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『正解がないからこそ、一社ごとの本質を突き詰める。これこそ、僕がHRの魅力だと感じていた「企業によって答えが変わる」ことの体現でした。』
彼は大手からスタートアップまで、HR業界の最前線を走ってきました。そこにあったのは、膨大な担当社数、確率論でのマッチング、そして数字に追われる日々。一社に向き合えない働き方に、「これは本当に企業と求職者の幸せなのだろうか」という疑問が、次第に大きくなっていったのです。
そんな彼が転職先として選んだのが、創業期のOTOGI。決め手は、これまでの常識を覆す「HRっぽくない」働き方でした。量を追うことをやめた先に見えてきた、仕事の本質とは。彼の軌跡は、HR業界の未来を模索するすべての人にとって、新たな道標となるはずです。
寺本博喜 / コンサルタント
同志社大学在籍時に株式会社スタイルガーデンの長期インターンシップに参画。卒業後、株式会社マイナビに新卒入社し、求人広告の営業に従事。その後、株式会社スタイルガーデンに正社員として出戻りし、新卒紹介事業の立ち上げを経験。東京での人材紹介会社での経験を経て、2025年9月にOTOGIへジョイン。4社経験し、一貫してHR業界のキャリアを歩む。趣味はサッカー観戦(ガンバ大阪)、お笑い鑑賞、ボクシング。
個性を価値に変える思考の源泉。キャリアの原点と、HR業界への意外な第一歩
ーー寺本さんのキャリアや価値観の「原点」について教えていただけますか?
僕の考え方の根っこにあるのは、大学時代に没頭した2つの活動です。一つは「ストリートダンス」。1対1の即興勝負なのですが、そこでは「誰かの真似」が最も評価されません。「あの人の動きに似ているね」と言われるのは、ある種の敗北。だからこそ、常に「自分だけの表現は何か」を追求し、オリジナリティを磨く必要がありました。「上手い」以上に「面白い」が尊ばれる世界で、個性を価値に変える思考が自然と身につきました。
もう一つが「ダブルダッチ」です。こちらはチームスポーツなので、個人の技量だけでなく、チームとしてどうアウトプットを最大化するかが重要になります。「この子のキャラクターなら、この役割が輝くな」「この6人の個性を組み合わせれば、最高のパフォーマンスができる」というように、まるでパズルを組み立てるようにチームを創り上げていく。人の特性を見抜き、最適な配置を考えるプロセスは、今思えばHRの仕事に通じる部分があったのかもしれません。振り返ると、僕の周りのダブルダッチ経験者にはHR業界に進んだ人が多く、この頃から素養があったのかもしれませんね。
ーー大学卒業後、すぐにHR業界へ足を踏み入れたんですよね。
新卒でマイナビに就職し、求人広告の営業としてキャリアをスタートしました。ただ、その1年後、大学時代にインターンを経験したスタイルガーデンから「人材紹介事業を新たに立ち上げるから、一緒にやらないか」と声をかけてもらったんです。元々インターンを通じて、人の個性を活かし、キャリアを支援する仕事の面白さに気づきましたし、創業期の熱量と、何より自分を必要としてくれたことへの恩義を感じ、スタートアップへの挑戦を決めました。
「量を追う働き方」への違和感。HR業界の“当たり前”に対する懐疑心の芽生え
ーースタイルガーデンでは、現OTOGI代表の山本さんと共に働かれていたんですね。
そうです。当時、山本さんは顧問として事業を見てくれていました。ここでは新卒学生向けのキャリアアドバイザーとして、ゼロから事業を創る経験を積みました。特に、学生との向き合い方は学びが深かったですね。言葉だけを信じていては仕事にならず、LINEのやり取りやオンライン面談での些細な仕草といった、あらゆる情報から本質を見抜く事実ベースの判断力は、ここで徹底的に鍛えられました。
例えば、ただ「頑張ります」という言葉を信じるのではなく、「内定が出たら、本当に入社しますか?」といった未来の話を具体的にすり合わせ、お互いの認識がズレないように対話することを心がけていました。この経験を通じて、候補者が本当に行きたいと思う一社に対して、じっくり意向を高めていくナーチャリングのアプローチこそが、結果的に双方にとって良い結果を生むし、自分自身も無理なく働けると感じるようになりました。
ーーその後、人材紹介会社へ移られたのはどのような経緯だったのでしょうか。
スタイルガーデンが親会社の経営方針の転換という節目を迎えたタイミングで、次のキャリアを考え始めました。新卒紹介の領域で20年近い歴史を持つ人材紹介会社で、長年成果を出し続けている企業のノウハウを吸収したいと考え、入社を決めたんです。
しかし、そこで改めて業界全体の構造的な事実に直面しました。企業担当として120社以上を受け持つ中で、業界の成功モデルが、何かクリティカルな施策というよりは、膨大な業務量をこなす“マンパワー”に依存している側面が強いと感じたんです。「一件でも多く推薦を」「一件でも多くアポイントを」という確率論に基づいたアプローチも一つの正攻法だと思います。ただ、僕自身はやはり、スタイルガーデン時代に手応えを感じたような、一人ひとりの個性や意向に寄り添う観点で、もっと本質的な価値提供がしたい、という想いが日に日に強くなっていきましたね。
担当社数は10分の1。OTOGIの「HRっぽくない」働き方が、思考の自由をくれた
ーーその課題意識が、OTOGIへの入社に繋がるのですね。
その通りです。前職から山本さんとは連絡を取り合っていて、OTOGIが掲げる「採用“狭”報」のコンセプトには深く共感していました。母集団の“量”を追うのではなく、本当に届けたい人に深く刺さるコンテンツで“質”を高める。これこそが、僕が感じていた課題への答えだと確信しました。
ーー実際に入社してみて、働き方はどのように変わりましたか?
