ヌーラボのAngelaです。
先日、Kibelaさんのブログを読んで、とっても丁寧に説明されているなあと感銘を受けておりました。
誠実に採用活動をされているのだろうなと感じました。
採用活動って説明責任が伴う
そう思いませんか?何をするか、どんな状況なのか、知らないで会社を選べないですよね。インターネット業界の会社は、比較的開かれた世界なので、特に問題はないと思います。しかし、まだまだ世の中「採用したいとは言っているけど、Web上でいくら検索しても情報は出てこない会社」が大半なのではないでしょうか?
そういう意味で、採用したい会社は、自社について説明する責任を持っていると思っています。
改めて開発チームの状況を細かく書いてみる
と、いうことで弊社も改めて現在の開発チームを取り巻く状況について説明させていただきたいと思っています。
ヌーラボには、開発チームは5つあります。
- Backlogチーム
- Cacooチーム
- Typetalkチーム
- Nulab Apps(ヌーラボアカウント開発)チーム
- バックオフィスエンジニアリングチーム
今回は、現在採用活動中の、Backlog/Cacoo/Typetalk/Nulab Appsチームについて説明させていただきます。
Backlogチーム
チーム構成
- 取り組んでいるテーマごとにチームが分かれています。1チームあたり2〜8人程度と規模もまちまちです。
- 取り組んでいるテーマの例としては、例えば
- 国内では、東京・京都・福岡のどの拠点にもメンバーがいます。
- 最近では、ニューヨークにいるデザインチームとの関わりも増えてきています。
- セールスチームがいないのが特徴です。
開発環境
Scala / Java / Haxe / Kotlin / Swift / Go / Play Framework / MySQL / Git / Knockout.js / Jenkins / AWS / Mackerel / IntelliJ
最近はここに、TypeScriptとReactが追加されました👍
フロントエンドは、デザインのリニューアルプロジェクトに伴って、今後技術についても刷新していく予定です。
今期注力したいこと
(1) インテグレーション
自社サービスはもちろんのこと、他社サービスも含めたチャットインテグレーション、ストレージサービスとのインテグレーションなどを四半期単位で計画し、進めて行きます。
最近では、サイボウズLiveからのインポーターなどもリリースしました。
(2) エンタープライズ版を強化
Backlogはオンプレミスで提供しているエンタープライズ版も用意しており、ご利用いただいている企業数も増加しています。今後、リリースの頻度がよりクラウド版に近づくよう、専任チームを設けてプロジェクトを推進しています。
(3) リデザインプロジェクト
Backlogは、リデザインプロジェクトをスタートしました。本プロジェクトでは、
- 海外のユーザーも使いやすく
- エンジニア以外の職種の方も使いやすく
を目標に、UI/UXの改善から、画面遷移を減らしたり、フロントの技術を刷新するなど、大きな改革を行うプロジェクトです。
(4) 上記に耐えられるインフラ等を整えるため、SREチームを強化
上記に加え、今はScala/Play Frameworkへの乗り換えプロジェクトも進んでいます。様々な変化、ユーザーの増加に耐えられるような基盤を整えていきます。
Cacooチーム
チーム構成
- 福岡、ニューヨーク、アムステルダムの3拠点で開発しています。
- 福岡には下記のメンバーが在籍しています。
- フロント 2名
- フロントエンド&サーバー両面 3名
- サーバーサイド 1名
- インフラ 1名
- 8月より、日本からニューヨークに赴任していたテックリードが帰国し、日本のCacooチームに帰任します。
開発環境
HTML5 / SVG / TypeScript / Riot.js / Vue.js / Java / Go / gradle / Ansible / Fabric / PostgreSQL / flyway /Git / AWS / Docker / Redis / Kubernetes / GraphQL / gRPC
※7月31日、Vue.js / Kubernetes / GraphQL / gRPC を追記しました。
技術ブログ等もたくさんあるので、ぜひご覧ください。
発表スライド:Cacooが作図画面にRiotを選んだ理由
今期注力したいこと
- Cacooをより複数名で楽しく使えるように、コラボレーションできる機能を増やしていきます。
- 例えば、リアルタイムにコメントがやりとりできる機能などが一例です。今後はより、機能を増やしていきます。
Typetalkチーム
チーム構成
- プロダクトオーナーは東京、メンバーは東京、福岡、アリゾナ(English Speakerのリモート社員)にいます。
- 週に1回は全員でのミーティングをしているため、英語での会話もしばしば!
- 社内では一番新しいサービスなので、機能追加の企画から関わり、まさにドッグフーディングしながら開発しているチームです。
開発環境
Scala / Play Framework / PostgreSQL / Git / AWS / Ansible / Fabric / Terraform / Jenkins / Electron / AngularJS / Redis
- 社内でも早くからScalaを取り入れて開発しているサービスです。
- Scala先駆者インタビューはたくさんの先駆者を差し置いて(笑)、Vol.1でプロダクトオーナーの吉澤が登場しています!
- チームメンバーもたくさんのブログを執筆しています💪
今期注力したいこと
- インテグレーションを強化していきます。Backlog との連携を強化したり、他サービス連携を強化することで、より利便性を高めていきます!
- 今期に入って、チームメンバーで改めてビジョン・ミッション・バリューを考えました。より事業として強化していくために、一緒にユーザーを向いて開発してくれるメンバーを募集中です!
Nulab Apps
チーム構成
- Backlogはじめ、全サービスをシングルサインオンで繋いでいるヌーラボアカウントを作成しているチームです。ユーザー情報や決済情報などを管理しています。
- 東京と福岡にメンバーがいます。プロダクトオーナーはBacklogと同じ者が兼務しています。また、東京にいるテックリードはAppsチーム所属です。デザイナーのみニューヨークに所属しています。
- 管理している情報の特性上、社内の販売管理チームや、管理部門とのやりとりも多いのが特徴です。
開発環境
Java / Kotlin / Spring Framework / Thymeleaf / TypeScript / React+Redux / Haxe / Knockout.js / Amazon Aurora / Ansible / Fabric / Jenkins / AWS / Mackerel / IntelliJ
- 最近サーバーサイドでKotlinを取り入れ始めました!
- その他開発者ブログ
今期注力したいこと
- Backlog始め、各サービスは、大規模な組織での導入事例も増えて来ています。ありがとうございます。
- 今後は、よりユーザー管理がしやすくなるよう、機能強化、UI改善、使用する技術の見直しを進めていきます。
- サーバーサイドは一部、JavaからKotlinへ変更
- フロントエンドは、Haxe, Knockout.js,Thymeleaf 3からReactへ変更
もし、ちょっとでもヌーラボに興味がある!という方は、ぜひ上記を参考にしていただければと思っております。ちなみに、現在募集中の職種は下記です!
ポジション
※いくつか募集終了のポジションがあります。
🙆募集中 🙇募集終了
- Backlogチーム
- 🙆SREチーム/インフラエンジニア(東京・京都・福岡)
- 🙆サポートエンジニア(東京採用開始予定・福岡)
- 🙇カスタマーサクセス(東京)
- 🙇サーバーサイドエンジニア(東京・福岡・京都)
- Cacooチーム
- 🙆サーバーサイドエンジニア(福岡)
- 🙆SRE(福岡)
- 🙆フロントエンドエンジニア(福岡)
- Typetalk
- Apps
それでは!みなさんとお会いできる日を楽しみにしています…ʕ•̫͡•ʔ