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【オンライン合宿Vol.7開催!】より参加しやすく、成長につながるイベントとは?運営メンバーの挑戦

オンライン合宿について

皆さん、こんにちは!デザイナーの内田と申します。

ニジボックスでは「オンライン合宿」というイベントを定期的に開催しています。クリエイティブ室に所属するデザイナー、映像クリエイター、イラストレーターが1日限りのチームに分かれ、お題に沿って議論してアウトプットを作り、最後に全員の前で発表するというイベントです。Vol.7は10チーム・総勢53名にご参加いただきました!
過去のイベントレポートは以下をご覧ください!
https://www.wantedly.com/companies/nijibox/post_articles/365619
https://www.wantedly.com/companies/nijibox/post_articles/404702
https://www.wantedly.com/companies/nijibox/post_articles/472254


Vol.6からコンセプトを一新

Vol.6から運営メンバーの多数が入れ替わったのをきっかけに、改めて参加者にとってどんな価値のあるイベントにしたいかの言語化を行いました。

  • 参加した経験からニジボックスのデザイナーへの理解度が上がること
  • 初めての人も、何度も参加してる人も戸惑わずに楽しめる会
  • 業務で挑戦できないことに気軽に挑戦できる場

これらを念頭に置き、イベントを設計していきました。

より多くの方を受け入れるため、次に検討したのが開催形式です。
イベントのスタート時よりもクリエイティブ室の人員も増え、ライフステージも多様化してきたため、オンラインであっても従来の週末も含む開催では途中退出する人も多く、一体感を保てない課題がありました。そこでアンケート結果も踏まえ、開催日を金曜日の丸1日の開催に変更しました。


新たな試み「サポーター制度」

また、過去参加者も増えてきたため「サポーター制度」も新設しました。チームで作業者として手を動かすのではなく、メンターのような立場でチームの議論への助言や軌道修正をしていただく役割を、経験者や会議の多いマネジャー、リーダーレイヤーを中心にお願いしました。
今回、サポーターの方には最終発表の後に、チームの一人一人に一言「〇〇だったで賞」という形でアワードを贈呈していただくことにしました。これまでなかった参加姿勢に対するフィードバックは、参加者の方から大変好評でした!


目指す世界観

入社時期がバラバラの運営メンバーで会話していると、リモートワークということもあり、最近入社した方やこれまで参加していない方にとって、オンライン合宿の参加には想像以上の精神的ハードルがあることが分かってきました。

そこで、「個人が挑戦したいことに取り組める、ちょっとした成長を感じられる気軽な場にしたい」という想いを「1UP!(ワンアップ)」というテーマで、イベントLPなど要所で発信することにしました。

「1UP!」から連想してRPGゲームのような世界観で会場となるFigJamを飾りつけたり、素敵なロゴやスライムのようなカラフルな3体のオリジナルキャラクターが生まれました!
(Slackのスタンプにしたところ、参加者の皆さんが使ってくれてうれしかったです!)


オリジナルグッズ

恒例の記念グッズですが、今回は下記を制作しました。

  • ポーチ
  • 選書リスト
  • アクリルキーホルダー
  • コースター

初の試みである「選書リスト」は、「1UP!」にちなんで、サポーターの皆さんよりいただいたクリエイティブ関係のおすすめ書籍とコメントをまとめました。

▲Vol.7のグッズはこちら!選書リストをはじめ、キーホルダーやコースターも可愛く仕上がり、大好評でした。(右上のお茶とお菓子も「作業のお供に良い!」と、喜んでいただけました)
オリジナルグッズは、運営メンバーで梱包して参加者の皆さんのご自宅へお届けしました。


お題とアウトプットの検討

最も苦労したのが、1日をかけて制作に取り組んでもらう肝心のお題と制作物(アウトプット)の検討です。決定までに実に約1ヶ月間もかかりました。笑
アウトプットについては次のポイントを意識しました。

  • 作り込みたくなるビジュアル要素ではなく、コミュニケーションを大切にできるアウトプット
  • 短時間でできる限り発散〜収束できて、発表もチームで連携・分担しやすく設計
  • 全員がポジティブで幅広いアウトプットができそうな身近なトピックをお題にする

