「やっぱり“丁寧”という言葉が濱田先生にはぴったりだと思います。飼い主様とのコミュニケーションでも、処置や手術でも、その丁寧さは常に変わらないんです。多くの場合、1年目や2年目は丁寧でも、経験を重ねるうちにどうしても薄れていってしまうものだと思うんですけど、濱田先生はずっとその姿勢を崩さず続けている。本当にすごいなと思います。」
太田さん「あとは、私たち看護スタッフが準備などでちょっとミスをしてしまっても、“大丈夫、次からできればよいから”と声をかけてくれるんです。叱るのではなく、前向きに次につなげようとしてくれる姿勢がありがたいですね。そう言っていただけると、自分も焦らず落ち着いて行動できます。」
星野先生「そうですね。私に対しても“任せるよ”というスタンスでいてくれるのがありがたいです。もちろん診療件数では濱田先生が圧倒的に多いのですが、『いてくれるだけで十分なんだよ』と声をかけてくださることもあって。産休育休から帰ってきてまだ日が浅い私にとって、その言葉がとても安心につながっています。もっと頑張らなきゃって思いますね。」
太田さん「病院全体が殺伐とせず、平和でおおらかな雰囲気なのも、濱田先生の姿勢が大きいと思います。多少のことがあっても『別の方法でカバーすればOK』というスタンスでいてくれるので、スタッフ同士も必要以上にピリピリせず、自然と助け合えるんです。」
星野先生「あともう一つ、犬や猫にもしゃべりかけてるんですよね(笑)。言葉を話せない動物に対しても“伝えよう”とする姿勢があって、それがとても人間味があって優しいなと感じます。些細なことかもしれませんが、私が個人的にとても好きなところです。」
なんだかとってもほっこりしますね(笑)。
安心して任せられる仲間たち
濱田先生から見て病院の皆さんの強みや頼もしさを感じる瞬間はありますか?
濱田先生「正直なところ、こちらから“こうしてほしい”と細かく伝えなくても、みんながもともと持っている力で十分に病院を支えてくれています。そのおかげで、僕自身とても楽をさせてもらっていると感じますね。
特に看護師さんたちは診療補助のスキルが高いだけでなく、受付や事務的な業務も本当に丁寧です。飼い主様とのやり取りも誠実に対応してくれるので、トラブルになる可能性が低く、Googleの口コミなどでも高評価のコメントをいただくことが多いんです。商品や金銭の管理も正確で、他院と比べてもエラーが少ないと聞いています。本当に頼もしい存在です。」
他の先生についてはどうでしょうか?
「獣医師は10人いれば10通りのやり方があるものですが、当院の先生方はお互いのやり方を尊重してくれるんです。また、みんなに共通しているのは“丁寧さ”と“向上心”。新しいことも積極的に吸収してくれるし、僕が言わずともレベルアップしていくんです。星野先生は難しい症例にも強い関心を持って取り組んでくれていて、今後ますます頼もしい存在になっていくと思っています。
だからこそ、僕も安心して仕事を任せられるし、逆にみんなから支えてもらっている部分も大きいと感じています。お互いに信頼し合っているからこそ、今の温かいチームワークがあるんだと思ってます。」
小さな“ありがとう”が積み重なる、居心地のよい職場
他の動物病院と違うなと感じる点や、文化的な特徴があれば教えてください。
星野先生「『ありがとう』という言葉が本当に多いんです。ちょっとしたことでも自然に出ます。例えば、看護師さんが手が空いていなくても、保定を手伝ってもらったときに『ありがとう』と言える雰囲気が当たり前になっています。職場全体が温かく、やわらかい空気で包まれている感じですね。」
濱田先生「そうですね。何かあれば小さなことでもすぐに『ありがとう』と言っていますね。」
星野先生「不必要に言っている感じではなくて、本当に自然なんです。だから言われて違和感を覚えることもないし、むしろその言葉があることでお互いが気持ちよく働ける。ちょっとしたことでも感謝が言葉になっているのが、この病院の特徴だと思います。」
”ありがとう”の文化は素敵ですね。その他にはいかがでしょうか?
太田さん「私の場合、前職はとても忙しい大規模病院だったので、効率重視の環境に慣れていました。ここに来た当初は少しのんびりしている印象を受けましたが、それが悪い意味ではなく、落ち着いて業務に取り組める雰囲気だと感じました。改善提案をするとすぐに取り入れてもらえるので、業務もどんどん改善されていきます。皆さん素直で前向きな特徴がありますね。」
濱田先生「看護師の皆さんは、受付も補助業務も含めて、すごく丁寧に仕事をしてくれます。事務的なミスも少なく、皆さんそれぞれのスキルが高く、安心して任せられるなと思っています。」
濱田先生「あとは、看護師さんや先生が産休・育休を取るケースもありますが、それを“特別なこと”ではなく“当たり前のこと”として受け止められる環境があります。復帰後も無理なく仕事を続けられるよう、体制を整えようとしてくれている。個人経営の病院ではなかなか難しい部分ですが、企業病院だからこそできる取り組みだと思いますね。実際に、産休や育休に入るスタッフを送り出すときも「行ってらっしゃい!」と温かく見守り、復帰すれば「待ってたよ!」と迎え入れる。そんな雰囲気が自然と生まれています。」
星野先生「そうですね。私もしっかり産休育休を取らせていただきましたし、育児しながら今も働いているので皆さんには本当に助けられています。」
忙しくても安心、サポートと対話が整った働きやすい環境![]()
「働きやすい」と感じるポイントはありますか?
