大阪メンバーインタビュー第三弾となります!
今回は大阪拠点で大活躍中のAWSエンジニアの武田さんです。
10年以上エンジニアとしてご活躍されている武田さんに
AWSに対する愛や仕事に対する想い、お客様とのコミュニケーションに関して語っていただきました。
今回の記事担当は福田です!
バックナンバーはこちら!📚
▼第一段
▼第二弾
■シアトルへの入社理由
ーシアトルに入社するまでの経歴に関して
シアトルに入社する間も約10年間エンジニアとして仕事に取り組んできました。
前職の前にも1社経験をしてまして、その時にちょうどリーマンショックと被りました。
ほとんど仕事がない状態となり、引越しのアルバイトと掛け持ちもしていて、当時は大変でしたね。
その時からどんな状況でも仕事ができるように、常日頃成長しなければならないと強く思うようになりました。
今考えるとリーマンショックがあったからこそ、勉強し続ける姿勢を持つことが意識できるようになったと思いますね。
前職に入社したての頃は目の前のことで精いっぱいで正直、自分が何をしたいかということは見えていなかったのですが、直近3年ほどでインフラも含めた技術提供やシステム改善を行うようになってからはインフラの専門性を高めていきたいと思うようになりました。
自分のやっていきたいことを前職に伝えてプロジェクトを決めるようにしていたものの、プロジェクトのミスマッチも増えてきたので、自分のやりたいことができる環境を求めて転職活動を始めました。
ーシアトルへの入社の決め手とは?
シアトルからスカウトが届いたことがきっかけで選考に参加しました。
話を聞いてみると自分がやっていきたいと考えていたAWS関連の仕事ができること、そしてチームワークを大切にしていて、チームでのプロジェクト参画を推進している企業であることに惹かれました。
今までほとんど一人現場が多く、横の繋がりを築いていくことはできたのですが、どうしても会社内での縦の繋がりが作りにくい状態でした。
もちろん社内懇親会で社員と話をすると技術に関してやプロジェクトに関して話ができたのですが、定期的にコミュニケーションが取れる環境や今まで培ってきた経験を若手に伝える場はほとんどありませんでした。
だからこそシアトルのチーム体制を推進する社風、そして社内勉強会や交流会が豊富な環境に魅力を感じ、シアトルへの入社を決めました。
ーなぜAWSに携わっていきたいと思うようになったのですか?
3年ぐらい前に初めてAWSにさわったのですが、それがきっかけですね。
最初はLambdaやDynamoDB、API Gatewayを使った簡単なアプリケーションの開発を行いました。
初めてということもあり、手探りしながら業務に取り組み、取り組んでいるうちにもっとこうすればいいんじゃないかと思うようになったんです。
そこで代替案を考えた時にオンプレなら実機を変えればいいのですが、クラウドならばそもそもどういう設計になっているのか、どう設定すべきなのかを調べることから始めなければいけない。
しかもAWSの場合、成長しているサービスということもあり、最新の情報を収集することにも時間がかかり、納得のいく代替案の提案ができなかったことがありました。
その経験が結構自分の中では悔しくて、もっと勉強していこうと思い、AWS関連のプロジェクトに参画し、自分でキャッチアップしていくようになりました。
また、AWSのサービスがどんどん変化していっているところもかなり面白いと思っています。
Amazonもサービスを継続して成長させていくために改善をずっと行っている訳ですよね。
やはり滞っているサービスって人も離れていくので、常に新しいサービスを作り続けているところがAWSの好きなところです。
■今のお仕事に関して
ー現在はどのようなプロジェクトに参画していますか?
