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新しいMVVを考えよう!! ~ワークショップレポート・発散編~

AIテスト自動化プラットフォーム「MagicPod」を運営するMagicPod社。導入企業は500社を超え、2021年7月には3億円の資金調達を実施して採用強化中です。

当記事では、MagicPod公式noteより、新しいMVV策定に関する記事をご紹介します(※記事原文へのリンクは、ページ下部にあります※)

皆さんこんにちは。MagicPod広報の田上です。
今回は、今MagicPodが取り組んでいる真っ最中のMVV策定について書いてみようと思います。MVVとは、ミッション(実現したいこと)・ビジョン(なりたい姿)・バリュー(行動指針)のことです。長くなるので2回に分けて書いていこうと思います。

1回目は、発散編です!
どうしてMVVを策定しようと思たのか、どんな意見が出てきたのか、など、レポートしていきたいと思います!!

背景

昨年MagicPodは3億円の追加資金調達を行いました。そして今、会社はとても速いスピードで変化しています。
サービス名やプランの内容を見直したり、先月には会社名も変更しました。採用も順調に進んでおり、まさに急拡大中といえると思います。
今のMagicPodのミッションは「すぐれたソフトウェアテストのテクノロジーを、すべての人の手に」というものですが、これについても、今いるメンバーで見直すタイミングかもしれない、ということで動いてみることになりました。
(正確には、私がお昼ご飯に向かいながら「MVVをみんなで策定してみないか?」とCEO伊藤さんに提案したところ、「いいよ、やってみよう」と快く返事をもらって実現しました。入社2か月の未経験広報にここまで任せてくれる環境に大感謝!!)

策定のために必要なこと

MVVを再設定することは決まったが、どんな方法で決めたら良いのか・・・?今回のプロジェクトで大切だと感じたのは、「みんなが納得感のあるもの」であること。そのためには、まずはみんなが想っていることをしっかりと聞くことに時間を使うべきだと感じました。そこで、今回は社員全員参加のワークショップを半日かけて実施しました。
協力してくれたのは、エスケイワードさん。
このワークショップが、とっても良かったので、ここからはワークショップのレポートです!

オープニング

                    MVVの意味を再確認

この日協力してくれたのはエスケイワードの沢田さん、山岸さん、扇本さんです。穏やかに、しっかりと話を聞いてくれるメンバーに、MagicPodメンバーもとても意見を出しやすかったように思います。
ワークの始めには、CEO伊藤さんから今回の趣旨を、司会の方から会のゴールを話していただきました。この日のゴールは「発散」で、
・この会の中だけでMVVが策定されるわけではない
・今日は発散のための場なので、思ったことはなんでも話していこう
という2点を話していただきました。

アイスブレイク

MagicPodメンバーはワークショップは初めてということもあり、最初はアイスブレイクから入りました。たくさんあるバリューカードの中から、「自分の大切にしている価値観」を選び、発表するというものです。

                   バリューカード

             MagicPodのメンバーが選んだカード

↑MagicPodメンバーが選んだカードを見るだけでも素敵な会社だということが良くわかります!!(会社大好き広報のつぶやき)
『tolerance(寛容)』を選んだのはCEOの伊藤さん。普段からすごく寛容(拘るときはすごい)なので、すごく伊藤さんらしいカードだなと思いました!あるエンジニアさんの「着飾った自分を評価されても空しい。正直な自分で認めてもらうことが大切だから『素直』を選んだ」という話やエピソードには、ちょっと感動して泣きそうになりました。
テックリードの方の「ありがとう と言われることが一番の喜びなので『貢献』を選んだ」という話には丁寧な対応の根源にある想いを感じ、自衛隊出身の方が選んだ「健康」も、バックオフィスの方が選んだ「調和(Harmony)」も、いつも的確な判断をするエンジニアの方の「合理性」も、どれもその人らしさが出ていました。毒物劇物取扱責任者の資格を持つCSの方が選んだ『爆発力』というのも、「爆発というのはあらゆる条件が揃ったときにしか起こらない。MagicPodのメンバーの個性をうまく作用させて爆発を起こしたい」という話を聞いて、なるほど~と感激しました。(しまった!メンバーへの愛が大きすぎてうっかりこのパート長くなってしまった!!!!)

