こんにちわ!
株式会社マツリカでQAエンジニアをしています、ゆきと申します!
今回は、「ゲーマーがQAエンジニアをやると最強」がどういうことか、ゲームの話をしながら解説をしていきます。
どんなやつがゲーマーを語るんだよ??
と疑問をお持ちの方もいると思うので、参考までにスプラトゥーン2というゲームのウデマエ(ランクをグループ化したようなもの)を載せますが、以下の通りなので、あくまで参考程度に話を聞いていただけると嬉しいです><
ゲーマーというと何を思い浮かべるのでしょうか。
一昔前であれば、外に出ない引きこもり、非社交的な人種と思われていた事もあったかと思います。
しかし!!今の時代では、e-sportsという言葉も生まれて、ゲーマーへの印象も変わりつつあります。
また、インターネットが発達したことで、全世界のプレイヤーと遊ぶことが手軽に出来るようになったこともあり、ゲーマー人口が確実に増えています。現在では、日本全体の半数以上が日頃ゲームをしているという調査結果もあるようです。
コミュニケーションツールとしてのゲーム
オンラインゲームの醍醐味として、個人で不特定多数の人と遊ぶ対戦ゲームだけでなく、仲間と協力してストーリーを進めたり、グループ対抗での対戦もあります。
仲間と連携をして勝利を手にするために必要不可欠な要素としてボイスチャットがあります。
通常のチャットでも連携は可能ですが、連携スピードを求められる場合はやはりボイスチャットが必要になります。
仲間と世間話をする時間もあれば、勝負となると、要点を簡潔に伝える能力が勝敗に関わることもあります。
動画投稿サイトで実況動画を公開していたり、ライブ配信で不特定多数の視聴者と会話をしながらゲームを楽しんでいる方々も多く見られますよね!
今のゲーマーはコミュニケーション能力が高くなっていると判断せざるを得ませんね!
ゲーマーの可能性
ゲームといえば今も昔も娯楽になります。
しかし、ゲームが大好きで極めるのが得意!という事を胸を張って言えるいい時代になったと思います。
何故ならば、ゲームが得意なことによって就ける職業が増えてきたからです!
e-sportsの選手、Youtuberなど華やかな世界もある中、「ゲーマーこそQAエンジニア」を推したいと思います!ゲームを極めることで身についたスキルがそのまま仕事に利用できるからです。
そもそもQAとは?
Quality Assuranceの略称で、品質保証という意味になります。開発されているものを実際にテストして動作に不具合がないことを確認する(ざっくり)というのが主な仕事内容です。ゲームだと操作キャラクターを壁に向かって何度もぶつけるなど、耳にしたことがあるかも知れませんが、そういった作業ばかりではありません。
知らずに身についたスキルがどのようにQAエンジニアの仕事に役立つのか、数多くあるゲームジャンルの中からから独断と偏見でピックアップして話に交えながら説明してみたいと思います。
向上心の高いゲーマーとQAエンジニアが考えること(RPG、ADV編)
ロールプレイングゲーム、アドベンチャーゲームは、主人公を操作して様々な世界を冒険していくというものです。FF、ドラクエ、ポケモンなどが有名ですね!
一般的には、主人公が旅をしながら、イベントをこなし、レベルアップをして、ボスを倒してクリア!という一連の流れがあると思います。
しかし、極めるとなるとそれだけでは足りません!
レベルをMAXまで上げることはもちろん、マップを隅から隅まで探索して全ての宝箱を取る、全ての技を見る、サブイベントや隠しイベントを全て見るなど・・・。
特に、フルボイス収録されているようなゲームで自分の好きな声優さんが演じているとイベント系は見逃したくないですよね!!
ここまでやり込んで"完全クリア"になるのではないでしょうか。
QAエンジニアの視点
ここでの注目ポイントは、”隅から隅まで見る”というところです。QAの仕事内容で例えると、1ページのWebサイトのリンク全てをクリックして、移動先が問題なく表示されることの確認。
こういった所がゲームと共通する部分です。根気のいる作業ですが、ゲームで"完全クリア"をする人、目指すような人に取ってはむしろゲームの方が難易度が高いことがあるので、QAエンジニアの仕事も出来ますよ!
