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Mirrativから新しい文化を生み出したい。元漫画家志望の3Dデザイナー:下原雄大- ミラティブの中の人

ミラティブの中の人を紹介していく社員インタビューのコーナー!今回はミラティブの3Dデザインを務める「下原雄大さん(しもやん)」にお話を伺います。

実は漫画家志望だったしもやんが、今までどういう経験を経てミラティブに入ったか。そしてミラティブでどんなことを成し遂げたいのか、詳しく聞いてみました。

今どんな仕事をしているのか教えて!

「Mirrativ」内のアバター機能「エモモ」の開発を行っています。職種で言うとなんなのかは自分でもよくわかっていなくって…。モデリングはもちろんのこと、エフェクトやモーションを作ったり、3Dのそもそもの仕様から検討したり、技術検証をしたり。最近ではエモモの衣装を大量生産できるようなツールを開発したり。エモモ開発の3D周りならなんでもやっています。
※下原の活動が紹介されている他フィードはこちらから!
「もうひとりの自分」を作るためにアバターに「個性」を。3Dデザイナーによる改善項目をざくっとまとめてみた
https://www.wantedly.com/companies/mirrativ/post_articles/163615

企画からリリースまで28時間。"キセキ"の運営を全部見せます!
https://www.wantedly.com/companies/mirrativ/post_articles/159751


元々はどういうキャリアなのでしょうか?

元々スマートフォンゲームの開発/運営会社にデザイナーとして入社しました。その会社では合計3つくらいのタイトルに関わりましたね。

特に印象深いのが2つ目のタイトルです。開発会社にお願いする形で開発してリリース準備をしていたのですが、結局うまく中身がつくられず社内で事実上作り直すことになったんです。いわゆる"燃えている状態"なところに自分がジョインしました(笑)

3D関連のリードデザイナー的役割として、キャラクター10体以上を改善するところからはじまり、演出もモーションも担当したし、UIにも携わりましたし…武器のデザインとかも。新卒の育成もありつつだったので、正直夜遅くまでずーっとやっていましたね。大変でしたけど、提案すればなんでもやらせてくれたので、モバイルゲーム周りのデザイン領域でできないことはあんまりないな、と思えるほど沢山の経験を積めました。実はアイコンのイラストまで担当させてもらいました。


イラストも描くんですね…!

実は元々漫画家を目指していたんです。
漫画家になりたいなとおもったきっかけは中学生の頃「今日から俺は!!」を読んだことです。読んだときに「ああ、人間ってこんなに漫画で感動できるんだ!」と衝撃を受けました。

そこから絵を勉強したいと思って絵画教室に通いだし、高校も美術科に進学、大学も芸術大学の漫画を含めたポップカルチャーを中心に学べるところを選びました。そこで3DCGについても学んで、漫画の背景に取り入れたりしてました。

本誌掲載を目指して漫画を描き続けていたのですが、就活前までに本誌掲載にはいたらなくて。区切りとして一回就職してから漫画を書こうと思ってゲーム企業に就職しました。


今でも漫画を描いているんですか?

全く描いてないですね。趣味でイラストを描いたりするぐらいです。そうなったきっかけがあって、就活中にゲームづくりのインターンシップに参加したんです。それがめちゃ楽しくって(笑)そこで自分は「漫画じゃなくてよかったんだな、単純にものづくりが好きだったんだな」って分かったんです。今では全然未練はないですね。

漫画でも3Dでもなんでも、共通して大切にしているのは「作る対象をちゃんと理解して好きになる」ことです。
美術を勉強しているときに習ったのが、描き始める前にモチーフを触ったり、使ってみたりするということです。ただ見たままを描き起こすんじゃなくて、性質や感触をちゃんと理解した上で描くことが大事だって学びました。そうすることで本質的にそのモチーフを表現することができる。これは漫画でもゲームでも同じだと思っていて、その文化やジャンルが好きじゃないと良い作品は作れないと思います。

過去にゲームでバイクのデザインをしていたときは、まずバイク屋に行って実際にバイクを見学しに行きました。どんどん調べるうちに自分もバイクが好きになって、気づけば免許をとって中型バイクを購入していました(笑)アニメ系の3Dモデルを作ることになったときは、秋葉原に行って近しいデフォルメのフィギュアを買ってモデリングの参考にしていました。

ミラティブの場合はいろいろな新しい文化が混ざっているので"理解すべき文化"が見極めづらいのですが、アバター系のゲームを触ったり、VTuberの動画を観まくったりしてます。もちろんMirrativの視聴も欠かしません。この前はVRChatをやってみました。あの没入感と「眼の前にいる」感は感動しました!
そうやって自分が作るものの文化やジャンルを理解して好きになることをどんな時も心がけています。


ミラティブに入社した理由は?

