採用担当の谷澤です。
今回は、パソナJOBHUBで定期開催しているママ社員座談会の様子をお届けします。
「実際ママ社員ってどうやって働いているのか知りたい!」「ライフステージが変わっても好きな仕事を続けたい!自分のキャリアを築きたい!」そんな方に読んで頂けると嬉しいです。今回は新たな座談会メンバーも加わり、チームの枠を超えて座談会を実施。
同じ会社でも異なる環境の中でそれぞれどうやって仕事をしているのか、詳しく聞いてみました!
【座談会参加メンバー】
◆小野菜月◆
中途入社、1児の母
顧問コンサルティング事業部 ユニットリーダー
新卒でオフィス機器メーカーに入社、ルート営業を経験後パソナJOBHUBに転職。営業(顧問コンサルティングセールス)として入社し、その後お子さんを出産。
復帰後は営業→サポート業務(顧問面談、契約関連)を経て再び営業に戻り約4年経過。営業成績では常に上位にランクイン。現在は小学生のお子さんを育てながらハイパフォーマーとして事業部の売上を牽引する存在です。
◆会田麻央[今回初参加]◆
プロパー社員、1児の母
顧問コンサルティング事業部 インサイドセールスチーム チーム長
2013年に新卒でパソナキャリア人材紹介事業部門に入社。大阪支店でリクルーティングアドバイザーとして活躍。
その後結婚に伴い東京本社へ異動、2019年に産休に入り、2021年9月よりパソナJOBHUBに復帰。
復帰約1年後にお子さんと2人で淡路島に移住を決め、顧問コンサルティング事業インサイドセールスのチーム長に就任。
◆談 怜奈[今回初参加]◆
中途入社、2児の母
エグゼクティブサーチ部 リサーチャー
新卒で派遣会社に入社。キャリアコーディネーターとして高い実績を残し、2年目で支社のリーダーに就任。採用、教育、研修など多岐に渡る業務を経験し、2度の育休取得後も営業成績は変わらずコーディネーター賞金賞を受賞。
パソナJOBHUBではエグゼクティブサーチ部(エグゼクティブ層の人材紹介)のリサーチャーとして、求人ポジションにマッチした人材のサーチ業務を担当。
◆谷澤明日香◆
プロパー社員、3児の母
HCM部 タレントアクイジションチーム チーム長
ママ社員座談会インタビュアー。
自身もママ社員として、今後も座談会を通してパソナJOBHUBで働くママ社員のリアルな声をお届けしたいと思います!パソナグループのライフサポート制度を活用して滋賀県に住みながらハイブリッドワーク、週4日勤務で人事/採用の仕事をしています。
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【今回のトークテーマ】
①育休復帰後1番大変だったこと
②仕事と育児。気持ちの切り替え方
③業務での工夫
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①育休復帰後1番大変だったこと
ー談
パソナJOBHUBに入社したのは2人目の育休復帰後しばらくしてからなので前職での話になりますが・・・
子どもが9か月の時に保育園に復帰したのですが、前職はフル出社が基本の働き方でした。子どももまだ小さかったので体調を崩すことが多く、週に1回という高頻度で保育園から呼び出しの連絡であり、業務が中途半端な状態でも大急ぎで移動してお迎えに行っていたので、心も体も落ち着かないバタバタとした生活でした。当時はフル出社で出社しないと仕事自体出来ないので長期間出社自体出来ず子どもの看病をしていても気持ちもソワソワしていたと思います。
パソナJOBHUBに転職してからはリモートワークがメインで出社は週1回程度なので、もちろん今でも保育園から呼び出しの電話が来ることはありますが、自宅から保育園に向かう事が出来るのですぐに対応することが出来、また子どもの体調が落ち着いて、日中寝ている時なんかは出来る範囲で業務が進められるので、育児も仕事も落ち着いて対処することが出来るようになったのが1番大きな変化です。
ー小野
復帰当時は久しぶりの仕事というだけでも大変だったのですが、育児もワンオペで仕事も育児も時間が足りず、誰に助けを求めていいのか・・・自分でも対処法が分からないところが大変でした。
営業として復帰したのでもちろん売上目標はありますが、これまでの働き方とは大きく異なる環境の中でどう目標を達成すればいいのか、というのは当時1番の悩みでした。
悔しい、もどかしい…というのが正直な気持ちでしたが、私は周囲の環境や人に影響を受けることが多いので、周囲の環境や自分の考え方にも変化があり、紆余曲折あって今の自分がある、という感じです。(こちらについては小野さんの独占インタビュー記事もあるので是非ご覧ください!)
