株式会社コンタクト 採用担当の末永です。私は現在、採用・教育・人事・エンジニアサポート を担当しています。
私はこれまで多くのチームづくりやキャリア支援、未経験エンジニアの育成に関わってきました。
日々感じているのは、働き方の本質が変わってきているということ。
就職したら安泰、肩書きがつけば一人前、、、そんな時代は、もう過去の話です。
今は、たとえ未経験でも、たとえ新人でも、
「どう動くか」で大きな差がついてしまう時代です。
■目の前の仕事だけでは、埋もれてしまう時代
Z世代の登場、終身雇用の崩壊、副業解禁、リモートの普及、早期離職の増加、、、
時代の変化はスピードを増し、働き方はどんどん多様化しています。
「言われたことを正しくこなす」だけでは、存在が埋もれてしまう。
だからこそ今、必要なのは、、、
“管理する力”と、“動かす力”の両方です。
■マネジメントとリーダーシップは、何が違うのか?
私たちはよく、「あの人はマネジメントが上手い」「この人はリーダーシップがある」と言いますが、
実際その違いを明確に説明できる人は意外と少ないんです。
● マネジメントとは?
今ある仕組み・人・時間・情報を、目的に向かって正しく運用する力。
● リーダーシップとは?
周囲を巻き込みながら、まだ見ぬ課題や変化に挑んでいく力。
どちらが正しいとか、どちらが偉いとかではありません。
両方あって、初めて組織やチームは前に進めるんです。
■「どちらかだけ」では足りない時代
マネジメントが得意な人は、決められたことをきっちり実行できます。
でも、それだけでは変化に弱く、現状維持の枠から出られません。
逆に、リーダーシップがある人は、周りを巻き込んで進もうとします。
でも、地に足がついていないと、結果に結びつかないこともある。
だからこそ、両方をバランスよく育てることが、これからのキャリアの土台になるんです。
■実際にあった、ある実例
実際に、過去の現場でこんなことがありました。
ある若手社員が、プロジェクトの進捗を細かく管理し、期限や品質を守ってくれていました。
まさに、見事な“マネジメント”です。
一方で、別のメンバーが「もっとスムーズにいく方法があるかも」と提案し、
みんなを巻き込んで仕組みを改善しました。これは“リーダーシップ”の力。
どちらかが欠けていたら、プロジェクトはうまくいかなかったはずです。
管理する力と、変える力。その両方が噛み合ったからこそ、チームは成果を出せた。
■リーダーでも上司でもない、あなたがやるべき理由
「いや、自分はまだ新人だし…」
「マネジメントやリーダーシップなんて、偉い人の話でしょ?」
そう思った方にこそ、伝えたいことがあります。
マネジメントもリーダーシップも、“今の立場”とは関係ありません。
むしろ、これからのキャリアを自分の手で切り拓いていく人にこそ必要な視点なんです。
■コンタクトが育てたい力
私たちは、単に技術を教えるだけの会社ではありません。
エンジニアとして長く成長し、どんな時代・現場でも活躍できる人材を育てるために、次のような力を大切にしています。
● チームでプロジェクトに参画し、自分と他メンバーを客観的に見る力
どんなに優秀な人でも、1人で成果を出せる仕事は限られています。
プロジェクト単位で仕事をする今の時代、
自分の役割・強みだけでなく、仲間の考えや動き方を理解し、違いを受け入れていく視点が欠かせません。
例えば、チームワークを重視した実践型のプロジェクトに参加することで、
- 自分のこだわりやクセに気づく
- 他メンバーの意見や得意分野を認め合う
- 困っている仲間に自然と手を差し伸べる
こうした「客観視」の力が、あなたの視野と成長の幅を広げてくれます。
● 毎月の目標設定と振り返りで、行動の軸を育てる仕組み
ただ現場で経験を積むだけでは、本当の意味での成長にはつながりません。
コンタクトでは、
- 月ごとに“自分なりの目標”を言語化し
- 実際の行動や成果を定期的に振り返る
このサイクルを徹底することで、自分の成長を“偶然”にしない環境をつくっています。
これにより、やらされ感ではなく「自分の意志で働く」意識が自然と身につき、
どんな現場でも自律的に動ける人材へと成長できるのです。
● 自律と協働を両立させる「コンピテンシーチーム」制度
個人の成果主義が進む一方で、“チームで支え合う力”も今まで以上に大切になっています。
当社独自の「コンピテンシーチーム」制度では、
- 各自が自律して自分の強みを伸ばしつつ
- チーム全体で助け合い、高め合う文化
を徹底しています。
「困った時はチームでフォローし、成長は全員で喜ぶ」
そんな関係性の中で、自分だけでなく仲間の成功も応援できるエンジニアに育っていきます。
こうした仕組みや日々の取り組みを通じて、未経験の方でも自然と
マネジメントとリーダーシップ、両方の素養を実践の中で身につけていける環境を用意しています。
「技術だけで終わらない、ずっと成長し続けられる力」を、
私たちと一緒に磨いていきませんか?
■最後に
マネジメントができる人は、チームを安定させ、目の前の目標を着実に達成できます。
リーダーシップを発揮できる人は、チームに新しい風を吹き込み、現状をより良いものへと変えていきます。
どちらか一方でも十分に価値はありますが、
両方の力を持った人は、組織そのものの「未来」を切り拓く存在になれます。
これからの時代、会社やチームが本当に求めているのは、単なる“管理者”や“まとめ役”ではありません。
「決められたことを守る」だけでは、変化の波に飲まれてしまう。
「新しいことに挑戦する」だけでも、現実的な成果につながりません。
安定を支えつつ、変革を起こす。その両輪を回せる人こそが、これからの時代の主役です。
その力は、特別な人にしか身につかないものではありません。
今のあなたがどんな立場であれ、小さな一歩から積み重ねていくことができます。
毎日、自分のベストを少しずつ更新していく。
その繰り返しが、いつか“自分史上最高”の自分にたどり着く道です。
Challenge Your Best. 今ここから、あなたの挑戦を始めてみませんか?
新しい自分に出会う一歩を、私たちと一緒に踏み出しましょう。