業務を時給で見える化すると、仕事の優先順位が変わる。
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「仕事がデキる人」を測るものさしって、会社によって全然違うと思うんです。
それが上司からの好かれ具合かもしれないし、仕事にかける時間の長さかもしれないし、タスク量かもしれない。
仕事って、頑張れば頑張るほど評価されたいじゃないですか?
でもふと、「今いる会社のものさし、私の考えと合ってる?」って思う瞬間、ありません?
生産性が低い仕事をしているんじゃないか?自分の実にもならない努力をするのが正義なのか?など。
目次
働き方の当たり前を見直す
実際に変わったこと例
ES(社員満足)の先に、CS(顧客満足)がある
働き方の当たり前を見直す
私たちの会社では、社員が無理なく働ける環境を作ることが、顧客満足につながると考えています。
社員が満足して働ける環境が整い、心に余裕が生まれないと、クライアントのLTV(ライフタイムバリュー)に寄与できないと痛感しているからです。
でもね、「ウチの会社は社員ファーストです!!」って言う経営者の方、世の中には沢山いると思うんです。
ーー従業員の私からすると「じゃぁ具体的に何やってるんだい!」と声を大にして聞きたいんです。
(私はビビリなので、実際は声すら出せませんが。笑)
弊社マスターキーはいろんな取り組みを行っているのですが、そのうちのひとつに「業務の時給換算による見える化」が挙げられます。
▲私は「戦略人事」という仕事をしています。とある月中業務を切り取ると、こんな感じ。
これを見ると
「あれ?実は採用や人事労務以外にも時間を割いているんじゃない?」
「この作業、1時間あたりの時間単価はいくら?」
「それって人件費もったいなくない?じゃぁ外注するか、AI導入しない?」
という会話が想像できそうですね。
弊社、こういった建設的な会話が大好きです。笑
このように日々の仕事を丁寧に振り返る意識をメンバー全員が持つことで、日々の仕事の優先順位が自然と変わってきました。
実際に変わったこと例
単純作業はAIや外注に任せる。
→社員は本当に価値のある仕事に集中。
会議体の見直し。相談の場ではなく、意思決定の場へと昇華させる。
→会議時間を減らし、営業活動へ回す。
社員の時間と労力を最適化することで単に残業を減らすだけでなく、質が向上し、顧客へ向き合う時間が捻出できるようになります。そうすると、提案力も自然と高まります。
ES(社員満足)の先に、CS(顧客満足)がある
弊社、HR領域を生業としています。
ヒトに関わるサービスを提供する会社である以上、まず自社の社員を大切にしなくてどうするんだ!というのが、私たちのスタンスです✌
社員が疲れ切っていたり、余白がなかったり、ワクワクしていない状態では、良いサービスなんて生まれるはずがありません。
社員満足度が高いからこそ、現場からアイデアが出て、サービスは何度でもブラッシュアップされる。
社員が気持ちよく働けることは、単に会社が社員を甘やかしているのではなく、サービス品質に直結する戦略でもあるのです!
な~んてかっこいい事を言っていますが、私は業務時間がおわったあとの、ゆる~く雑談しながら働く、あの夜の時間が何とも好きなんですけどね。押忍!!!