一言で言うと「まったくHRっぽくない」です(笑)。まず驚いたのは、担当クライアント数です。以前は100社以上が当たり前でしたが、OTOGIでは多くても10社。このおかげで、一社一社に深く向き合うことが可能になりました。以前ならクライアントとの打ち合わせで埋まっていたカレンダーも、今は空白の時間が多い。でもそれは、暇だという意味ではありません。
その“空白の時間”で僕たちがやっているのは、思考することです。「どうすればこの会社の魅力が本質的に伝わるか」「どんなタイトルならターゲットの心に響くか」「どんなデザインがその企業“らしさ”を表現できるか」。デザインの指示書を書き、記事の企画を練り、マーケットを分析する。それは、これまでのような営業活動ではなく、マーケターや広告ディレクター、時には広報担当のような動きです。正直、これまでのHR知見が活かせるのは50%くらい。残りの50%は、まったく新しいクリエイティブなスキルが求められます。
ーーまさに仕事のOSが書き換わるような感覚ですね。
そうですね。だからこそ、企業によってアプローチが全く変わる面白さがあります。以前、あるクライアントのクリエイティブについてチームで議論した際、「デザインはすごく格好良い。でも、この会社“っぽく”はないよね」という意見が出たんです。テンプレート的な正解がないからこそ、一社ごとの本質を突き詰める。これこそ、僕がHRの魅力だと感じていた「企業によって答えが変わる」ことの体現でした。
徹底された「利他精神」。コミュニティのような組織が、個の価値を最大化する
ーー働き方だけでなく、カルチャーにも独自性を感じますか?
OTOGIは会社というより、一つの「コミュニティ」に近いかもしれません。驚いたのは「アウトプット会」という文化。業務や読んだ本、見た映画、漫画などから得た学びや知見を、全員に向けて共有する場が定期的に設けられています。業務スキルだけでなく、OTOGIという場にいること自体の価値をメンバー全員で見出そうとしている現れだと感じています。
その思想は、日々の業務にも浸透しています。例えば、新規クライアントの支援が始まる際は、必ず全員で勉強会を開き、担当者以外もその企業のことを深く理解する。誰かが作った有用なプロンプトや資料は、即座にNotionで全員に共有される。その徹底ぶりは「エグい」と表現したくなるほどです(笑)。この根底には、徹底された利他精神があります。
ーーなぜ、そこまで利他的なカルチャーが根付いているのだと思いますか?
代表である山本さんのスタンスが大きいですね。月並みな表現かもしれませんが、彼はメンバーを「売上を上げるためのコマ」として見ていません。1on1や総会など、一人ひとりの成長に本気で時間を投資してくれる。その姿勢が伝わるからこそ、メンバーも自分の成果を独り占めするのではなく、組織に還元しようという気持ちになるのだと思います。ゴリゴリした雰囲気はなく、お互いをリスペクトし合う心地よさが、OTOGIにはあります。
未来の仲間へ。営業活動から、価値創造へ。あなたのエネルギーを、本質的な仕事に注いでみませんか
ーー最後に、寺本さんがOTOGIでこれから成し遂げたい目標について教えてください。
まずは社内外で、もっと「存在感」を出していきたいですね。事業面では、担当クライアントを増やして成功事例を積み重ねることで、「寺本に任せれば大丈夫」と思っていただけるような価値を発揮したいです。
そしてお客様に対しては、採用成功にコミットすることはもちろんですが、それだけには留まりたくありません。「OTOGIが入ってくれたから、自社の魅力が言語化できた」「このコンテンツは会社の資産になった」と思っていただけるような価値提供にこだわっていきたい。採用活動を通して、クライアントの未来に繋がる“資産”を残していくことが、僕の大きな目標です。
ーーその目標を共に実現していく仲間として、どんな方に来てほしいですか?
HR経験者の中でも「数を追う」働き方に疑問を感じている方に来ていただいたいです。近年HR企業で、「数を追わない」との話があがることもありますが、その中でもOTOGIのカルチャーは独自性が高く、まさに唯一無二だと感じています。
「一社に深く寄り添い、本質的な価値を創造したい」「営業以外のクリエイティブな領域で自分の力を試したい」という方には、まさにうってつけの場所です。
しかし、HR経験は必須ではありません。むしろ広告代理店でのディレクション経験や、マーケティングの知見がある方なら、活躍できるはずです。そして、何よりも、相手へのリスペクトを持ち、丁寧な仕事ができる方。ノリや勢いだけでなく、相手に手間をかけさせない配慮や、思いやりを持って仕事に向き合える方と、一緒に採用の新しいスタンダードを創っていけることを楽しみにしています!