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マネーフォワードのCulture Heroにインタビューしてみた #4

こんにちは。マネーフォワードのデザイン戦略室でデザイナーインターンをしている加藤です。

マネーフォワードでは、会社が追い求め続ける社会的使命と、それを達成するために目指すべき未来、そしてマネーフォワードが社会に約束する行動指針が「Mission / Vision / Value」として定めています。また、同時にマネーフォワードのメンバーが大事にする文化を「Culture」として、Teamwork/Speed/Pride/Respect/Funの5つに定めています。

このCultureを日頃から他のメンバーの模範になるレベルで体現しているメンバーは、半期に1回、「Culture Hero」として表彰されます(全メンバーの中からTeamwork/Speed/Pride/Respect/Funの項目で、1人ずつが選出)。

本記事は、マネーフォワードでインターンをしている私が、そんなCulture Heroにインタビューし、仕事での姿勢やルーツを探り、マネーフォワードで働く人の魅力を伝えよう!という趣旨で企画しました。今回は、「Fun」のCulture Heroに選出された事業推進部の藤田さんにインタビューです。

「Fun」の定義
仕事を楽しみ、成長を楽しみ、人生を楽しもう。

語り手

藤田 綾香(事業推進部)2011年新卒で株式会社阪和興業に入社し、総合職としてリサイクル金属原料の国内外取引に携わる。その後社員数数名のベンチャー企業を経て2015年11月に株式会社マネーフォワードに入社、本社勤務を経て現在は大阪支社にて会計事務所向け営業に従事。

インタビュアー

加藤 怜(インターン/デザイン戦略室):インタビュー・編集担当

その他

金井 恵子(室長/デザイン戦略室):撮影・校正担当

バックナンバー

「Teamwork」: マネーフォワードのCulture Heroにインタビューしてみた #1

「Speed」: マネーフォワードのCulture Heroにインタビューしてみた #2

「Respect」: マネーフォワードのCulture Heroにインタビューしてみた #3

これまでのキャリアと社内でのお仕事について

加藤前回は「Respect」のCulture Heroにインタビューさせていただきました。今回は「Fun」のCulture Heroとして藤田さんへのインタビューです。よろしくお願いします。

藤田:よろしくお願いいたします。

加藤:まずは、職歴とマネーフォワードでのお仕事について教えてください。

藤田:新卒で入った会社では鉄鋼の専門商社の原料部署で3年間営業をしていました。鉄くず屋と呼ばれる問屋さんに出向いて金属の原料を仕入れ、大手メーカーの工場に販売することが主な仕事でした。同じ業界には女性営業はほとんどいませんでしたね(笑)。

その後、新しい事に挑戦したいと思い、個人で開催するイベントやレッスンの情報を掲載するWebサービスを運営する会社に転職しました。その会社ではWeb全般の運用をしていましたが、入社して1年半程経った時に事業の方向性を変えることが決まり、それが自分とは合わないなと感じました。

次はもっとスピード感があり、世の中に役立っていることを強く実感できる企業で働きたいと思っている時にマネーフォワードに出会い、入社しました。

加藤:マネーフォワードではどんなことをされているのでしょう?

藤田:大阪支社の事業推進部にて、MFクラウドシリーズを世の中に広め、導入していただく営業をしています。主に税理士や社労士といった士業の方々や地域の商工会議所様と一緒に中小企業のバックオフィス最適化を目指しています。

...実は、入社前にはカスタマーサポートの職種を希望してエントリーしたのですが、面接の中で「営業系の方が向いているのではないか」というお話を頂いたんです。そして、希望とは異なりましたが事業推進部で働くことを決めました(笑)。

金井:CultureHeroを受賞された時のお祝いメッセージが半期総会で流れていましたが、藤田さんが担当しているお客様から熱い応援コメントが寄せられていて、とても愛されているんだなぁと感じました。

藤田:ありがとうございます。普段からお世話になっている方たちというのもあって、あのコメントはとても嬉しかったです

「Fun」のCulture Hero受賞について

加藤:では、Cultuer Hero受賞についての質問をさせてください。「Fun」のCulture Heroを受賞されましたが、ご自身のどんな行動やマインドが受賞に繋がったとお考えですか?

藤田「機嫌よく生きていきたい」ということを普段から大事にしているからかもしれません。限られた人生の中で、ネガティブな気持ちでいる時間って勿体無いと思うんです

そして、自分が機嫌よく生きていくためには、普段接してる人にも機嫌よく過ごしていただくことが大事だと思っています。やっぱり皆さんの笑顔をみると元気がでますし、自分自身も周りにとってそんな存在でありたいなと考えています。そんな考えが「Fun」のCultureに繋がったのかもしれません。

加藤:確かに、自分が関わる人たちが笑顔でいてくれると、自分自身もポジティブな気持ちになります。

藤田:この考えは、新卒で入った会社の時に言われた「素晴らしい仕事はない。でも素晴らしい仕事をする方法はある。という言葉に基づいていて、方法次第で仕事はいくらでも素晴らしいものにできると思っています。

例えば、マネーフォワードのような世の中に注目されつつある会社でも、メンバーが毎日取り組んでいる仕事の大部分はとても地道なもので、華やかな部分はほんの一部だと思います。しかし、「仕事のやり方」次第で楽しくすることができるんじゃないか、と考えています。

