Interview
OTOGIで活躍する社員を紹介していきます!
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「社内勉強会」や「アウトプットの場」と聞くと、皆さんはどのようなイメージを持ちますか?
私たちOTOGIにも、週に一度「アウトプット会」という時間があります。これは、皆さんが想像する”勉強会”とは少し毛色が違うかもしれません。
この会は、OTOGIの経営理念である「OTOGIを通して人生と人間性を豊かにする」こと、そして組織のケイパビリティ(強み)である「プロデュース力」を磨くことに直結する、とても重要なカルチャーなんです。
今回は、OTOGIという組織の”らしさ”が詰まった「アウトプット会」の目的や実際の内容、そこから生まれたカルチャーまで詳しくご紹介します!
この記事を読めば、「OTOGIがなぜ『メタ認知を磨く場所』を自称しているのか」、その理由の一端を感じていただけるはずです!
「アウトプット会」は、OTOGIのカルチャーを体現する重要な時間です。まずはその概要をご紹介します。
※ちなみに、過去のアウトプット会はアーカイブを残しているので社員であればいつでも見られます!
私たちはOTOGIを「コミュニティや仲間、仕事、勉強、新たなチャレンジを通してメタ認知を磨く場所」だと定義しています。このアウトプット会は、まさにその思想を体現する場であり、大きく分けて3つの目的(役割)があります。
OTOGIの経営理念は「OTOGIを通して人生と人間性を豊かにする」ことです。そして、その両方を豊かにする大きな鍵が「メタ認知」であると私たちは考えています。
アウトプット会では、発表者が自身の価値観や経験を深く掘り下げて共有します。聞いているメンバーは、自分とは異なる人生、異なる視点、異なる「公理(その人が当然だと思っている考え方の出発点)」に触れることになります。「なるほど、そういう考え方があったのか!」「自分はなぜこう感じるんだろう?」という対話を通して、メンバー同士が自己理解と他者理解を深めていくんです。
OTOGIが組織として持つケイパビリティ(強み)の一つに「プロデュース力」があります。これは「情報を整理し、再構築することで新たな価値を発揮する力」です。
アウトプット会は、このプロデュース力を鍛える場になっています。テーマが自由だからこそ、「なぜこのテーマを選んだのか?」「何をインプットし、どう解釈したのか?」「それを聞き手にどう伝えれば、新しい価値や視点を提供できるのか?」という「情報の再構築」が強く求められます。このプロセスそのものが、プロデュース力を磨くことに直結しているのです。
私たちは、ただ一緒に仕事をするためだけに集まったチームではありません。経営理念の通り、「お互いの人生を良くし合う」という前提を持った集まりでもあります。
アウトプット会は、普段は見えない深い価値観や考え方に触れられる貴重な機会。「この人はこういう原体験があったから、あの仕事でこんな強みを発揮するんだな」という個人の背景を深く知ることで、組織としての信頼関係がグッと強固になるんです。
では、実際にどのようなアウトプットが行われているのでしょうか?
まさに「自由」を体現する、多様なテーマの一部をご紹介します。
代表の山本が、OTOGIの経営理念と、その基盤となる「メタ認知」の深い繋がりを解説した回です!
メタ認知を深めるステップ(いろんなことを知る、価値観を深めるなど)を提示し、「人生と人間性を豊かにする」という目標のための、OTOGIの普遍的な「公理(行動原則)」を言語化。これにより、組織全体の目線を合わせる重要な土台を再確認できた時間でした。
ユヴァル・ノア・ハラリ氏の視点を起点に、「幸せとは何か?」という根源的な問いを、歴史や哲学に加えて、最新の科学技術の視点から深く考察したプレゼンです!
塚本本人が考える幸福の定義や、それを実現するために日々意識していることなどが共有され、メンバーそれぞれが自分の「幸せ」について考え、話し合うきっかけになりました。
特にベンチャー企業特有の状況で、ロジカルな思考だけじゃなく「想像力」が、組織の成長に絶対不可欠だということを考察した発表です!