きっかけは新卒で入った企業の先輩である山田と横手がミラティブに入ったのを耳に挟んだことでした。3Dデザイナーがほしいらしいぞ、とも噂で聞きまして(笑)

ただ、まだそこまでミラティブを知らなかったので「エモモ」を理解できていなくて、3Dデザイナーが活躍するところなんてないんじゃないの?と思っていたんです。
けどある時ゲームニュースサイトでエモモのハロウィンガチャリリースのプレスを見て「これはやれることがありそうだぞ!」と思って、ミラティブを見学させてもらいました。

見学してみて、すごく働いている人が楽しそうだなと思いました。優秀でおもしろい人がいっぱい居て。この人たちと働けるならゲームのキャリアから離れてもいいなと思ったんです。技術も含めて学ぶことがありそうだな、と。

あとはスキルセットがマッチしていたのも理由ですね。アバターシステム周りは前職で一通り触ってノウハウが活かせそうだったし、Unity開発を続けたかったので、ミラティブの開発環境はぴったりでした。

あとエモモの開発状況も前のプロダクトと少し似ていて…(笑)改めて社内でエモモをもっと良くするぞ!というタイミングだったので、自分の経験が活かせそうだなと思いました。
前職でも伝説級だったエンジニアの横手さんが、3DデータをBlenderで直していると聞いて、「横手さんにBlender触らしてる場合じゃねえ!コード書いてもらわないと!」という使命感も湧きましたね(笑)

入ってみてどうですか?

漫画でキャラクターを描いていた経験も、前職でのゲーム開発技術もすべて活かせているなと思っています。わからないですね、世の中…(笑)
ミラティブではデザインの意思決定がデザイナー陣で下せるのがいいなと思っています。経験上、デザインの意思決定は最終的にはトップダウンで決まることもあったので。自分の提案がどんどん通ってチャレンジできる環境だと思っています。

ただ、今はみんな仕事が好きで、やりたいことがいっぱいあって、のめり込みすぎてるのが少し怖いなと正直感じています。すごくいいことではあるのですが、のめり込みすぎると視野が狭くなってしまうんじゃないかなって。自分自身、いろいろなデザインや外の世界に触れて仕事に活かせるよう視野を広げていきたいなと思っています。


今後ミラティブで成し遂げたいことは?

すごく漠然とした言い方になっちゃいますが、誰もやってないことをどんどんやって、新しい文化を作りたいと思っています。イメージは元VTuberの「ねこます」さん(※可愛らしい容姿だが中身がおじさんというVTuber。個人VTuber・バ美肉の先駆けとなった)。
クオリティが抜群に高いわけではないけれど、誰もやっていなかったことを真っ先にやったことで、新しいジャンルが生まれたし、業界の裾野も広がった。そんな風にブレイクスルーがあることで生まれる新しい文化が、Mirrativでたくさん作れたらいいなと思います。それこそniconicoが動画投稿からスタートして、ボーカロイドや歌ってみた、ゲーム実況、MADなどいろんな文化が生まれたように。Mirrativはそうなっていけるようなプロダクトだと感じています。


どんな人と一緒に働きたいですか?

固定概念にとらわれずに新しいことにチャレンジしたい!という人ですね。冒頭で今何をやっているか漠然と言ってしまったように、正直自分を客観視してモデラーなのか?テクニカルアーティストなのか?よくわからないです(笑)
ただそういう肩書や既存の考えにとらわれず、ひたすらに良いものをユーザーさんに届けたい、そのために新しいことを沢山試してみたいと僕は思っているので、それに共感してくれる人がいいなと思っています!