金井:藤田さんは、楽しそうに仕事を頑張るという印象がとてもあって、同じチームのメンバーを明るい気持ちにして、周囲の士気を高めていると思います。

藤田:実は、入社から半年程して業務にも慣れた頃、安易な意識のせいで仕事の意欲が湧かない時期がありました。当時は、優秀な人に囲まれ、スピード感がある環境にいれば自然と自分も成長するだろうという考えがあり、仕事に対して前向きに取り組んでいなかったんだと、今では思います。

その時にこのままだとダメだ」と思い、まずは目の前の業務である自分の個人予算を達成しようと、こだわりを持って数ヶ月取り組んでみました。とにかく変わりたいと思ったので、「私は絶対達成したいんだ!」と自分に暗示をかけていました(笑)。それによって良い結果を出すことができて、その時に「本当に面白いな」と感じることができたんです。その頃から、成長するためには自分の手でモチベーションを獲得して、自分で仕事を面白くしなければならない、と考えるようになりました。

現在はチームリーダーという立場なので、チームで何かを達成することの面白さをメンバーが感じられるようにしたい、と思っています。実際に、「達成したら面白いから頑張ろう!」と言い続けていたら、メンバーが力を発揮して本当にチームで達成できるようになってきています。私は前向きな雰囲気作りを強く心がけていて、戦略を考えたり、実行してくれる部長やメンバーには本当に感謝しています。

「機嫌よく生きる」ために、仕事の捉え方から楽しいものにしていく

重要だと感じる点

・普段関わる人たちに機嫌をよく笑顔で過ごしてもらうことで、元気をもらって自分も「機嫌よく生きたい」考えていること

・自分の成長を待つのではなく、自分から成長するためのモチベーションを獲得しようと考えたこと

藤田さんが大事にされている「機嫌よく生きる」は、捉え方次第で自分本位な意味にも捉えられると思います。しかし、藤田さんは「周りに機嫌よくなってもらう」ことで自分も「機嫌よく生きる」ことができる環境を築いており、それがグループの士気を高めることにも繋がっているんだと感じました。


仕事の姿勢と「Fun」というCultureについての考え

加藤:では、お仕事する際にはどんなことを大事にされているのでしょうか?

藤田:相手が「人間だもの」って思うことは大事にしてます。

お客様にしても一緒に働いているチームのメンバーにしても、行動や発言の裏には私が知らない背景があると思うので、そこを理解しようと意識しています。

もう一つが、本社へ行った時など、他の部署の方ともできる限り直接話す機会をもつようにしています。普段は私が大阪支店にいるので、あまり直接顔を合わせることができません。ですが、例えばチャット等で急いで送ってしまった言葉不足の文章に対しても、あらかじめコミュニケーションをとって私の人となりを知ってもらえていると理解してもらえて助かることがあるので、直接コミュニケーションを取って相互理解することを大事にしています。

仕事のスピードを上げることはとても大事ですが、それ故に人間関係が疎かになる危険性もあると思います。その結果、部門間がギスギスしてお互いに分かり合えない状態になってしまうと、会社自体のスピード感が落ちてしまいます。

コミュニケーションをとってお互いを知っていれば、折り合いがつかなったとしても「他の方法を探そう」という雰囲気にすることが可能だと思っています。

金井:そういったコミュニケーションがあると、相手を尊重しようという気持ちになりますよね。藤田さんの「人間だもの」の裏には、相手の気持ちに寄り添おうという気持ちがあるのではと思います。

藤田:自分には特別なスキルや専門的な知識がない分、この性格を生かして、部門間のコミュニケーションが円滑になるように行動していければと考えています。

加藤:では、ずばりお聞きします。マネーフォワードのCulture「Fun」についてどんなお考えをお持ちでしょうか?

藤田:「Fun」について重要なのは、仕事がうまくいかなくても視点を変えて考えてみることと、「人間だもの」という気持ちを持って、相手の行動や発言の意図を考えるという二つだと思います。

仕事がうまくいかずに落ち込むことがあっても、「今から違う気持ちでやってみよう」と気持ちを切り替えることは、自分の意志でもできることです。

また、相手にイライラすることがあっても、相手も「人間だもの」と一歩引いて考えると楽になると思います。人の気持ちを変えることは難しいですが、自分の気持ちや捉え方を変えることは自分次第でも可能ですからね。

「人間だもの」の裏にある相手の気持ちに寄り添うこと

重要だと感じる点

・「人間だもの」と相手の視点に立つこととで、良い人間関係を作り出していること

・他の部門の方と直接コミュニケーションをとることで、自分の人となりを知ってもらい、互いを尊重し合える関係を築いていること

「人間だもの」という視点は、重要だとわかっていても、自分の都合が悪くなると見えにくくなるものだと思います。藤田さんは、「機嫌よく生きる」や素晴らしい仕事にするための方法として、一歩引いて捉えているんだなと感じました。


さいごに

加藤:では、最後の質問です。インターン生に向けてここを参考にすると成長に繋がるという部分を教えてください。

藤田自分の成長や仕事を楽しむためのモチベーションを人任せにせず、自分でそれを得るようにしてほしいと思います。

まずは、120%の気持ちで向き合ってみるなど、仕事を素晴らしくする方法はたくさんあると思うのでそれを見つけて欲しいです。

加藤:大事にします。ありがとうございました!

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