こんにちは。FABRIC TOKYO 店舗UXチームでスーパーバイザーを務めている向井駿介(むかい しゅんすけ)です。
私は2020年に新卒でFABRIC TOKYOに入社し、現在はマネジメント業務とコーディネーター業務を担当しています。
具体的な業務としては、チームメンバーの目標設定と評価、目標達成に必要なコミュニケーション、そしてお客さまの採寸やオーダー品の提案をしています。
この記事では、私が新卒としてFABRIC TOKYOに入社し、4年間でどのようなキャリアを歩んできたかを振り返ります。
FABRIC TOKYOにより興味をもってもらえるきっかけになると嬉しいです!
キャリアの変遷
1年目:初めての配属で横浜に
私がFABRIC TOKYOに入社した理由は、ブランドコンセプトである「Fit Your Life.」とブランドフィロソフィーである「HI-SUSTAINABILITY」に強く共感したからです。
また面接担当の方や店舗の方と話すなかで、働く方々がそれぞれ魅力的であったことも入社の決め手でした。
入社後は採寸の研修や店舗での接客研修などを経て横浜店に配属されました。横浜店では、個人の採寸提案スキル向上と同時に、店舗オペレーション構築につとめました。
また配属は横浜店でしたが、FABRIC TOKYOは全店でシフトを組んでいるため、他の関東店舗で勤務することもあります。
普段は話せないメンバーと話したり、店舗ごとに取り組んでいる施策を知ったりすることで横浜店に活かせることがあり、良い時間を過ごすことができました。
2年目:転勤で福岡へ
初めの配属から約1年後、福岡店へ転勤という形で配属となりました。
当時の自分は転勤にワクワクしていました。不安もありましたが、知らない土地で暮らせること、新しいメンバーと新しいお店で働けること、こうした変化や未知の体験に前向きでした。
「働く」を飛び越えて新しい土地で生活することで、その土地の文化や魅力を知ることができます。
そして「働く」という意味では、関東とは違ったお客さまを知ることも、ブランドのお客さまを知り続ける上で発見があります。
さらに関東や他地域にいる同期と、各店舗の施策について共有し合い、お互いに良い部分を取り入れたりすることもでき、新たなアクションを生む機会にもなっていました。
3年目:福岡でストアマネージャーへのチャレンジ
福岡の配属中にストアマネージャーの募集に挑戦、育成期間を経て正式にストアマネージャーに任命されました。
任命当初はとにかく必死で、理想のマネジメントはできていなかったです。
それでも、チームの目的と、メンバー自身&メンバーのゴールに向き合い続けました。
メンバーや上司とぶつかる瞬間もありましたが、この期間でマネジメントの喜びと人と向き合う上での心構えを築くことができ、目的思考や信頼構築力が身につきました。
他にも、地方採寸研修や採用面接など、様々な体験をしました。ストアマネージャーになることで、明らかに判断や決断の回数が増え、覚悟も強くなっていきました。
4〜5年目:関東異動とスーパーバイザーへのチャレンジ
4年目には関東に異動し、渋谷MODI店と横浜店でストアマネージャーとして働きました。
この期間で、店舗の目的・目標を達成するために「いかにメンバーの特徴を発見して強みに変える環境づくりを行えるか」、「チームメンバーの目標をどう達成するか」という思考が育まれていきました。
その結果、マネジメントにおけるコミュニケーションの引き出しや使い分けができるようになっていきました。
同時に4年目の後半からは、横浜店に勤務しつつ、スーパーバイザー(以下SV)という役割に挑戦しました。
自身の経験を活かして、ストアマネージャーの伴走や、全体のチーム編成を担おうとしましたが、役割が変化するなかで、自分の強みを見失い、感情に蓋をしてしまった時期もありました。
その結果、はじめのチャレンジ期間(※試用期間のようなもの)ではSVに合格することができませんでした。
それでもその事実を受け入れ、自分自身の感情と課題に向き合うことで、少しずつまた変わることができました。
結果的に自分が変化することで、ストアマネージャーの伴走もできるようになってきました。
未来への展望
今年8月、二度目のチャレンジ期間を経て正式にSVに任命されました。
これまでの4年間で強く感じたのは「裁量権は自然に降ってくるものではない」ということです。
就職活動中、「裁量権がある会社」を求めていて、FABRIC TOKYOはそれがある会社と思い入社しましたが、そのときは「裁量権」をどこかで降ってくるものだと思っていました。
FABRIC TOKYOは「オープン」を掲げていて、社歴にかかわらず自分の意見を伝えることができ、思っていたとおりの裁量権のある会社です。
ただし、それは簡単に降ってくるのではなく「主体性を称賛し加速させる」環境と、個人の「自ら提案&実行する力」が合わさって、結果的に与えられるのが「裁量権」なのだと学びました。
今後は、SVという役割を通じて「FABRIC TOKYOらしさ」をより尖らせる起点でいたいです。それが中期的に事業・組織を創り、ビジョンを実現することにつながると信じています。