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「デザイナーチームで行動指針について話し合う」と題して、今回はLabBaseのデザイナーメンバーたちが行動指針について話し合う中で、仕事への向き合い方や大事にしている価値観などが垣間見える形で紹介できればと思い書いていきます。
LabBaseについて
LabBaseとは、研究領域に関わる研究者や理系学生・企業に対して、LabBaseというプラットフォームの中で「就職」「転職」「研究室」など複数のサービスを展開しています。
きっかけはデザイナーチームの在り方やカラーを表現するため、LabBaseにある3つのValueをデザイナーチームなりの言葉で再定義してみようという試みです。
元の目的はチームのミッションを決めるための話し合いでしたが、
チームミッションを決めるとなると対象が大き過ぎるのでまずは足掛かりとしてより考えやすい「行動指針」から始めて行こうとなりました。
各々メンバーの個性や考え方を知れる良い機会と思い、途中経過を切り取っています。
[枠を決める]
こうした決め事は自由に書いていくと無限に広がってしまうので、枠を決めました。LabBaseには3つのValueがあり、評価制度にも紐づいている会社の重要な価値観なのでValueに当てはめながら「デザイナーにとってのValueを体現できる行動って何?」というテーマで意見だしをしていきます。
LabBaseの3つのValueとは?
デザイナーメンバーで1つの言葉を決める
Valueの1つBHAG Drivenは「今までの自分たち成長曲線上では届かない高みに届く結果を目指す」といった意味の言葉です。
LabBaseでは、日々プロダクトの改善・施策や新規事業の種が色々な場所で話されていますがそうした中で、まずは理想があって理想を実現可能な形にするためのやり切り力が大事。期待される仕事や役割に「一匙入れてみる」自分がこの仕事に関わった意味を見出し、期待を超えるアクションを
といった断片をみんなでこねて1つのポリシーをつくっていきます。
対話の一例のイメージですが、こうしたコミュニケーションもFigmaをつかいます。最近は付箋や直感的にマッピング図がかけるのでFigjamが便利ですね!
ポリシーなどの決め方にルールは特に決めてないですが、
1. まずは自分なりの考えを出しながらアイデア・発散
2. 似たような内容のグルーピングやカテゴリ分けなどの整理
3. 全体像を見る。その構造の中での位置からも検討し、1つの言葉に落としこんでいく
などの工程を経て以下のように行動指針として1つずつ言葉に落とし込んでいきます。
考えてる途中のチームValue案
まだ決定ではないですが、ここまで考えてきたみんなの考えを3つのValueに置き換えてみると以下のようになると思っています。
〈意図〉
・自分の思考パターンだけではジャンプできない。
・異なる価値観との化学反応を楽しむ。
・目指すべきは成果だが、どんな山の登り方をしたか?なぜそれをやるかの意味づけも大事
〈動き方の例〉
・異なる価値観の人とも臆せず関わり、そこから何を感じ学を得たか?活かせたか?など言葉やビジュアルで発信していく。
・自分以外の人の成長にも関心を持ち、何を目指したいのか?そのために助けてあげられることはあるか?などコミュニケーションが取れる。
〈意図〉
・色々な価値観があると認めれば新しい発見がある。自分自身の価値観が広がる。
・「やれることよりやりたいこと」自分が成長することで事業やプロダクトも成長する
〈動き方の例〉
・デザインもルールがあるがどれかを外して良くなることも。
・デザインはみんなでつくるもの。ビジネスメンバーもエンジニアも1チームと考えアイデアを借りながら、磨き合いながら最終アウトプットとしての良いデザインをリリースできるように。
〈意図〉
・他の人へのフォローがチーム全体の総力を上げる。→より質の高いアウトプットになる。
・「早く行きたければ一人で行け、遠くへ行きたければみんなで行け」精神。
〈動き方の例〉
・デザイナーの情報の整理や課題解決思考を武器に、気づきを与えられる役割を努める。
・誰かのアウトプットに対して、批評で終わらず、良いところを見つける、さらにより良くするための提案を。
いかがでしたでしょうか?
今回のデザイナーチームでの取り組みの紹介は以上となります。
まだまだ人数の少ないチームなので整っていないこともありますが、よく言えば自分たちで「チームの存在意義やポリシーをつくっていける、色を出していくことができる」環境です。
ご紹介したデザイナーチームでの取り組みは色々な業務の中の一部ですが、この記事を読み「もっとどんな人たちか知りたい」「他の業務にも興味ある」などLabBaseのデザイナーポジションに興味を持って頂けた方がいらっしゃればお話しできると嬉しいです。