向上心の高いゲーマーとQAエンジニアが考えること(ACT編)
アクションゲーム、格闘ゲームは、沢山いるキャラクターから操作キャラを選択して、他のプレイヤーと闘う。ストリートファイター、スマブラなどが有名ですね!
一般的には、他のプレイヤーとの勝負に勝つことが目的になります。上記のRPGなどのゲームと比較すると、クリア要素は多くありませんが、クリアをするよりも、如何にして他のプレイヤーとの戦いに勝っていくかが重要になります。
それでは、勝負に勝つためには、何が重要か。
スピードと反射神経が求められるので鍛える・・・それだけではあまり勝てません!
「ペンは剣よりも強し」という言葉があります。正にその通りで、知識を付ける必要があります。
ゲームの中で登場し操作出来るキャラクターは決まっている訳ですから、全キャラクターを一通り操作し、どういう技を出すのか、どういう動きをした時に隙ができるのかを理解することが大切です。
各キャラクターの特性を理解したその先からスピードやら反射神経やらが影響してくるのではないのでしょうか。
QAエンジニアの視点
ここでの注目ポイントは、”各キャラクターの特性を理解する”というところです。QAの仕事内容で例えると、仕様書を理解し、動作確認をする上で各機能の出来ること、出来ないことを把握する必要があります。
Aボタンを連打するという同じ操作でも、各キャラクターの出す技が違うのと同じように、同じ操作を実行した場合でも前回と結果が異なることに対して、ゲーマーならいち早くその現象に気付きやすいと思います。
向上心の高いゲーマーとQAエンジニアが考えること(STG編)
シューティングゲームは、名前の通り何かを狙って撃つゲームです。狙う物は色々あって、人だったり、ゾンビだったり、イカとかタコだったりと様々です。現代で特に人気のゲームが多く、PUBG、フォートナイト、スプラトゥーンなどのFPSやTPSが有名ですね!自分もこのジャンルのゲームが大好きです!!
近頃、このジャンルのゲームはオンライン対戦形式がほとんどで、元々難易度が高いことが多く、その重要事項が上記でお話しした2つのジャンルを組み合わせたものが主になります。
広大なマップや仕掛けを隅々まで把握し、各武器や装備の特徴も理解する。
敵がどこにいて、どんな武器を持っていて、自分の持つ武器でどの位置から狙えるか・・・とても複雑です。
しかし、こういったゲームでは基本的なことなんです!
なぜなら例えば、何も警戒せずに動いていたらスナイパーに蜂の巣にされますので(笑)
このジャンルのゲームを極めるとなると、マップの把握の仕方、各武器や装備の理解の仕方が一段とレベルが上がります。
木や岩を壁にしゃがんで隠れるという行動をする場合、隠れきれずに露出する当たり判定の部分がどの部分でどの程度の露出なのか。
敵を攻めに行く場合、敵の装備に対して自分の武器を何発打てば倒せるのか。
とても奥が深いんです!
このような分析をゲーマーはどういう風にやっているのか。
それは・・・実際にその状況を作り、その場で試して自分の目で確かめる!
射撃場での試し打ちやマップのおさんぽ。
あれっ・・・
これって・・・
そう!QAエンジニアの仕事です!!
ゲームが好きで勝負に勝ちたくて、気付いたらQAエンジニアの仕事内容の一つである、検証テストをやってしまっているのです。
いかがでしたでしょうか!ゲーマーにはQAエンジニアが向いてるとは思いませんか??
お話しした事に心当たりのあるゲーマーの皆さん!
そこまでガチになってゲームやってないけどゲームが好きな皆さん!
「私、QAエンジニアできるかも!」と思った皆さん!
マツリカにはリモートワークという働き方があります!(休憩中、退勤直後にゲームができる!!)
e-sports部もあります!!!!
是非、一緒にマツリカで最強のQAエンジニアを目指しませんか?
最高のゲーミングライフが送れること間違いなしですよ!!
Fin