こんにちは!
マツリカでSDR(インサイドセールス)とHR Marketingをしている井上です!
私はこれまで複数の企業でインサイドセールスに携わってきました。
商社ではテレアポ業務を任されることも多く、
「この電話は本当にお客様の役に立っているのだろうか?」
「私の活動はむしろ迷惑になっているのではないか?」
そんなことを考える日々もありました。
一方で、大手外資SaaS企業のBPOで新規にインサイドセールス部門を立ち上げた際には、
「次も検討するときは井上さんに相談したい」「困ったら連絡するね」
といったお声をいただき、大きなやりがいを感じていました。
商社として自社製品を扱うことや、BPOで他社サービスを支援することも楽しかったのですが、
「自社のサービスを誇りを持ってお客様に届けたい!」
という思いが強くなり、マツリカへの入社を決めました。
入社の決め手は、今回お話しする「ツールでの業務効率化をしている」ことも大きな理由の一つでした。
現在入社3年目になりますが、
「SDRって実際どんな仕事をしているの?」
「SFAツールを使った営業ってどんな感じ?」
といった疑問を持たれる方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、SDRの1日の業務フローを具体的にご紹介します。
ツールを駆使しながら取り組むリアルなSDRの仕事を、ぜひ覗いてみてください!
SDRの1日の流れ
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🕘9:00-10:00 朝会/準備
ポイント①:最新データの確認
朝一番はSlackをチェック。
夜間に入った新規リードの通知と、Mazrica Marketingの自動スコアリング結果を確認します。
「今日優先すべきリード」が一目で分かります。
今日のスケジュール確認
・Googleカレンダー:商談予定をチェック
・Mazrica Sales:今日アクション予定のリストを確認
商談はカレンダー連携し、日常的な架電やメールの履歴はMazrica Sales内で管理しています。
目標数値の確認はBIツールで昨日のMQL数と月の進捗を詳しく確認しています。
月間達成率、残り日数、MQLペースなどを一目で把握し、「今日は最低○件のアポが必要」という具体的な行動指標が決まります。
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ポイント②:アプローチ先の選定
優先順位は感覚ではなく、データに基づいてシステムでアプローチ先を決定しています。
基本は「新規流入 + 今日アクション予定のリード」の組み合わせです。
Mazrica Salesの活用で2つのビューを使い分けます。
案件一覧:自分が担当している案件の全体把握
アクション一覧:今日やるべきアクションを確認
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Mazrica Marketingで獲得されたリード情報は自動的にMazrica Salesに登録。
手作業でのデータ移行は不要です。
朝会のタイミングで現在の数値や、どのフィールドセールスに優先的にアポイントを入れるか、ナレッジ共有等の時間を作っています。
🕙10:00-17:00 アプローチ
ポイント①:事前調査+効率的アプローチ
事前情報収集(約5分/1社)
企業HP:事業内容、成長フェーズを把握
LinkedIn・Facebook:担当者の経歴、共通点を発見
社内システム:業界課題を理解、
CTIツール「pickupon」で効率化:ワンクリックで架電開始、通話履歴がMazrica Salesに自動記録。架電履歴記録時間が1日約15分→0分に短縮されました。
ポイント②:AE連携とSlackでの情報共有
アポイント獲得後は、Mazrica Salesに詳細情報を記録しています。
案件の内容や優先度に応じてフィールドセールス・カスタマーサクセスまたはパートナー企業へ最適な振り分けを実施します。
安全で効率的な情報共有を実現しています。
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SDRチーム内の連携
・案件相談
・顧客情報共有
・スケジュール調整
困った時はSlackハドル機能で音声相談も行っています。
🕔17:00-18:00 KPI振り返り/チーム改善
ポイント①:主要KPIの進捗状況を確認
・個人の数値達成状況
・MQL数(日次・週次・月次)