過去・現在・未来という時間軸、対人・対事業・対会社という対象軸で、想像力を働かせることの大切さを共有しました。
「利確」という言葉が社内で流行するきっかけとなった発表です!
「利確」を「自分の経験やアクションを振り返り、成長した点を言語化して、自分自身で自覚すること」と定義しました。具体的な成果である「獲得したスキル」や「変化したスタンス」を共有し、内省と成長を言語化することの大切さ、そしてそれを踏まえてこれから挑戦したいことについて熱く語りました。
なんと、「0秒思考」という思考法を「100日間」継続してみた!という実録プレゼン!
具体的な実践方法や、「思考の素早い整理と、言語化能力の向上」といった効果を共有。1日目からの具体的な気づきや、習慣化によって得られたリアルな学びが語られました。
「ナイスなクリエイティブ」を生み出すためのディレクション論を考察した発表です!
デザインディレクションにおいて「アタマ」では”スキル”や”キャリア”といった論理的な要素、「ココロ」では”ワクワク”や”一体感”といった感情的な要素に着目し、これらを融合させたディレクションによって、「ターゲットの心が動く瞬間」を作り出すことが重要だと語られました。
中途入社の寺本による初回の発表はもちろん「自己紹介プレゼン」!
単なる経歴紹介ではなく、自身の原体験やそこで醸成された価値観について話しました。そして最後にはOTOGIで成し遂げたいことなどを熱く語ったことで、他メンバーからの理解がぐっと深まりました。
このアウトプット会を続けることで、OTOGIにはいくつかの特徴的な文化が生まれています。それこそが、私たちが「OTOGIらしさ」と呼ぶものです!
アウトプット会は、新しい文化や共通言語が生まれる「発信源」となっています。先ほど紹介した川上の発表から「利確」という言葉が流行り、日常業務でも使われるようになりました。また、塚本の別の回の発表で出てきた「熱狂」という言葉も、マインド面でメンバーに浸透しています。こうした共通言語が、チームとしての一体感を強めています。
アウトプット会が始まった当初は、「スライドとか作らなくていいよ、話すだけでもいいよ」という話でした。しかし、なぜか皆、ものすごく作り込んだクオリティの高いスライドを準備してきます…!(笑)これは強制ではなく、メンバー一人ひとりが持つ「クラフトマンシップ(職人気質)」の表れです。「どうせやるなら、いいものを作りたい」という想いが、自然とアウトプットの質を高めているのです。(でも本当に話すだけでも良いんですよ…?)
この会が成り立っている最大の理由は、メンバー全員が「他人にちゃんと興味がある」こと、そして「知的好奇心が高い」ことです。どんなテーマであっても、それを「面白がって聞ける」人たちが集まっています。
そして何より、「学びの共有は当たり前」という意識があります。「この学びを組織に還元したい!」「自分の価値観を共有することが、誰かの役に立つかもしれない!」——。結局、どんなに自由なテーマでも、最後は「誰かの役に立つこと」や「組織への貢献」に繋がるアウトプットになってしまう。それこそがOTOGIメンバーの最大の「らしさ」なのかもしれません。
アウトプット会は、OTOGIの経営理念である「人生と人間性を豊かにする」ことを目指し、その手段として「メタ認知」と「プロデュース力」を磨き続けるための場です。
・自分の内省を深め、価値観を言語化し、他者と共有する。
・他者の価値観に触れ、知的好奇心を満たし、自身のメタ認知を更新する。
このサイクルを毎週繰り返すことが、OTOGIという組織の強さの源泉となっています。
もしあなたも、知的好奇心を持って他者と関わり、自分自身の人生を豊かにしたいと願うなら、OTOGIは最高の環境かもしれません。少しでも興味を持っていただけたなら、ぜひあなたの好奇心や想いを、私たちに聞かせてください!
◼︎メンバーへのインタビュー
◼︎OTOGIの事業やミッションについて
◼︎OTOGIでの業務内容について