AWSをメインにしたプロジェクト合計3つに参画しています。
1つはリーダーとして要件定義から設計、製造、検証、リリースまで全て任せていただいているサーバ構築とWebアプリケーション開発のプロジェクト、もう1つはAWSのインフラ周りの設計、構築、検証、リリースを行っているプロジェクト、そして今月からIoTデバイスを使ったサービスの改修プロジェクトに携わっています。
一度に3つのプロジェクトを掛け持ちすると混乱することも多々ありますが、自分なりに切り替えて仕事に取り組んでいます。
お客様からの要望はインフラ構築やアプリケーション開発だけでなく、すでに構築済みのシステムの改善提案や現場の若手メンバーへの技術提供も含まれます。
提案の際には、ITを知らない人でも理解できるような資料を作り、どこをどのように変更するのかを明確に伝えるように工夫しています。
またIT業界あるあるにはなりますが、前提の思い込みをしないように意識しています。これは理解されているだろうと思うのではなく、相手の視点に立って物事を伝えています。
また若手メンバーへの技術提供に関しても同じです。相手がどこまで理解しているのかを把握した上でどう伝えるのかを考えて行動するようにしています。
ただやはり上手くいかないこともあるので、それは毎度工夫して変えていきながら、ベストな伝え方を考えています。
ーどんな時にやりがいを感じますか?
エンドユーザーの方から直接感謝の言葉や労いの言葉をいただけたときは嬉しいですね。
ちょうど今年の2月に中々解決できない課題をお客様が抱えていて、手伝ってほしいと言われてその課題に2日間つきっきりで対応したことがありました。
2日かけてやっと解決した時は非常に達成感を感じましたし、何よりエンドユーザーの方から「武田さんのおかげで解決できました!」という嬉しいお言葉をいただけたときは非常に嬉しかったですね。
あとは感謝の言葉も嬉しいのですが、お客様からの叱責の言葉も非常に有難いですね。
自分だと中々気づけないことに対して叱責してくださる優しさにはいつも感謝しています。
やっぱりお客様からのリアルな声はより良いシステムを作っていく上では必要ですし、
そうやってコミュニケーションを取りながらシステムを作れた時の達成感は大きいです。
■社内での活動に関して
ーチーム活動ではどのようなことを行っているのでしょうか?
社内では月に1回チーム活動に参加していて、私の入っているチームではロジカルシンキングに関して、それぞれが本を読み、チーム会の場で発表しています。
今までロジカルシンキングに関して勉強する機会はなかったのですが、考え方に関する内容を読んでいると今までがむしゃらに取り組んでいた仕事の内容はこのロジカルシンキングに紐づいていると理解できて非常に面白かったです。
今までの経験を本の内容に照合させていく感じが楽しいと思い、更にロジカルシンキングに関する本を読んでみようと思っています。
そういった面でもチーム活動を通して新たな知見を得られるのは面白いです。
■今後のキャリアに関して
ー今後はどのようなキャリアを築いていきたいですか?
AWSの知見を更に深めていき、AWSのスペシャリストになっていきたいです。
AWSも変化の激しいサービスで私も追いついてない部分があるので、更に知識を深めていきたいですね。
またプロジェクトについてもチーム単位で全工程を任せていただけるような状態にし、大阪のチーム体制を築いていきたいと考えています。
ーどのような人と一緒に働いていきたいですか?
自発的に取り組める方と一緒に働いていきたいですね。
今のプロジェクトだとどうしてもお客様からの作業指示が曖昧で求められていることが容易に解決できないケースがあります。
ただそれに対してどのようにお客様の求められていることが達成できるのかを考えて実行できる方と一緒に仕事をしていきたいです。
もちろん最初は新しいことばかりで大変なこともあるかと思いますが、それに対して挑戦し、自分のモノにしようとしている方が活躍しやすい環境だと思います。
10年以上エンジニアとして活躍されている武田さんにお話を伺いました。
・お客様の近くでコミュニケーションを取りながら仕事をしていきたい!
・今まで得た経験を若手に伝えていきたい!
・今後も更に挑戦し、日々成長していきたい!
そんな想いを持っていらっしゃる方にはぴったりの環境です。
社内で活躍している社員との面談も行えますので、ぜひ一度お話しませんか?