普段の業務では多くの制約がありますが、イベントではあえて制約を取り払い幅広く考えられるよう、SF的なお題を検討しました。煮詰まる中でようやく、「1UP!」というテーマに通じる「AIが進歩して今より仕事以外のことに時間を使えるようになった世界で、何かの分野の『センス』を磨いて人生を豊かにできる体験をデザインしよう!」というお題に決まりました🎉

アウトプットはUXデザインのプロセスで作成することが多い「ストーリーボード」と3〜5P程度のサービスを説明するプレゼン資料です。アイデア検討や今後の業務にも役立つ「ラテラル思考(水平思考)」や「アーキタイプ」等の知識を紹介するコーナーも設けました。

「デザイン」と「センス」は近しいキーワードですが、「センスとは何か?」を紐解く機会は意外と少ないのではないでしょうか?参加者の皆さんも楽しんでくださったようです。

当日の流れ

そして、迎えた当日。イベントは次のような流れで進みました。

オンライン合宿では、Vol.6から「クレイジーエイト」というアイデア発散のフレームワークを活用しています。

クレイジーエイトとは、制限時間60秒で1つのアイデアを出し、それを続けて8セット行うことで短時間でアイデアを出し切るフレームワークです。全員が必ずアイデアを出せるので、初参加で自信がない方も発言しやすく、様々なアイデアを組み合わせてブラッシュアップしやすい点が画期的だと思っています!

今回は「センスを1UP!できる体験のアイデア」をテーマにチームごとにクレイジーエイトを行い、そこから最終的な発表資料をまとめていただきました。

10チームすべての制作物をご紹介したいところですがスペースの都合により、一部抜粋して参加者の方の反応と合わせてご紹介します。

■ドラゴンチーム

▲「センスが良い行動」を知って、自分の行動のセンスを伸ばせる展示のアイデア(ストーリーボードと参加者の皆さんのSlackのリアクション)


■僧侶チーム

▲職場でのユーモアを伸ばし、部下との交流センスを高める脱出ゲームのアイデア(ストーリーボードとプレゼン資料)


■商人チーム

▲人生に欠かせない食事を掘り下げ、食材作りや食器作りなどに取り組める体験のアイデア(ストーリーボードと参加者の皆さんのSlackのリアクション)(photo by Susn Matthiessen on Unsplash)


■勇者チーム

▲プレゼント選びの審美眼を鍛えるプログラムのプレゼン資料

まとめ

ここまでお読みいただきありがとうございました!
運営メンバー一丸となって、楽しんでもらえるようにと真剣に悩んだ経験は普段の業務とは違う学びがあり、振り返ると本当に楽しかったです。

▲参加者の皆さんからのリアルタイムの反応。意図がちゃんと伝わっていてうれしい!

以下は開催後のアンケートの抜粋です。

チームメンバーのバランスがちょうど良く、安心して発言できるニジボならではの良い人間関係を再認識しました。
ロジカルシンキングの手法だったり、新しいブレスト方法のワークだったり、楽しい中に学びもあるコンテンツでした。
普段関われないメンバーと会話しながら作業できたので、交流が深まって楽しかったです!
いろんな所属のメンバーが居るので、UIにとどまらないものづくりをできて、勉強にもなりました!
サポートの大変さ(口出しすぎず支えるなど)を体験できたので、自分としても1UPできる機会になりました!!

開催後のアンケートでは、私たちの注力したポイントが伝わっていたようで「頑張って準備してよかったな!」と心から思いました!

〜 合宿運営チームでは一緒に運営する仲間を募集しています! 〜
在籍期間に関わらず、やる気がある人は誰でもウェルカムです!
我こそは!と言うあなた、入社後にぜひご一報ください...!(お願いします🙇‍♂️)

余談ですが、発表終了後のオンライン懇親会では、RPGゲームのような世界観のバーチャルオフィスツール「Gather.town」を、会場のデザインなどをカスタムして使用しました。最後まで参加者の皆さんにVol.7の合宿の世界観を楽しんでいただくことができました!







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