ー会田
私はありがたいことに、2年半育児休暇を頂きました。育休に入る前はパソナグループの別のグループ会社で仕事をしていたのですが、縁あって希望していたパソナJOBHUBの顧問コンサルティング インサイドセールスチームで復帰することができました!パソナJOBHUBでの仕事はもちろん初めてなのですが、2年半お休みを頂いていたのでお休み中は完全に子ども中心の生活。ニュースをゆっくり見る、新聞を見るなんてこともなかなか出来ない日々を送っていたので、世の中の流れについていけず、復帰した時は完全に浦島太郎状態でした。社会の情勢も分からない、ましてや復帰したらいきなりオンライン会議が当たり前になっている・・・・!びっくりだらけの毎日だったことを覚えています。育休中は特に社会とのつながりが途絶えるので、復帰して初めての感覚でした。
また、育休前はバリバリ人材紹介の仕事をしていたので、いざ復帰した時に時間の制限がある中で業務を進めるという事にも戸惑いを感じました。残業したいのにできないというのも辛いことなのだなと初めて感じました!
②仕事と育児。気持ちの切り替え方
ー小野
営業という職業柄、お客様から御電話があったり、同僚と連絡を取ったり、自分1人でコントロールできるものではありません。退勤したとしても自分の中で「仕事は断続的に続くもの」と理解して、育児中も無理に仕事をシャットダウンせず、うまく向き合うようにしています。仕事をするときは徹底的に!休むときも徹底的に!と、1日の中でも自分でメリハリをつけています。
ただ、子どもの帰宅後は家事と育児に追われて仕事を考える暇もないので、強制的に切り替えることが出来ているかもしれません。
仕事に追われて辛い、不安といった気持ちはないですが、自主的に仕事に関わる本を読むことや勉強も好きでやっています。ただ、完全に「切り替えたい!」という時は自分の趣味(ゲームなど)に没頭しています。
仕事でも育児でも色んな事がありますが、どんなことがあっても「死ぬことはない、大丈夫!」と極論まで考えることで気持ちがラクになります♪
ー谷澤
小野さんは仕事でも高い成果を出されていますが、仕事に追われるのではなく心のあり方や仕事のやり方も自分でうまくコントロールされていることが、ハイパフォーマーの秘訣かもしれないですね^^
ー会田
私は、気持ちの切り替えは、意図的にはしていません!どうしても仕事のこと、メンバーの事が気になってしまうタイプなので、退勤してからも仕事の延長みたいな気持ちで過ごしていますが、小野さんと同じで帰宅後~子供の就寝までは家事と育児を詰め込んでいるので、結局頭の中は家の事で100%になります!
私は目標を決めて行動することがモチベーションになっているので、家庭でも子どもが寝たあとからは自分時間!と毎日目標やゴールを決めて、メリハリをつけています。
ー谷澤
会田さんは東京から淡路にお子さんと2人で移住されたのですよね。
ー会田
はい、娘はグループ会社のパソナフォスターが運営する保育園に預けています。毎日オフィスに出社していますが保育園も職場も家からとても近いので、保育園に送る→出社→退社→保育園お迎えの流れが毎日効率よく出来ています。
パパと離れて東京から淡路島への移住と聞くと周囲からびっくりされることもありますが、淡路島はパソナの施設や子育て環境が充実しているし、もともと関西で仕事をしていた事も相まって抵抗なく移住することが出来ました!
ー談
私は仕事に関わらず、性格的に何かを引きずったり、落ち込んだりしないタイプなので仕事が終わると「リサーチャー」から「ママ」に切り替えられていると思います。
特にパソナJOBHUBに転職してからはリモートワークが増えて通勤時間が減ったので、毎日出勤していた前職と比較すると体力の消耗が全然違います!また通勤時間分仕事をやりきり、また子どもに接する時間も増えたので子どもの就寝時間が1時間早くなりました!フレックス制度を活用して早めに始業/終業していることも大きいと思います。
ー谷澤
就寝時間1時間は大きいですね!お子さんも談さんも心も体も安定しているのが伝わります。
私も子どもの行事などで中抜けするなどイレギュラーな勤務になることが多いですが、その働き方を受け入れてくれる環境や制度があるというだけで心の安心感が違いますよね^^
同じママ社員でも、それぞれ仕事と育児への向き合い方、また気持ちの持ち方は全く異なっている所が興味深いです。
ただ、共通しているのは、皆さん家に帰ってから子供が就寝するまでは強制的に仕事→育児に気持ちが切り替えられているようなので、自然とメリハリのついた毎日になっているのかもしれないですね♪
③業務での工夫
ー谷澤
帰宅後は家事育児、急な看病など「限られた時間の中でいかに生産性高く仕事が出来るか」というのが日々の、そして永遠のママ社員の課題かと思いますが、業務の中で工夫していることはありますか?
ー会田
私はインサイドセールスのチームマネジメントも担当しているので、出社している時はお客様やメンバーとコミュニケーションに時間が割けるよう心がけています。その分数値管理などの事務処理は時間を決めてやるようにしています。
インサイドセールスは新卒社員など、パソナJOBHUBの中でも比較的若い社員が多い部門です。
仕事上メンバーから質問をされることも多いですが、私が口頭でないと答えられないことと、私でなくても対応が可能なものがあると思っています。そういった経緯もあり、質問の回答や仕事の進め方など、仕組化できるところは仕組み化し、マニュアルを作成して自分も、メンバーも効率的に仕事出来るようにしています。
ー小野
すごく分かります!
