株式会社コンタクト 採用担当の末永です。私は現在、採用担当・教育・人事・エンジニアサポート を担当しています。
普段は未経験エンジニアの方を中心に、キャリアの第一歩となる面談を行っています。
「人と話すのが苦手だけど、エンジニアって一人で作業するから大丈夫…だよね?」
そう思っていませんか?
実はその考え、エンジニアとしてのキャリアをスタートさせる上で、一番危険かもしれません。
技術だけでは乗り越えられない“壁”が、必ずやってきます。
でも大丈夫。
それを乗り越えるための「話し方」や「認識の合わせ方」は、入社後にちゃんと学べます。
今回は、当社の新人エンジニアがぶつかるリアルな課題と、それをどう乗り越えているかをご紹介します。
技術よりも、まず“人と話す力”?
エンジニアに必要なのは「コミュニケーションスキル」です。
「エンジニアって、黙々とパソコンに向かっていればいい仕事でしょ?」
――そう思っている方も多いかもしれません。
でも実際には、未経験で入社した方の多くが最初につまずくのは、IT技術そのものではなく“コミュニケーション”の部分です。
逆に言えば、技術は後からでも伸ばせる。
でも、人と関わる力を「スキル」として捉えていない人ほど、最初に苦労するのです。
「コミュニケーション=雑談」ではありません
エンジニアに必要なのは、“認識をすり合わせる力”。
私たちが言う“コミュニケーションスキル”とは、
「雑談が得意」「人と話すのが好き」という意味ではありません。
むしろエンジニアにとって必要なのは、
・自分が理解した内容が正しいかを相手に確認する力
・相手の意図を正確に読み取る力
・認識がズレていないかを会話の中で調整する力
この3つです。
なぜ必要か?
エンジニアは「品質」と「納期」を求められる仕事です。
でも、要件や作業内容にズレがあるまま作業を進めてしまうと、
手戻りが発生し、結果的に納期遅れや品質低下につながります。
こうした「ズレ」を防ぐために、
日々の会話やチャット、打ち合わせの場で、認識合わせが必要になるのです。
人見知りでも大丈夫?
答えは「YES」。でも“努力ゼロ”ではない。
「コミュニケーション苦手なんです…」という方は、正直に言うと少なくありません。
実際、当社にも「人と話すのが苦手」「自分の考えをうまく言葉にできない」と悩んで入社したエンジニアがいます。
でも彼らは、“業務で必要な会話”を割り切って練習する中で少しずつ慣れていきました。
最初は自信がなかった彼も、
今では自らチームメンバーに声をかけ、リーダーとして活躍しています。
ポイントは、「雑談力」ではなく「業務で必要な会話に慣れること」。
当社の研修では、その第一歩をサポートします。
研修で学べる「社会人基礎力」
エンジニアになる前に、土台を固めよう。
当社では未経験から入社された方向けに、入社後の研修で以下のような内容を扱っています。
- 社会人としての報連相・スケジュール管理
- 指示の読み取り方、確認の仕方
- チーム内での情報共有の方法
- 自分の考えを文章で整理する練習
- ミスをしたときの対処法、責任の取り方
これらはすべて「エンジニアとして成長するための土台」となるもの。
技術が身についてからではなく、最初に学ぶことで、安心して業務に入れるのです。
「孤独感が怖い」という方へ
チームで働くからこそ、支え合える環境があります。
よく「IT業界って孤独そう」と不安に思う方もいらっしゃいます。
でも当社では、リーダーや先輩エンジニアが定期的に面談を行い、課題や悩みを一緒に解決しています。
また、チーム単位でのフォロー体制があるため、“ひとりぼっち”になることはありません。
エンジニアに必要なスキルや知識は、一緒に働くチームの中で身についていくものです。
最後に
「話すのが得意じゃないから、エンジニアには向いてないかも…」
そんな風に諦めるのは、ちょっと待ってください。
コミュニケーション能力は、持って生まれた“才能”ではなく“トレーニングできるスキル”です。そして当社は、それを育てる環境を整えています。
異業種からの転職で不安を感じている方こそ、
ぜひ一度、私たちの研修を覗いてみてください。
あなたの「エンジニアになりたい」という気持ちを、全力で支えます。