こんにちは、ONE-VALUE株式会社代表のフィホアです。
先日、友人からこんな相談を受けました。
「なぜ上司は、私が報告しても真剣に耳を傾けてくれないんでしょうか?」
私も昔は同じように感じたことがありました。上司がただ忙しいだけかもしれません。
でもよくよく振り返ると、実は「報告の仕方」や「伝え方」を工夫することで、驚くほど反応が変わるのです。
目次
伝え方ひとつで、受け止め方は変わる
コミュニケーションの手段も工夫する
小さな工夫が信頼をつくる
伝え方ひとつで、受け止め方は変わる
上級リーダーに話すときは、細かい説明をしても時間を取られるだけ。
彼らが知りたいのは「結論」と「全体像」です。まずは要点をシンプルに伝える。
一方で、直属の上司や先輩に話すときは違います。
「なぜそうなったのか」「どういう流れで結果が出たのか」まで説明したほうが理解が深まり、サポートを得やすくなります。
同じ報告でも、**“相手がどんな立場で、何を知りたいのか”**を意識するだけで、会話の質は大きく変わります。
コミュニケーションの手段も工夫する
- 直接会う:難しい課題やデリケートな内容は、やっぱり対面が一番です。誤解も防げるし、こちらの真剣さも伝わります。
- 電話:会えないときに便利。ニュアンスも伝えやすいし、スピード感があります。
- メール:記録や確認に最適ですが、即断即決が必要なときには向きません。
私自身も、報告を「どう伝えるか」で印象が大きく変わった経験を何度もしてきました。
小さな工夫が信頼をつくる
「上司は聞いてくれない」と感じるとき、その原因は必ずしも相手にあるとは限りません。
ちょっとした言い方や伝え方を変えるだけで、相手の反応はガラッと変わります。
報告の仕方を工夫することは、単に仕事をスムーズに進めるためだけでなく、信頼を築くきっかけにもなります。
私の経験が、同じように悩んでいる人のヒントになれば嬉しいです。