3Dデザイナー
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◆ 株式会社ミラティブについて スマホ1台でゲーム配信ができるコミュニケーションサービス『Mirrativ』を開発・運営しています。 Mirrativは共通の趣味=ゲームを通じて人と人とがつながる、わかりあう「居場所」を創っています。 スマホ1台・画面数タップでゲーム配信が出来る便利さ、また配信者と視聴者が気軽にコミュニケーションを取れることから、配信者数は430万人を突破し、配信者数日本トップクラスのプラットフォームへ成長しています。 また、ゲームとライブ配信が融合した新たなゲーム体験=ライブゲーミングに注力しています。 配信中のゲームに視聴者が介入するという新たな体験ができ、これは2010年代ゲーム実況の隆盛により「友だちと喋りながら遊ぶ」「ゲーム実況を見る/やる」が当たり前になった2020年代のゲーム体験の最先端になることを我々は確信しています。 ◆ ライブゲーミングの可能性 ライブゲーミングとは、ゲームとライブ配信が融合し新たなゲーム体験です。 昨今のゲームは実況や友だちと一緒に遊ぶことを前提に作られたものが多く、「誰かと一緒にプレイする」「誰かのプレイを見て楽しむ」ことは、この常時接続時代にすでに当たり前の世界になっています。 すでにミラティブでは、R&D的にライブゲーミングの開発を行ってきた中で、2021年12月にリリースしたライブゲーム「エモモバトルドロップ」は、7人の開発人数で約3〜4ヶ月で開発されたタイトルながら開催期間9日間で約5,000万円の売上規模に到達しました。 これはしばしば開発費が数十億にも達し、開発期間も数年といわれるタイトルも現在のスマホゲーム開発における新たなトレンドになりうるとも考えます。 ライブゲームについては日経MJさまや、ファミ通Appさまをはじめ多くのメディアに取り上げていただいており、ゲーム業界のみならずビジネス全体としても多くの方に可能性を感じていただいております。 一方、まだまだライブゲームは黎明期です。 正解を模索しながらR&Dを進めている段階でもあるため、これから挑戦をしていくフェーズでもあります。
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◆ 株式会社ミラティブについて スマホ1台でゲーム配信ができるコミュニケーションサービス『Mirrativ』を開発・運営しています。 Mirrativは共通の趣味=ゲームを通じて人と人とがつながる、わかりあう「居場所」を創っています。 スマホ1台・画面数タップでゲーム配信が出来る便利さ、また配信者と視聴者が気軽にコミュニケーションを取れることから、配信者数は430万人を突破し、配信者数日本トップクラスのプラットフォームへ成長しています。 また、ゲームとライブ配信が融合した新たなゲーム体験=ライブゲーミングに注力しています。 配信中のゲームに視聴者が介入するという新たな体験ができ、これは2010年代ゲーム実況の隆盛により「友だちと喋りながら遊ぶ」「ゲーム実況を見る/やる」が当たり前になった2020年代のゲーム体験の最先端になることを我々は確信しています。 ◆ ライブゲーミングの可能性 ライブゲーミングとは、ゲームとライブ配信が融合し新たなゲーム体験です。 昨今のゲームは実況や友だちと一緒に遊ぶことを前提に作られたものが多く、「誰かと一緒にプレイする」「誰かのプレイを見て楽しむ」ことは、この常時接続時代にすでに当たり前の世界になっています。 すでにミラティブでは、R&D的にライブゲーミングの開発を行ってきた中で、2021年12月にリリースしたライブゲーム「エモモバトルドロップ」は、7人の開発人数で約3〜4ヶ月で開発されたタイトルながら開催期間9日間で約5,000万円の売上規模に到達しました。 これはしばしば開発費が数十億にも達し、開発期間も数年といわれるタイトルも現在のスマホゲーム開発における新たなトレンドになりうるとも考えます。 ライブゲームについては日経MJさまや、ファミ通Appさまをはじめ多くのメディアに取り上げていただいており、ゲーム業界のみならずビジネス全体としても多くの方に可能性を感じていただいております。 一方、まだまだライブゲームは黎明期です。 正解を模索しながらR&Dを進めている段階でもあるため、これから挑戦をしていくフェーズでもあります。
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