Valueから考える

                事前に考えておいてもらった課題

アイスブレイクの後は、2人1組になって事前に考えてきたテーマについて話し合い、その後は円になって全体で話した内容をシェアしました。

                  ランダムに2人1組に

             円になってどんなことを話したか共有

事前課題の共有のあとは、「Value に関する対話」をしました。具体的には、大切にしている価値観が仕事で生かされた経験をみんなでシェアしました。
MagicPodメンバーが自由に話している間には、エスケイワードさんがキーワードをどんどん付箋に書いてグループ分けまでしてくれています。(ありがとう、山岸さん!)そして、その付箋を見ながら、まずはValueのヒントを考えていきます。

             キーワードを付箋に書いてカテゴライズ

ここでも「自動化は叶えたいことの手段であり目的ではないのではないか」「カスタマーファーストの考え方は、強制するものではなく誠実であることの結果ではないか」など、いろいろな意見が出ました。ざっくりとした方向性が固まってきたら、次はMissionとVisionです。

Mission Vision を考える

意見を出す前に、まずは今あるMissionについて良い点や改善したい点を話し合いました。現在のMissionは、初期に決定したものなので、これからのMissionを語り合うために「今のMissionを叶えたら、その先にどんな展開があるか」という視点でも話し合います。(未来の話をしている時、みんな目がキラキラしていた!)
「MagicPodの譲れないこだわり」というテーマのところでは、「ユーザーの要望にはなんとかして応えるのがMagicPodのこだわり。この価格のサービスにしてはやりすぎだと言われる」といった意見もありましたが、途中からはCEO伊藤さんの面白かったこだわりエピソードが続き、爆笑に包まれる楽しい時間もありました。(伊藤さんは本当にメンバーに愛されている!)
ちょっとだけバラすと ↓

・MagicPodメンバーはレスの速さが尋常じゃない。特に伊藤さんは入社前に1次通過の連絡への返信を土曜日にしたところ8分後に返信があり、さらにその日に2次面接になった。
・(MagicPodは社内Slackが英語)一度どうしても英語で書く時間がなくて、伊藤さんに日本語でチャットを送ったらすぐに英語で返信があった。こういうときでも英語なのねと驚いた!
・MagicPod起因ではない不具合問い合わせでも、伊藤さんは絶対に諦めない。なんとしても無理やりにでも解決策を見つけ出す。そこまでする必要ないのでは?と思うこともある。 など

                                      MagicPodメンバー談

そんなこんなで話し合ううちに、それぞれの思い描くMissionにはスケールにバラつきがあることがわかりました。
「どうせなら夢は大きく、ワクワクするようなMissionを語りたい」
「ソフトウェアに詳しくない人でも理解できるものがよいのでは?」といった意見や、
「私たちはベンチャーなのだから、届けたい人を絞って、よりターゲットに響く言葉にする必要がある」
といった意見が出ました。

                   悩むメンバーたち

そこで、ターゲットを整理したり、細かいすり合わせをしていくことで、「今のMagicPodならこのあたりのスケールにすると良さそう」というのが見えてきました。

              さすがの玉川さんも頭を抱える!?

               この日の最終的なアウトプット

と、いう感じでざっくりとメンバーの考えをまとめることができたところでこの日は終了です。合計4時間以上を費やしたワークショップとなりました。

ワークショップの最後には、参加メンバー全員で感想をシェアしました。
MagicPodメンバーからは、
「こうい機会は今まであまり取れなかったので、すごくいい機会だった」
「みんなのことをわかっているようで、わかっていなかったことに気が付けた」といった感想が出ました。
エスケイワードさんや扇本さんからは
「思っていたベンチャーのイメージが大きく変わった。とても誠実なメンバーで一気にMagicPodが好きになった!」
「ライバル会社や差別化という視点がほとんどなくて驚いた。自分たちのすべきことを真摯にやっている真剣さを感じた」
といった感想をいただきました。

                  最後に集合写真

最後に、お世話になったエスケイワードさんもご紹介もしておきます。
株式会社エスケイワード私が前職からお世話になっている会社で、もともとはWEBや紙媒体の制作を得意とする会社ですが、最近ではCOOの沢田さんをはじめとするワークショップデザイナーの方たちの活躍で、ワークショップを通じたコンセプト策定からお願いできます。中部が本社で、名古屋ではとても有名な会社です。
個人的には、いくら知識があっても、こういったワークショップをする際には外部の方に企画・進行をお願いするのはマストだと感じました。本当にお願いしてよかったです。

ということで、次回明文化編に続きます!

※当記事の原文はこちら


新しいMVVを考えよう!! ~ワークショップレポート・発散編~ |AIテスト自動化プラットフォーム「MagicPod」公式note|note
皆さんこんにちは。MagicPod広報の田上です。今回は、今MagicPodが取り組んでいる真っ最中の MVV策定について書いてみようと思います。MVVとは、ミッション(実現したいこと)・ビジョン(なりたい姿)・バリュー(行動指針)のことです。長くなるので2回に分けて書いていこうと思います。 ...
https://note.com/magicpod/n/n8a4b1c30478c

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