Angelaです。現在、ニューヨークに向かう機内でこれを書いています。すみません、前から言ってみたかったんです。
これから社長と一緒にヌーラボのニューヨーク社へ出張です。余裕を持って丸4営業日ニューヨーク社に出勤できるスケジュールにしましたが、最初の2日で大事なところはほぼ終わることになってしまったのは秘密です。片道13時間もオフラインです。帰りはもっと長いのか…。ブログも量産できそうで、嬉しい限りです🤢🤢🤢
さて、今回我々がニューヨーク社に行く理由、それは、行動規範のリメイクプロジェクトを始めるからです。
ヌーラボの行動規範 NUice Ways
ヌーラボは、2017年4月から新しい行動規範で会社を運営してきました。2004年の創業事業である、受託/請負系の時代の行動規範があったのですが、原文のテキストが残ってなくて、行動規範を書いた紙の写真(しかも微妙にぶれてて読めないところがあった!!!笑)を掘り起こすのがやっと…というのが私が入社した頃の話です。
そこから、ヌーラバーを増やす計画があったので、今のヌーラボがどんな会社であるのか、改めて言語化しようというプロジェクトを2017年1月から開始しました。(よく考えたら、私はこのころまだ試用期間中でした。よくやらせてもらえたなぁ。。)
詳しくはこちらで…
試用期間中のワタシ
実はまだまだ未完成だった?
今のWaysめっちゃ大好きです。しかし、実はこの作成プロジェクトは、日本のヌーラボだけで行ったものでした。ヌーラボはニューヨーク、アムステルダム、シンガポールにそれぞれ子会社があり、すでにニューヨーク社は東京事務所と同じくらいの規模になってきています。
それなら、リメイクする時には、それぞれの声を拾っていき、その時のヌーラボを反映させたい。そんな風に思って、今回のリメイクプロジェクトでは、まずはニューヨーク社のみんなの声を聞きたい!と、かねてから思っていたのでした。
今までのWaysの課題
今のNUice Waysには、なかなか日本っぽいところもあって、グローバルの共通認識を作るのが少し難しい点もあったようでした。
例えば、「仕事を遊ぼう」。英語では、「Play at your job.」としています。このPlayという言葉は、場合によっては「何しても良いじゃん!」みたいに伝わることもあるようです。
そもそも、日本はかなり空気読み文化が強いと気づき始めました。法規文化が強いヨーロッパなどと比べると、就業規則はあっても、「常識の範囲内で」など、曖昧な解釈で運用されることもしばしば。なので、行動規範というものひとつとっても捉え方が異なるようでした。この辺については、シャチョーも以前ヨーロッパに行った時にブログにしてました。
捉え方、考え方は永遠に揃わないかもしれない。でもやる。
私たちのプロダクトは、今世界中にユーザーがいます。国内だけでなく、海外の契約も増えてきていますし、Cacooは、今1番ユーザーが多い国はコロンビアです。
そんな中、日本製、日本人だけで創ったプロダクトとして世界で戦うことはもはや無理になってきていると思っています。
母国語ではないコミュニケーション、文化背景の違い、時差、こういった壁は、もはやヌーラボの場合、プロダクト開発のプロセスの一部と受け入れるべきなのかもしれません。やるっきゃない。
ツールを導入することは、その会社のフィロソフィーを導入するということ。
こんな言葉があります。
これに続く形で、ヌーラボのシャチョーはこう言っています。
So, we should think about our management philosophy deeply and periodically then visualize and share it with all Nulabers.
だから私たちは、このようなプロセスも大事にしていこう、と決めています。
(上記は、前回の全社総会でシェアした内容です。全社総会はTwitterで実況しているので、こちらをぜひ覗いてみてください。)
とはいえ超絶不安です。
何度も会ってるメンバーですが、何しにきたのって感じるかもしれないし、日本チームだけで最初に進めていたプロジェクトに対してみんながどれくらいの認識を持ってくれているかもわかりません。重要度も低いと思います。加えてコンテキストを細かく伝えられる英語力もあるとは言えずアワアワしてます。でもこれはプロダクト開発のプロセスなので外してはなりません。
それでは行ってきます🤚