・アクション数(架電・メール・商談設定)
・接触率・アポ転換率
上記をBIダッシュボードで達成状況を確認し、データに基づいた改善を行います。
翌日の目標設定
今日の結果を踏まえて、明日のアクション計画を立てます。
「アクション数が少ない場合は工数配分を見直したり」など、具体的な改善策を検討します。
ポイント②:チーム全体でのナレッジ共有
成功事例の共有
・効果的だったアプローチ方法
・顧客に刺さった提案内容
・新しい業界の攻略法
課題の相談
・難しい案件の進め方
・接触できない企業へのアプローチ
・ツールの活用方法
改善提案の検討
・より効率的な進め方
・新しいツールの活用法
・チーム全体のスキル向上策
個人の成功がチーム全体のスキル向上につながる仕組みがあります。
ツールによる業務効率化
私がマツリカに入社した理由の一つは、ツールを活用して業務を効率化している環境に魅力を感じたからです。
例えば、CTIを活用し、自分の架電をフィールドセールスやSDRの仲間に聞いてもらいフィードバックを受ける。自分がパスした案件の商談録画を見る。
このサイクルは、SDRとして成長するうえで欠かせない取り組みだと思っています。
さらに、従業員一人ひとりの勤務時間や勤務体系に合わせて、業務が滞りなく進むように必要なツールへの投資を惜しまない姿勢にも惹かれました。
「人の努力に頼る」のではなく「仕組みで支える」カルチャーがあることが、私がマツリカに共感した大きな理由です。
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ツール活用による自動化の効果
・リード登録作業:手作業 → 完全自動化
・架電履歴記録:手作業約15分/件→ 自動化で0分
・案件進捗共有:手作業約30分/件 → 自動通知で約5分
これらのツールを使うことによって1日あたり約5-6時間の事務作業時間を削減し、顧客対応により多くの時間を割けています。
マツリカでの成長と工夫
私の入社時は他社SFAしか触ったことがなく、Mazricaへの機能理解も競合理解も不足していました。
そのため自社プロダクトで解決できない課題のお客様にアポイントを調整してしまうこともありましたがMazrica Salesは直感的で分かりやすく、1ヶ月で完全に使いこなせるようになりました。
製品・事例紹介のロープレも並行して実施したおかげで、具体的なユースケースも理解し、
実際の架電をフィールドセールスやマネージャーに聞いてもらい、フィードバックを受けることでSFA/CRMへの理解度が高まり、ツールに対しての認識やお客様へのアプローチが変わりました。
マツリカに入社する前はSFA/CRMなんて「ただ記録を残すツール」「フィールドセールスとの案件パスをするツール」だと思っていたので、入力作業が目的化していましたが、SFA/CRMは「分析・予測ツール」として活用できるんだ、と体感しました。
自分自身が生産性向上のために上手く使えているからこそ、お客様に対してより良い提案ができるようになったと感じています。
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よくある質問
Q: 未経験でも活躍できますか?
A: システムが業務をガイドしてくれるため、未経験でも段階的にスキルアップできます。
参考:30歳、SaaS未経験からの挑戦。 〜営業代行から「自社プロダクトの中の人」になるという選択〜
Q: 成果を上げると、どんなキャリアパスにつながりますか?
A: フィールドセールスやカスタマーサクセス、マーケティングなど幅広いキャリアに挑戦できます。また、SDRチームのリーダーとしてステップアップする道もあります。
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参考:マツリカの「顧客体験を設計するSDR」になって、キャリアの選択肢が広がった話
一緒に働く仲間を募集中!
営業経験がある方も未経験の方も大歓迎です。
特にこんな方だと活躍できそうです!
・今の営業スタイルから脱却して、もっと効率的に働きたい
・データを使った営業に興味がある
・最新のツールを使いこなしてみたい
・チームで協力しながら成果を出したい
・新しいことを学ぶのが好き
未経験でも大丈夫な理由:
ツールが業務をしっかりガイドし、困った時はいつでもメンバーに相談できる環境です。
数値で成長が見えるので、頑張りが実感できます!
一緒に効率的な営業スタイルを作っていきませんか?
業務について詳しく知りたい方、ツール環境に興味がある方、お気軽にご連絡ください!