私もママ社員になって初めて定時を意識して仕事するようになったので、まずはお尻から逆算して仕事をする癖がつきました。
営業で移動中に出来ることは移動中に。コミュニケーションが必要な時間はしっかりコミュニケーションを取る…など、どの時間に何をするかというのは復帰前より明確になっていると思います。
また、マニュアル化というのはママ社員関係なくどの仕事でも大切なことだと思っているので、私が営業支援の部門にいた時は、お客様からよく聞かれることは皆が見ることができるよう、まとめて資料に落とし込んでいました。顧問の活用事例など聞かれることも多かったので、営業社員にヒアリングして資料を作成していました!会田さんの言うように、仕組み化出来ることは仕組化するというのはとても大切だと思います。
▲小野さん作成の顧問活用事例集の一部
(細かく事例が書かれており、このボリュームで全部で100ページ程あります)
ー谷澤
事例集拝見しましたが、100事例くらいありますね…!想像以上の量でびっくりました。
「自分だけでなく人の為に動く」というのはパソナグループの社員に多い特徴かと思いますが、皆さん忙しい中でも自分だけでなく周囲の仲間の為に何が出来るか考えているというのが印象的です!
ちなみに、小野さんがここまで人のために動ける原動力は何ですか?
ー小野
子どもが生まれた時、初めての子育てというだけでも命を守る事に必死で不安だらけなのですが、復帰をするとその不安に加えて自分は周囲に迷惑をかけてないかという不安が乗っかったような感じでした。「活躍したい、キャリアを実現したい」という気持ち以前の問題だったので、悪い事をしているわけではないけど初めての事ばかりでママ社員であることにどこかうしろめたさを感じることもありました。
でも、周りの仲間や上司がそのままの自分を受け入れてくれて、ちょっとした感謝の言葉があるだけで救われた気持ちになり、それがやりがいに繋がっていったのだと思います。今でもお客様や仲間の為に何か作って情報提供することはありますが、感謝の言葉を聞くとそれまでの苦労が報われたような気持ちになります。
また、ママ社員だとどうしても「仕事」と「育児」という2つのカテゴリーで両立の話をされることが多いですが、実際はそれだけだと不安定でグラグラしてしまいます。「両立」という概念ではなくて、もう1つ「会社」という3つ目の足があってようやく安定すると思っているので、周囲の理解や会社の制度は助けになります。ママ社員に限らず自分で努力するだけではどうやっても成り立たないことって沢山あるので、自分もSOSを出せる、そして助けてくれた仲間も評価される、そんな組織が理想だと思っています。
ー谷澤
とっても素敵な考え方ですね。ママ社員の場合、特に自分が子どものことなどで急に仕事を抜けた分、周囲にしわ寄せがいっていないか、などうしろめたさを感じることもありますが、そういった概念がお互いになくなる環境が1番ですね。お互いを理解してフォローし合えるような仕組み作りも今後強化していきたいと思っています。
ー談
私は週1回程出社しているのですが、普段チャットでもコミュニケーションは取れるものの、出社の時は対面で顔を合わせてのコミュニケーションを大切にしています。エグゼクティブサーチのコンサルタントと連携してリサーチをしていく仕事なので、出社時はコンサルタントと密にコミュニケーションを取るようにしています。
ー谷澤
リモートワークはメリットも多いですが、コミュニケーションの取り方は工夫が必要ですよね。
談さんは出社もされているので、1人で仕事を完結せずコミュニケーションに集中できる日があるというのも素敵な働き方ですね。談さんは昨年12月に入社されたので入社後まだ半年くらいですが、すっかりパソナJOBHUBに馴染んでいて、こうやって工夫してコミュニケーションを取られている積み重ねが今に繋がっているのだと感じました^^
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最後に
皆さん忙しい毎日の中で仕事や育児に忙殺されず、自分のご機嫌をうまく取りながらお仕事されている姿が印象的でした。
また日々の業務もこなすだけではなく、常にどうやったら改善できるか、効率化できるか…というように自分の仕事だけでなく組織全体を見られていて、その視野の広さにもびっくりしました!
家庭でも職場でも、広い視野を持つことはとても大切ですね^^
お話を聞いていて共感、理解が深まり、また仕事のモチベーションも上がる座談会でした。
今回は組織や仕事内容が全く異なるメンバーでの座談会だったので、相互理解に繋がり、お互いの組織の良さ、大変さを知ることができる良い機会になったと思います。
定期的にお互いの気持ちを話すことの大切さを実感しています♪
皆さんお忙しい中ありがとうございました!また来月も座談会でお会いしましょう!
このストーリーを読んで
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