濱田先生「当院は、ホームセンターの営業時間に合わせて勤務時間が設定されているので、朝は少し遅めに始まり、終業も無理のない時間に調整されています。一般的な病院に比べて、勤務の負担が少し軽くなることが多いですね。」
太田さん「診察が10時開始という点は、私にとって大きな助かりポイントです。他の病院では早朝から出勤する場合もありますが、ここでは朝にゆとりがあるので、一日のスタートを落ち着いて迎えられます。」
星野先生「総獣医師長の藤野先生や本部の弓場さんの存在は、スタッフにとって大きな安心感につながっています。アットホームな雰囲気の中でも、意見を言えているかどうかを見守ってくれる存在がいることで、言いたいことを言いやすくなるんです。」
濱田先生「困ったときや手が足りないときにも、弓場さんのようなグループ全体でサポートしてくれる人や、藤野先生のような頼れる存在がいるので、気持ちがずっと楽になります。スタッフにとって、“最後の砦”のような存在ですね。」
太田さん「自分の提案や考えを、病院の外でもしっかり聞いてくれる人がいるのは本当にありがたいです。普通の病院ではなかなかないことですよね。同じ視点だけでなく、違う視点の意見も取り入れてもらえるので、伝えやすく、納得感を持って働けます。」
星野先生「病院内の小さなコミュニティだけでは見えにくいことも、外から見て評価してくれる人がいると、本当に働きやすいですね。」
濱田先生「月に2回、ミーティングがありますが、実際に病院に足を運んで話をしてもらえるのが大きいです。オンラインだけでは伝わりにくいことも、対面でしっかり確認できるので、情報がスムーズに入ってきて安心して働けます。」
自力での集客と、生涯通える病院づくりを目指して
今後、ながつたペットクリニックとして取り組んでいきたい挑戦や目標があれば教えてください。
濱田先生「まず一つは、やはり集客ですね。これまでは隣接するペットショップの協力もあり、来院される方が増えました。でも、これに頼るだけでなく、自分たちの力で魅力を発信して、新しい患者様を増やしていきたいと思っています。」
太田さん「そうですね。例えばホームセンターで買い物をされる方に『ここに病院がありますよ』と気づいてもらうことも大事だと思います。ちょっとした情報発信でも、来院のきっかけになると思うんです。」
星野先生「私も同感です。それに加えて、来院された方が一時的に来るだけでなく、生涯にわたって通いたいと思える病院づくりが大切だと思っています。信頼関係を築くことで、病院の魅力が自然と伝わり、集客にもつながりますから。」
濱田先生「あとはホームセンター内という立地を活かしたイベントなど、病院とペットショップの連携が今回うまくいったように、面白い試みをしていきたいと思います。普通の病院ではできないことを、ここならできる可能性がありますからね。」
太田さん「私は、何よりも”安心感”を提供できる病院でありたいと思っています。病気の子が少しでも元気になって帰れる、飼い主様が『ここに来てよかった』と思える場所になりたいですね。」
星野先生「そうですね。スタッフの声かけや提案を活かしながら、病院としての質も上げていく。結果として、売上も自然についてくる形になると思います。まずは選ばれる病院になること、それが何よりも大事ですね。」
さいごに、これからTYLやながつたペットクリニックで一緒に働く仲間に向けて、メッセージをお願いします!
星野先生「私自身、妊娠・出産を経験して、0歳の娘を育てながら働けています。こうした働き方ができる職場だということを、まず知ってほしいですね。あと、スタッフや仲間のことをリスペクトし続けられる人が一緒に働くと、さらに働きやすいと思います。」
濱田先生「私からも付け加えると、謙虚さと『ありがとう』の気持ちを大切にできる方に来てほしいですね。当院では、誰かがしてくれたことを『当たり前』と思わず、ちゃんと感謝を言葉にする文化があります。それがチーム全体に浸透しているので、自然とお互いに助け合えるんです。」
太田さん「それ、すごく分かります。私としては、自信を持って『やってみます』と挑戦できる人がよいですね。謙虚さは大事なんですけど、あまりに遠慮してしまうとコミュニケーションが生まれにくくなってしまうので。もちろん、積極的すぎてもチームとしては困るので、そのバランスが取れる方が理想です。」
星野先生「そうそう。意見が違う場面でも、頭ごなしに否定するのではなく『こういう考えたんだな』と受け止められる人だと、より働きやすい環境になりますよね。」
太田さん「まさに。自分の意見を言えることも大事ですし、挑戦する気持ちがあると、自然にチーム内でコミュニケーションも生まれます。そういう方が来てくれると、チーム全体がもっと活性化すると思います。」
濱田先生「結局、感謝の気持ちや謙虚さ、そして互いを尊重できることが、職場の心地よさに直結していますね。だから、そういう価値観を大切にしてくれる方と一緒に働きたいです。」
心温まるインタビューになりました。皆さん、ありがとうございました!
TYLは、そんな思いを共有できる仲間と共に、これからも地域のペットたちとそのご家族に寄り添い続けます。あなたも、私たちと一緒に新しい一歩を踏み出しませんか?
ご応募お待ちしています!