検索・推薦チームが社内ハッカソンをやってみたら、めちゃくちゃ有意義だった話 | 株式会社LegalOn Technologies
こんにちは、LegalOn Technologies採用の松本です。今回は開発組織の取り組みとして、9月に検索推薦チームが実施した、開発合宿(ハッカソン)の様子についてお届けします!当日、オフィ...
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こんにちは!LegalOn Technologies採用担当です。
検索推薦チームによる「ハッカソン」が、今年も行われました!
2025年6月18日~ 6月20日の期間で開催され、発表会当日はプロダクトマネージャー(PdM)もゲストで参加し、成果物へのフィードバックや意見交換を実施。
ハッカソンの開催プロセスと、成果発表会当日の様子をぜひご覧ください!
▼ 昨年のハッカソン開催レポートはこちら
6月18日~ 6月20日の3日間にかけて開催され、検索推薦チームの約8名が参加しました。
今回のハッカソンは、以下の達成を目指して開催されました。
💡ハッカソンとは?
ハッカソン(Hackathon)とは、「ハック(Hack)」と「マラソン(Marathon)」を組み合わせた造語で、短期間で集中的に開発に取り組むイベントを指します。参加者が与えられた課題に対してアイディアを出し、ソフトウェアを開発するものです。
事前にハッカソンのテーマの種となるアイディア出しを行いました。
まずは思いつく限りのアイディアを全員でMiroに書き出し、その後チーム内で投票を実施。投票数が多いものを掘り下げていきました。業務効率化、新たな技術の探求、AIやLLMの活用など、様々な視点からアイディアが挙がりました。
自身が取り組むテーマについてプレゼンし、メンバーからフィードバックをもらうことで、さらにテーマをブラッシュアップしていきます。
他の人のテーマに惹かれた場合は、チームマージも⾏われ、複数のアイディアを組み合わせた新たなテーマに取り組むチームも結成されました。
ピッチされた主なテーマ:データ処理の効率化、新しいユーザーインターフェースの提案、既存システムの改善など、参加者それぞれの興味や専門性を反映した、ユニークなテーマが揃いました。
2日間の合宿が始まりました!
取り組んでいるテーマの振り返り、その日実装したものやデモなどを共有。 「今こんなことに詰まっている」「できたんだけどつまらなかった‥」「ここは動くようになった!」など様々な報告があがりました。
いよいよ成果発表会の日。2日間でどんな開発が行われたんでしょうか。
吉井さんの司会でスタート!
(Search Engineering Manager 吉井さん)
順番に成果物を発表していきます。
どの発表も短期間で開発したとは思えない完成度で、メンバーからの質疑応答も活発に。
(オンライン参加者の成果発表をみんなで見守ります)
具体的には以下のようなテーマの発表がありました。ほんの一部だけご紹介!
Deep Researchを行なって、法務相談に対する回答案を自動生成するシステム。法令・ガイドライン・「契約ウォッチ」* などから、法務相談内容に関連する内容を何度も検索して回答に必要な情報を収集し、回答を生成。エージェントの評価基盤も作成し、それを用いた精度改善も実施しました!
※「契約ウォッチ」=当社が運営する法務関係者向けの情報提供メディア
パブリックコメントや省庁報道 RSSなどをウォッチし、自社に影響がありそうな情報について、影響の推定やNext Actionの提案を行うシステムを開発! 以下は「とあるガス会社」を想定した例です。
今年はプロダクトマネージャーも発表会に参加し、発表内容に対してPdMの視点でフィードバック、意見交換が行われました。「実際にお客さまからこういった声があるので、これは早くサービス化した方がいいです!」と説得力のある意見を貰い、会場は盛り上がり。
(成果発表会にゲストで招かれた、PdMの吉野さん、泉さん)
また、今年はほぼ全てのメンバーが開発にAIを活用!
当社では、Claude Code, Cursor Business, GitHub Copilot Business, JetBrains等の開発支援ツールが利用できます!
今回のハッカソンの取り組みを振り返り、次につながる知見をみんなで洗い出し。
ハッカソンの成果や開発されたシステムの一部は、全社定例会議でも共有され、社長からは「すごい、これは期待してます!」の声。「ハッカソンで作って終わり」ではなく、その後のプロダクトにも活きるようなテーマが多く生まれました!
最後に、参加したメンバーからの感想をご紹介します。
🧑🏻🦱 吉井 / Engineering Manager
AIを活用した開発が盛り上がっているタイミングで、ハッカソンを行うには最適なタイミングだと感じました!思いついたアイデアを素早く形にするプロセスを体感することができ、またAIを活用した開発の勘所やテクニックを学ぶ良い機会になりました。この経験がその後の業務の効率改善に間違いなく役立っていると思います!
PdMの方々にご協力いただくことで、「作って終わり」ではなく今後のプロダクト改善につながるような視点をもらえたこともとても良かったです!
🧑🏻🦱 福田 / Search Engineer
普段業務で触れられないけど、気になっている技術を試す絶好の機会になりました。エンジニアからボトムアップで今の技術で何ができるのかの現在地を提示できてよかったです。また、ハッカソンはPoCの作成という作業上、AIコーディングエージェントを活用しやすく、チーム内でコーディングエージェント活用のノウハウが一気に貯まったのもよかったです。
参加された皆さん、本当におつかれさまでした!
今後も、開発組織の取り組み内容をお届けしていきます!
LegalOn Technologies の開発チームでは、検索推薦エンジニアを積極採用中です! ご興味のある方はぜひお気軽にご連絡ください。